めっちや優しい

義父が亡くなって明日で五七日
つまり35日の法要
毎週毎週蒲郡から安城まで保育園が終わってプールのお稽古を済ませてからの通いはちょいときついものがあって皆お疲れ気味
つい子供達のやんちゃも見て見ぬふり
念仏を唱えている最中 あちこちの戸を空けたり閉めたり
部屋のあちこちから神出鬼没ぶりが楽しいらしく 叱ろうにもそのすばしっこさときたら
最後にお坊さんがちびたちに考慮して仏様の教えをわかりやすくした童話を持ってきたら 初めは面白そうに聞いていたけどやがてお坊さんから本を取り上げて自分で読み上げる始末
身内だけとは言えあんまりないたずらぶりにプンプンしていたら
ばばちゃーん 仏様ってめっちや優しいんだよ。

僕があんなにやんちゃしたのにほらお菓子くれたよ。
お下がりをわけてもらってとくいげに見せに来る。
やれやれこの先どうなるやら

新しいplayroom？

コロナ騒ぎで夏休み減ってしまいましたが 中身の濃い夏休みを送らせたい、、、と思ったかどうか
毎日のような届くキャンプ用品
骨組みが届いたり マットが届いたり
ある日 徳沢へ行く前に練習をしたいと ごそごそ
バルコニーの真ん中をどかしてまずマットを敷いている
デカっ
こんなでかいの徳沢まで運べるかい？
唐沢ならちょっと、、だけど 徳沢なら
で小一時間ああでもない こうでもないと作り上げたテント
子供達はそりゃ大騒ぎ
いきなりバルコニーにお部屋ができちゃった

もう一枚マットを入れて

いっそここに住むかい？

うん 今日はここで寝るよ
大騒ぎしていたけど その日は夜中に大雨予報
諦めて自分の部屋で寝ましたが 暫くは子供達の素敵なプレイルームになりました

やや 海が真っ黒

今日は久し振りに明るい朝
バルコニー越しに見る海はとても気持ち良いんだけど

二三日前の朝
まだ大雨は降っていなかったけれど 朝起きてびっくり
海が真っ黒で 何だか騒がしい
何だ 何だ？

丁度飛び立ったので 説得力無いけど あるものたちは水際をバタバタと走り
あるものは集団で飛び上がり
バルコニーのしたをみると

やや 真っ黒な鳥が こちらは悠然とたむろしている。
何だろう？これ
かなり大きな鳥で嘴は長い
これって鵜？
こんな集団は毎日見るわけでは無く 季節の風物詩？なんだろうか？

色んな鳥がやってくるけど 全く疎いので
只水面を走る姿や海を覆うように飛び交う姿は 何だ 何だ
ちょっと恐怖を感じる朝でした

その後

おじいさんが亡くなりました。
入院中のことは前に書きましたが　入院中はコロナウィルスの持ち込みなどが心配されてと思うのだけれど　思うように面会できない。
一日二組　一回１５分
年老いて寂しいばかりのおじいさんには過酷な毎日だったと思います。
誤嚥性肺炎を心配して　何も食べさせてもらえなかったし　何とか・・・・といわゆるサ高住を予約して退院
病院の外へ出れば　会うことだけはできます。
いよいよ入居の日
朝からテンション上がりっぱなしでとても賑やかな一日でした。
孫も大阪や名古屋から駆けつけてひとしきり思い出話や明日の夢に花を咲かせます。
入院中から願いだった食事
幸い姪っ子が名古屋でドクターをしているので安心です。
ゼリーをほんの少し口に入れて　最高の笑顔で「おいしい～～」
二度三度お代わりを願いましたが　三度目にぜろぜろ
だめだね…で喉を掃除して
その後　もう一度と懇願したのですが　「急に食べると危ないからね。　またね」
「そうだね　お前たちは晩御飯どうする？　そろそろ食べないと・・・・　また来てくれ」
これが最後になりました・
夜電話がかかってきて
「お父さん　息をしていない」
９５歳の生涯でした。
頑固で　思うようにならないことがあると怒鳴り散らすこともある人でしたが　最後はいつも手を差し出してさすってくれ・・・・と
最後の最後にあんまりうれしくてエネルギー使い果たしちゃったんだね
それでも考えようによっては幸せな最期だったのではないかと思います。
しばらくは　まだ家に戻って留守番したり　お父さんのそばにいたりで　ブログには向かえないかもしれません。
暑くなります。
皆様　お体ご自愛ください。