Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

葦毛湿原から 二川に行けるんかなぁ? Ⅲ

2013-07-30 22:45:02 | 山歩き

結局 7月1日にもう一度続きを見に行きます。

しかしこの日も出足は遅くて・・・・・授業を終えてからの集合と言うことで  ちょっと焦ります。
駐車場に待っていても軟弱者の私がくらくなる前に下山できるかどうか考えると 不安ばかり

かなり頑張りましたよ。 息子が恥をかいてもいけないしね

先日使ったコースでは無く 湿原の続きから巻道を使って行くことにしました。 こっちの方が楽ちん。 そのせいか 先日50分ほどかかった登りが25分です。

やった~~

Sankakuten
二川への分岐から登っていくと れれれ
三角点

それも密かに隠れるようにあります。

何山なんだろう?

ここから 二川の方向を見ると やまなみが延々と続きます。

今日は覚悟して行かないとなぁ

Hagi
でも二の足を踏んでしまいました。
びっくりするような 大下りです。

露岩とごろごろ石なので ずりっといきそうで 両手を使って降ります。

「これ 大丈夫かなぁ 何人か転んで怪我しそうだなぁ」と先生達も消極的。

いやいや それは歩き方を教えてあげてください・・・・と責任が無い私は思うわけですが

P1210314大下りの後は 道は登っています。

歩き始めに見た尾根は 高低差が無いように見えますが そこは山の連なり
アップダウンが 続きます。

道は良く整備されています。
豊橋自然歩道のようです。

Tenbou
尾根からは 二川の町が見えます。

のんほいパークは何処じゃー

Tenbou2豊橋の町も見えます。

あ 駐車場が見える。あの池の手前が葦毛湿原かぁ

Tozandou3
これからの道が見えます。手前の誰かさんのおなかの辺から細い道が見えるの解りますか?

尾根上に白い露岩が見えます。 

あの岩駐車場から見えていた。

Sankakuten2
ここにも三角点があります。

地図を先生達に渡してしまったので この三角点が何処のものかさっぱり解りません。

道は豊橋自然歩道から二川自然歩道に変わります。

豊橋自然歩道をそのまま行くと大倉山の方にでるようです。 それもアリかな?と思うのですが

凄く頑張ったけれど 2時間弱かかりました。

Taimatutouge
松明峠です。

258メートルしか無いのかぁ・・・・

低山をなめていたわけでは無いのですが ちょっと疲れました。
しかしここがあの連なる尾根のどん付きのようです。 ここからの展望もなかなかです。

かなり広く切り開かれた場所なので ここで120人のお昼にしようと思っていましたが ここまでみんなの気持ちが持つかどうか

Hokora
小さなお社がありました。

この広場 人工的な建造物の匂いもしたりして。。。。

どんな歴史があるのかまだ調べることが出来ていません。

松明を焚いて神事を行った場所・・・とも思えないのですが

さてここで終わりと思ったら まだまだ続きます。

Kaidan2
お社のすぐしたから長い長い階段が続きます。

真ん中奥の黒っぽい木が見えると思いますが その下に地道が見えるの解りますか? 
少なくてもあそこまでは大下りです。

階段が細かいので歩きにくくは無いですが

Tozandou4

Tozandou5その後 緑の森の中を抜け気持ちの良い山歩きをしながら民家の脇にでます。

本当は二川自然歩道の入り口は伊賀石神社の所のはずですが 山歩きになれていない先生達 下見をキャンセルした先生に連絡を取り ここまで迎えに来てもらって

なので この先私よくわかりません。

ちょっと残念です。 また季節の良い時に行ってみましょう。 展望だけは本当にすばらしいですから。

後に息子から連絡ありました。

「山越えは諦める。 自分としては山道歩かせたいんだけれど 道中トイレが無いのは痛い」
と 

なので当日は 葦毛湿原の案内だけになります。 う~~ん ちょっと複雑。

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葦毛湿原から 二川に行けるんかなぁ?Ⅱ

2013-07-24 22:06:56 | 山歩き

急な階段の後に 尾根につきます。 一息峠とあります。

初めて来た場所では無いのに???でした。 階段の上はNHKの中継所だと思っていました。ところがベンチが一つあるだけの ちょっとした広場

人の記憶って全く当てにならない。

Tozandou2
ただ 一つの記憶は合っていました。
右手に登っていく登山道があります。

急ですが 二川方面の標識が・・・・

前の時もすぐに二川方面が見えるかもしれないと思って登ってみたのでした。

私も行ってみたけれど よくわからなかった・・・・とオモニ

今日は先まで行ってみますが とりあえず後方に戻って中継所まで行ってみましょう。

800メートルとあります。

Sasayuriおやおや ササユリロードです。

尾根道に一杯のササユリが咲いています。

ほんのり染まったピンクがきれいです。

Sarutoriibara
山帰来の実が出来ています。 暑い夏を乗り越えた頃 あの実は真っ赤になるんですね?

時々藪こぎの邪魔をする蔓もまだあんまり成長していないようです。

Denpatou
NHKの中継所

下がちょっとした花畑になっていましたが あまり咲いていない。

登山道にいっぱい花があるから必要ないでしょう。

この近くは春になるとカタクリが群生するそうです。近くにはユーカリを植えていた山も・・・・・

昔のんほいパークにコアラがいて(本当かなぁ? 聞いたこと無い)そのえさを調達するためにユーカリを育てていたとか

Sasayuri2_2
特別に美人なササユリです。

P1210285

Hamanako
浜名湖が見え 遙か遠くには浜松のアクトタワーも見えています。

遠足のゴールであるのんほいパークはどこじゃ~~~

Okatoranoo

Higasiyamahoumen
あの長い尾根をどん付きまで行って降りると二川のようです。

ひぇ~~っ 
子供たち 行けるかなぁ?

7月1日に今度は学校の先生達と下見をします。
よ~く考えてもらおう。

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葦毛湿原から 二川に行けるんかなぁ? Ⅰ

2013-07-19 00:23:31 | 山歩き

息子の学校で10月の遠足に葦毛湿原へ行くという。
総勢120人なので 花ガイドなどやってはくれないかと・・・・・ ええっ? ガイドって
生物の先生一人しかいないとのことで頼むって

Map

こりゃ大変  少し仲間で心当たりあるから声かけておくよ

しか~し 120人となると 豊橋の狭い道を歩くのは問題あるんじゃ無いの? どうしよう?
と言われて 昔尾根伝いに 二川まで行けると聞いたことがあるのを思い出した。

そのことを息子に伝えると その道を使いたいという。 いやいやこれはこれで心配ですが・・・・
伊吹山ネイチャーネットワークの仲間のKさんに聞いてみたら 地図を用意してくれて 色々アドバイスをくれた。

ふ~~む 一度行ってみるか。 言い出しっぺは責任持たないと

と言うわけで ピーちゃんと葦毛湿原行ってみる。

まずは葦毛湿原で カキラン見ましょ

Sansakuro湿原までの道 
何となく 上高地の緑を思い出しました。 水の音もしています。

Hana
10月4日当日はこんな花が見られるはずです。

う~~ん  知っている花ばかりです。 少し勉強して行けば 説明は出来るかもしれません。

エピソードをどのくらい挟めるかが鍵ですね

Mokudou
こんな木道を入って行きます。
この湿原蛇が多いんだよね。 おそるおそる進んでいきます。

それにしてもわさわさしてるわ・・・

Kakiran
先日山室湿原で見られなかったカキランがあります。

本当に柿のような綺麗な色だね

初めてこの蘭を見たのは籾糠山でした。以来 この花のファンです。

Mousengoke
モウセンゴケの花

ピーちゃんが私に見せたかった花のようです。

花の下にネックレスのような鎖がついています。
あの赤い不思議な食虫植物はこんなに可愛らしい花を咲かせるのです。

赤い花もあるんだよ・・・・と言われて

Mikawamousengoke
何と可愛らしい花でしょう

たぶんミカワモウセンゴケの花です。
白いのと少し様子が違います。 こちらはネックレスが下がって無くて縦に花芽がついているようなのです。

Mikawamousengoke2
こんな可愛い団体さんもいました。

湿原はかなり陸地化しています。 土を取り除いて 湿原を取り戻す作業もされているようですが ここでも保護のあり方に苦労しているようでした。

二川に行くにはとにかく尾根に登らないといけません。

湿原を通っていく方法は楽ちんコースだそうで もう一つはごろごろの岩や石ころが転がる道を登っていく方法できついのだとか。

Tozandou
とりあえず 岩ごろの道を行ってみます。 両方行ってみて当日のコースを決めましょう。

バイケイソウの群落地も行っておきたかったし。

Haedokusou
ハエドクソウ・・・かな?

去年 満観峰でいっぱい見た

Baikeisou
時期は終わっているんだけれど 一株だけ残っていてくれた

ミカワバイケイソウ

緑の可愛い花がびっしりとついています。 これが毒草って・・・・・ねぇ

Makimiti
バイケイソウの群落地を越えると 湿原からの楽ちんコースと合わせて 尾根への登山道に変わる。

前に石巻山からここまで大縦走(私にとってはね)した時 この道通ったはずだけれど 巻道こんなに長かったっけ?

Makimiti2
行っても行っても尾根につかない。

山を一周するんじゃ無いかと思えるくらい回っていく。

おかしいなぁ

Kaidan
すっかり飽きた頃に長い寒暖が現れた。

うへっ  ちょっときついね。

行く手が明るくなって尾根に到着~~~

子供たち歩けるかなぁ?

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山室湿原ちょいと寄り

2013-07-17 22:16:31 | 山歩き

伊吹山の帰りに時間があると寄るところがあります。
山室湿原

ここは私の住む愛知県とも多生の縁があるようです。 何でも湿原に育つ花々の中に 豊橋の葦毛湿原から移されたものがあるのだとか

で 今回は こんな花

Tokisou
トキソウ

去年はこの花を求めて作手の湿原に行きました。 長靴を履いていてもずぼずぼと沈んでいきそうな湿原だった。

Tokisou2あまり開いていないけれど 団体さんで・・・・

Hana
あれ? 今更だけど 何だっけ?
クサギと思っていたけれど 花の様子が違う。

Nejiki
6月に入ってもネジキの花が満開

白くて可愛い花です。 私はいつもこの木がくねくねしているかどうかを確かめます。

Mousengoke
モウセンゴケ
花はまだでした。

Haccyoutonbo
ハッチョウトンボの雄です。

動物の世界は雄の方が美しい・・・だそうで

Hoccyoutonbo
雌はこんなに地味です。
綺麗になる努力は必要ないようです。

と言ってもこの蜻蛉私には綺麗に見えますけれど。

ま こんな訳で 6月の初めでは まだカキランも咲かず またね・・・で 湿原を後にします。

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伊吹山2ヶ月 季節の花の移り変わりⅤ

2013-07-16 21:13:59 | 山歩き

IbukihatazaoMizu2

5月の初めに 伊吹山を白くしていたのは イブキハタザオ

ハクサンハタザオなどと比べて毛むくじゃら 

イブキハタザオは伊吹山固有種
これは花の付き方が違うのでヤマハタザオでしょうか?
何でハタザオだけでいっぱい種類があるんでしょうかねぇ?

訳が分らなくなってきますよ。

Ibukiendou
春はイブキエンドウが咲いています。

カラスノエンドウと比べて少し大ぶりな気がします。
一番違うところはくすんだような色の花でしょうか?

この花には面白い話があります。

元祖帰化植物とも言うべき外来種です。
織田信長が伊吹山に薬草園を作りたいと願い ポルトガルから3000種の薬草を輸入した時に(3000種って大げさな気がしますが)それについてきてしまった植物の一つです。 外来種から 市民権を得た植物と言うことでしょうか?
もちろん他にもあります。

Renrisou
とっても暈けているので出したくないんですけれどね

キバナノレンリソウ

レンリソウは あのクワガタソウと同じく連理の枝に例えられる男女の愛情を示す花

帰化植物だけれど なんだかロマンあふれるエピソード一杯で つい寄ってしまいますね。
そんな理由でやってきた植物だから伊吹山でしか見られないそうです。

Ibukitoranooまたまたしょぼい写真ですが一応イブキトラノオ

6月も末になると あちこちでこの花が咲き始めます。

もう少しすると藤色の綺麗なしっぽ クガイソウが見られるかしら?

Mamusisou
5月から見かけてはいますが 6月末になると マムシグサもなかなか立派になって来ます。

雌雄があると教えてあげたら見る株見る株花の根元を開いて見ています。
言ってみればスカートめくり?

なんだか年をとると恥じらいが・・・・・ムニャムニャ

Mizu_2

5月に見たミズ(ウワバミソウ)はまだ柔らかそうでした。 ウワバミソウの茎はとても美味しいので大好き。
山のおばさんは塩漬けにしておいて私が行くと炒め煮をしてくれます。

とても美味しい。 どんぶり一杯食べてしまいます。

Mizu2_2
6月も終わりになると花が成長して見るからに硬そうです。

また来年ね
あ 伊吹山の植物はとってはいけません

Utugi
ヒメウツギ

いろんなウツギが咲き出します。
ウツギってユキノシタ科ウツギ属 ちょっと驚きました。 ユキノシタとの共通点を全く感じません。

Niwatoko
6月の終わりにもなると 夏の花が随分咲き出します。

Hana

Sisiudo
シシウドかしら? もう咲き始めました。

真夏になると真っ青な空にでっかく伸びて主張しているシシウド君

Yukizasa
ユキザサも花火のような花を咲かせています。
群落では無いので雪のように・・・・と言うわけにはいきませんけれど

Himerenge
ヒメレンゲ 5月の初めからありましたけれど(息が長いのですね)これだけあると立派ですね?

五月からずっとヤマトグサ探していました。 西遊歩道にあるのです。
ところが5月の末には草刈りの後ということもあって全く見つかりませんでした。 6月9日には私が残念がっていたことを知って 仲間が笹又からの登山道に寄ってくれました。

Yamatogusa
あるわ あるわ・・・

確かにヤマトグサです。 両側に かんざしのようなひらひらがついています。

とても地味な花です。 これが牧野富太郎先生が和名を初めて付けた植物と知らなければ誰も見向きもしない花かも知れません。

でも私 この花好きです。

Tozandou2
笹又からのトラバース道は花の宝庫です。

秋には珍しい花が咲きそろいます。 楽しみにして そろそろ帰らないと・・・

Kakinohagusa
ドライブウェーは歩くことは禁止です。
でも一箇所だけ車を待避所に入れて寄るところがあります。 
ここにカキノハグサと ササユリがあるから

カキノハグサ 3回とも花が開いていなくて・・・・ こういうもんなのでしょうか?

また機会があったら確認しましょう。

今度伊吹山は21日です。夏の花咲きそろっていますかねぇ?

コメント (2)
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