山頂へつくなり雨に降られた二人が降りてきた。 あ~ぁ やっぱりBさんは 雨男
雨雲も流れているし 帰りを急がなきゃ。。。と言うわけで 木平湿原回りで降りる事になった。木平湿原は稜線上にある湿原で 頂上から見ると天の回廊の様な道を確認出来る。 雨に降られたとはいえ 見えたよ とぴーちゃん。ひとまず良かった 良かった。
リュウキンカ咲く沢まで戻って 左手の方へ上って行く。 比較的緩やかな登りだし。標高差はあまり無いので ゆったり登れるのだけれど。。。。
何しろ 雨脚の強さと早さに気がせく。 この辺り去年はカキランがいっぱい咲いていたな。。。。早いか
ほぼ登り切って振り返る。 頂上が雲に見え隠れ 「あそこにいたんだよね。」
道が平行移動になり 笹やら木々の生い茂った中 湿原はまだか~と歩く。 遠くに巨木がいくつか見え始めると 湿原へ
雨に煙っている。 去年見たモウセンゴケやら 蘭やらは まだ気配が無い。 同じ湿原でもずいぶん感じが違うのがおもしろい。
先ほどの雨に濡れた緑は さらに美しさを増して 光っている。
階段が細かいので 怖くないし きつくもないけれど ずっと下 地の底まで真っ逆さまに落ちていく感じでひたすら降りる。 こちらを 登りに使うのはきついかもしれないね。
今年初の銀チャン発見。 ショウキランは?と思ったけれど まだ時期が早いらしい。 この銀チャンだってまだ地面にのめり込んでいるみたいだもの。
カツラ門から 天生湿原まで戻り 右回りで帰る。行きとで一周する事になる。
匠屋敷の前の湿原で見た花
Bさんが ミツガシワと教えてくれる。 やったー 初めて見る花。 まだまだみた事無い花あったね。
バイケイソウが花を開き始めている。びっしりなるのも そう遠くは無いね。
降ったりやんだり 晴れたり 忙しい天気におされながら駐車場まで戻る。
よそで呼ばれていると言われた水上さんが戻っていらして みんなで出迎えてくれた。
「写真よかったら 見て行きんさい」
と言われて 見せていただいた写真。 籾糠および猿ヶ馬場のため息の出そうな景色。 花が満載。 花の一番良い時 木々の一番輝くとき知り尽くしていらっしゃるから そのショットはどれも本当にすばらしい。 そして山を知り尽くしていらっしゃるので マニアが涎をたれそうな珍しい花も。。。
Bさんは冬眠中の熊さんの背中に触れそうな近くから撮ったショットがお気に入り・・・だったらしい。
名残惜しいけれど またの再会を約束して 名刺をいただいて帰る。 今度何時いけるかな?