Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

花一杯の登山道 笹又を下見Ⅱ

2015-06-26 22:03:01 | 山歩き
森に入ると 樹木の実が目に入ります。

早速おやつですよ。
茱萸です。
家の茱萸と比べると小さいですけれどね。
一寸酸っぱくて でも甘い。


エゴの実
これは食べられません。 毒があるそうですよ。
白いとても可愛らしい花が咲くのにね。


キバナノレンリソウです。
元祖 外来種です。
織田信長が伊吹山に薬草園を作る時にオランダから取り寄せた苗に着いていて 居着いたのだそうです。
レンリソウは余所でも見ますが キバナは伊吹山以外では 私は見たことがありません。


山桑
桑の実です。マルベリー?
真っ黒でまずそうな色のが実は美味しい。 しかし小さい。
いっぱい食べないと 食べた気がしません。
昔は子どもたちは桑の実をとって食べていたんだと・・・口が真っ黒になってばれたんだよ・・って


コクサギ
春に白い花が咲いて可愛かった。
クサギなんて何とも失礼な名前がついているけれど 蜜柑科なので爽やかな良い匂いがすると思うんだけどなぁ?
あ ここでは葉っぱの付き方が面白いので
対生なんだけれど一寸変
初めは一枚づつなんですけれど やがて二枚づつの対生に
お日様を取り込みやすい工夫なんだそうですけれどね



フッキソウがいっぱいです。
案外あちこちにはびこっていますね。
この頃ではお庭に植える方もいらして街中でもよく見かけます。
草のような顔していて 木だって言うんだから・・・・


アカネ 
この山には染色の材料がいっぱいあります。
ヤマアイも群落が・・・・
アカネ 巻き付くことも出来ず ふらふらしながらあちこちへ その方が過ごしやすいのかしらね。


ここにも つる性の花が出てきました。
ツルガシワ  去年初めて認識して 大好きに成りました。
たぶん この花が好きなんです。

地味だけど 良い花です。


これも面白い花です。
ウリの木  さざれ石公園にもありましたが ほとんど終わっていました。
こちらは まだ簪様にぶら下がっています。
この後 白くて長い花びらは くるっとカールして もっと可憐な簪になります。 
これも地味だけれど 面白い花です。


カタツムリを見かけました。
伊吹山は石灰の山なので とても沢山のカタツムリが生息している様ですが 最近見なくなりました。


大分登って来ました。
もう一息で稜線にでそうです。
頑張れ 頑張れ






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花一杯の登山道 笹又を下見Ⅰ

2015-06-25 22:15:37 | 山歩き
6/27伊吹山ネイチャーネットワークの観察会が行われることになっている。
残念ながら 今日の大雨と 明日の天気予報を考えると中止せざるを得なくなったけれど

これは先週 この会のために下見に行ったときの記録です。
いつもカビの生えたような記事ばかり出しているので その様子を書いてみることにしました。

しかし・・・・時期が悪い。
春の総会で もう日にちが決まっていたので 何とも仕方が無い。 この時期の登山道は下手するとヤマビルがでます。
私が初めてヒルの洗礼を受けたのもこの登山道でしたからね。

ヒルよりもマムシが怖い私は 二人のナイトをお願いして 下見に行くことに


関ヶ原から池田温泉方面へ回り 春日の里 さざれ石公園へ
山が 白いです。 マタタビが半夏生ならぬ半化粧しています。
近づいてみると 大きな花が  
もうじき実もつきそうです。
マタタビの実はむしに食われて下に落ちているのが良いんだって
気になっている綺麗な実は 辛いって
いろんな果実の実を漬けているKさんの知識です。

今では畑だけが残っている笹又の集落(って言わないか?)の一番上に車を駐めます。
当日は5台置く予定  大丈夫だね


あの稜線まで行きます。
近そうに見えますけれど 案外きついです。 私にとってはね

鹿よけフェンスを開けて登っていきます。 しばらくは畑の脇を通っていきます。
ホタルブクロ 
花のお尻?がぷっくり膨れているから ヤマホタルブクロだそうです。
すでに雌性化しています。 ホタルブクロは性転換しても花に変化は有りません。 
ゲンノショウコなどは 別の花?ぐらいに変化します。


ウツボグサ
まだ初々しい とても綺麗な花です。
一週間で大分成長しそうです。


クサフジ
野でもいっぱい見られる花ですけれどね
むしろ伊吹山の頂上にもいっぱい咲いていることに違和感があります。


ここはナワシロイチゴがいっぱいあります。
この地味な花 美味しそうでは無いけれど 美味しいと聞いたことがあります。
何時か食べて見たいな って言うと モミジイチゴの方がはるかに美味しいよ・・・って
はぁ  確かに昔美味しかった。 
しゅん


これも咲き始め?
美人なオカトラノオです。


虫食いですがゴマギ
昨年は 葉っぱをちぎってみんなで匂いを嗅ぎ回り 胡麻の香りを楽しんで歩きました。


畑の上まで来ました。
このあたりから だんだん森の中へ入っていきます。


オオバギボウシ  綺麗な色です。
うるいって呼ばれる山野草 この間山形ではひとつかみ500円もしました。


カワラバマツバ 
見事に咲いています。


何だろう?


この花も久しぶりに見ました。
カラマツソウ
美しい緑に ふわっとした感じの白が映えます。

こんもりした森ゾーンへ入っていきますよ。
面白い物で 同じ登山道なのに 明らかに花が変わってきます。

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懐かしい交通公園

2015-06-16 21:54:42 | 散歩
昔 豊田市に住んでいたことがあった。
高台にある高層住宅で 私は子育てのほとんどの時間を過ごしたことになる。
すぐ下に 豊田市の交通公園があった。
5階のベランダから下を覗くと目のくらむような高さだったけれど なれるとその景色が箱庭のようで楽しかった。

市の運営だから 乗り物の料金はとても安く 50えんだまを握りしめていけば何時間かは楽しむことが出来た。
敷地にには 跨線橋が架かりトンネルもあって 交差点にはもちろん信号が有り 線路が有り シグナルが鳴り・・・・
大人の道路を そのまま子供に開放したかのようなどきどき感があった。

「交通公園無くなったんだよ」
「え~っ?」「あの電車も無いの?」
「敷地はそのままだけれどね もぬけの殻  鞍ヶ池の方に移ったらしいよ。」

前置きが長くなったけれど そんなわけで あの頃のチビたちと同じ年になった孫達を連れて鞍ヶ池にやってきた。



あの頃に乗った本物の電車は 動くおもちゃに変わり

50円玉を握りしめて乗ったゴーカートは こんなファミリーカートに変わり

よいしょ よいしょ・・・・
運動不足の大人達が へたれています。


娘の方の孫は ちょっとご機嫌が微妙です。
私のことを 自分だけのばばちゃんだと思っていたのに そうで無いことが解ってから 二人で出かけるときには 元気が無くなるのです。



難しいです。大きくなったのでチビのことを悪く言ってはいけないと思っているようで 余計に心が晴れない。



そのうち きっと仲良しな やんちゃ仲間になるでしょう。

あ 交通公園ですが 施設はとても立派になったのですが 私達にとっては 高台にあるあの公園が一番素敵な場所だったなぁ。


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蘭 ラン 覧?   4/27

2015-06-15 21:54:19 | 山歩き
霧訪山の次の日は 私のお気に入りの山に案内です。
標高が低いけれど花の山なので それなりに楽しめるはずです。

朝 少し遅めに国一を走ります。


いつもの比丘尼山です。
キンランやソクシンラン目当てですが 少し早いかもしれません。
去年キンランをいっぱい見たのは5月の中頃でした。


えっ? なんやこれ
まばらに咲いている花ですが ナンジャモンジャ?
糸のように細い物が下がっている。 ナンジャモンジャのようには匂わない。


フユノハナワラビがでっかくなったような・・・・
ゼンマイの胞子葉?


この山では いつ来ても沢山のリンドウが見られます。
春にはハルリンドウが フデリンドウが
秋には ブーケのような大きなリンドウが
当たり前のように見られるので 普通のことと思っていましたが 初めてこの山の来る人はやっぱり驚くようです。

凄いですね? 滋賀のFさんがリンドウが咲く山に行ってみたいとおっしゃっていたから紹介したい・・・・とTさん。



この青い色 何度見てもいいです。


キンラン出てきましたよ。
まだ早いと思って心配していましたが まず一安心。
城跡を染める程は・・・・まだ無理かな?


比丘尼城跡に近づくとどんどん立派なキンランが出てきました。

ここではギンランを見たことがありませんが 時期によってはでるのでしょうか?

去年見たソクシンランはまだ早かった。  あまりの見たさに稲科の花をソクシンランに見間違えたりして・・・・



コバノトンボソウも見られませんでした。
これも早かったな。
イカリソウも見損ねたな

しかし Tさん

ピンぼけですが この花を痛くお気に入り
ヒメハギです。  確かに可愛いもんな



反対側の金山 雨生山 まで行くつもりでしたが Tさん 今日は枚方まで帰らないといけませんからね。
またの楽しみと言う事で 帰路につきました。
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オキナグサを見たくて 霧訪山Ⅲ  4/26

2015-06-09 22:20:23 | 山歩き
トラバースの先は またまた急登
男坂と 女坂とあります。
見上げるような急登に 一寸尻込みしましたが へたれのくせに たらたら登るのは苦手です。
くそっ  登ってやる

上から見るとさほど急に見えませんか?


いよいよ後10分で山頂に着くようです。
分水嶺登山道 良い名前がついています。
分水嶺が何処を通っているのか確認できませんでした。
池からの水zがどちらへ流れているのか 確認するべきでした。
悔やまれます。



ついたようです。
塩尻の町や 小野の町が見えるようになりました。

美ヶ原も見えています。
目が慣れてくると 蓼科山 八ヶ岳 車山・・・・
嬉しくなっちゃいます。

あ オキナグサを見に来たんだった



毛むくじゃらのオキナグサです。
昔は 尾根にいっぱあったのだそうですが 今は山頂に見られるだけです。
それも 実は地元の人の手で植えられているんだと
毛むくじゃらですけれど 何とも言えない上品な花です。 何時までも残っていて欲しい。
信州を歩いていると 庭先にもいっぱい植わっているので そんなに弱い花では無いと思うんですけれど・・・


こんな所でも育っていますよ。
これね ベンチの下。
だからね もっと もっと育っても良いと思うんだよね。


小野神社の場外地 念地荘
御祭神は イザナミ イザナギだそうです。


小野の集落へ続く道です。
前に 高遠の桜を見てその後登ってきたので 軽く見ていたけれど 思ったより時間かかりました。
小野の集落からの登山道は 急登に継ぐ急登でしたけれど・・・・・
おもしろさは 山の神自然園からでしょうか?
沢山の花に会えますし

地元の人は 沢山の登山道を使って 二往復していましたよ。
私には無理です。

帰りは女坂を下りていきました。
カタクリの花がいっぱい咲いていたからです。
大芝山への周回コースは駄目でしたけれど ピストンだけでも十分楽しめる山でした。

来年 またオキナグサに会いに行けるでしょうか?
コメント (4)
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