久しぶりに 波ちゃんと山に行ける事になった。去年の秋 紅葉の進んでいる茶臼山へ行って以来だ。
さて 何処にしよう? あんまりきついところは駄目だよ と言われている。 この日はぴーちゃんも山に行ける日。 う~~ん そうだ 富士見台に行こう
まるで「そうだ京都に行こう」みたいなのりで 富士見台決定。
萬岳荘の前に車を駐めて 山小屋の管理人に挨拶に行く。 私の事を覚えていてくださって「どうぞ どうぞ 帰りにまた寄ってね。」と 今日は前に教わったコース つまり帰りは萬岳荘の脇に降りて来るコースを取る事にする。
初心者にとっては いきなりの森よりも 見晴らしの方が良いかと 萬岳荘の左手を登っていく。 すぐに萬岳荘は下の方になる。
マイズルソウ 可愛い玉の花を」付けている。
今日はひょっとして笹ユリと思ったけれど 全然気配が無かった。残念。
更紗ドウダン 小さくて可愛い花を付けている。
最初の10分ほどを登ればすぐに稜線にでる。アルプスの姿も見えてきた。 少し曇っているけれど 波ちゃんには嬉しい景色。
さらに進むと 左側に中津川の街が そして恵那山が・・・
恵那山もでっかい山容を雲で隠している。
手前の山の中腹では ラジコンのグライダーを飛ばしている人々がいる。 楽しそう。
ゆっくり登って避難小屋にでると 行く手がはっきり見える。
すぐ近くなんだけれど 波ちゃんにはとても遠く見えるらしい。少しため息をついている。
「あの岩がごつごつした辺りを過ぎたら頂上だよ。」
神坂山への分岐を越えて大きな岩があるところで岩に登ってみる。見晴らしは。。。? なかなかじゃ
こんなすごい所へ行ってきたんだよ
と波ちゃんのお母さんびっくりさせないとね
岩の上でピース。 うんうん 槍ヶ岳の頂上みたいに見えなくもないよ。
この時期虫につきまとわれ困る。 食事場所を探しながら頂上まで進む。
あかん 頂上は風が強い。 記念撮影だけして降りる。 雨雲も動いているし。
風の防げそうな岩陰で ランチ
今日は冷やし中華
それを宣言しておいたら みんながそれぞれに持ち寄ってくれた。
おいなりさん ゆで卵 ゼリー 漬け物 そしてそして波ちゃんのお母さんが付くってくださった中華おこわ 餅米大好きな私 とても上手にむしてあったし椎茸の出しのきいた味付けがとても魅力的だったので いじましくもお持ち帰り ありがとう 波ママ
はは それにしても 来た道を振り返ると とてもとてもたくさん歩いてきたように見えるなぁ。笹原に ずっとずっと道が延びている。気持ちの良い眺めだね。
さ 今日は少しだけ未踏の道を行くよ。 前回来たときに 管理人さんが神坂山から萬岳荘のすぐ裏に降りて来る道があるから今度試してみて と言われたので 今日はそれに挑戦。
分岐から左に道を取る。 途中に神坂中学の学生を弔う碑が建っている。 子どもの頃だけれど 覚えている。夏期学習出来ていた学生を落雷が襲ったときの事。 こういう山は 落雷が起きやすいらしい。
緩いアップダウンを繰り返し 神坂山に登っていく。神坂山は中央道のあのなが~いトンネル 恵那山トンネルの真上にある。 この山の頂上に寝転ぶと ご~ ご~と音が聞こえるだろうか?
反対側の山の笹原に丸い茶色いマークがいっぱい。 なんだ?
あとで聞いたところに寄ると 笹ダニの発生で枯れているのだと
最近ダニの被害があちこちで聞かれるけれど。。。
頂上にはとても大きな岩が一つ その分せまくなっている。 こちらへ来る人はあまり無いようだから 仕方ないか 1682メートル
さ 降りようね
少し元来た道を降りていく
この道 なだらかに見えて 少し旧でわかりにくいので波ちゃんは不安だったらしい。昔使ったと思われる赤テープが残っているのも紛らわしい。
「萬岳荘の赤い屋根を目印に降りてきたら良いからね。」って言われたけれど 一旦森に入ったら。。。屋根見えないじゃん。
ともあれ 森の中をさまようような感じで下り続けて やがて思いがけない道にひょこっと出る。
到着~
その後 管理人さん 私たちのために果物入りのヨーグルトをつくって待っていてくださった。
美味しいコーヒーと美味しいデザートで 楽しい話しを聞いて。。。 救助犬モモちゃんと戯れて
のんびりした時間を楽しんだ後 またの来訪を誓ってさようなら。 たまにはいいね こんなの 時間がゆっくり流れていくってとても贅沢
美味しい水汲んでいって。。。と言われその気になっていたのに。。。忘れた。残念