Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

待っててくれるかなぁ?  比丘尼山のキンラン

2014-05-20 23:06:48 | 山歩き

納古山のお礼というわけでは無いけれど 名古屋の山仲間をキンランの山に案内する約束をしていた。
去年 連休前にキンランを見に吉祥山へ行ったとき 吉祥山では咲いていたけれど比丘尼山では 気配も無いと言う有様だった。 ネットで調べたら ゴールデンウィーク明けあたりがピークの様

「じゃぁ ゴールデンウィーク明けね」って言っていたんだけれどね よく考えたら私とmujicaさんの予定が合わない。 何とか調整するも12日が一番早い日

「自然が相手だもの 後は縁があるかどうかだよ。」とmujicaさん。  有り難う。

安城駅に迎えに行く 今日のメンバーは4人  ちょっと賑やかで丁度良い

Map高速すっ飛ばしてきたから 9時過ぎには登り始める。

今日のコースは いつも初めての人を案内するオーソドックスなコース

比丘尼山の東屋から城址を経て愛の鐘 その後西口へ下山して 車を回収

もう一度西の林道入り口の駐車場へ車を駐めて今度は雨生山の反射板からミニ周回で戻る

金山登っても良いんだけどね 名古屋まで帰らないといけないからね

Siraitosou

あらまぁ 登り始めたらすぐにシライトソウが出てきました。
早いですねぇ

初めてこの山に来たのはこのシライトソウが目的だった。 6月で 草はいっぱい伸びていて あちこちでごそごそ言う音がして生きた心地がしなかった事が懐かしく思い出されます。

Kinran

え~~っ! キンラン出てきましたけれど 随分年増の様で・・・
やっぱり遅かったのかなぁ
もっと早くに日を決めておかなかったことが悔やまれる。

でも比丘尼城址のあたりにはもう少しあるはず

Fuderindou

フデリンドウ

ハルリンドウと見分けがつきにくくて自信が無かったけれど この日ハルリンドウと フデリンドウがいっぱい現れ 並んで咲いているところもあったので 何となくだけれど見分けが・・・・・

大きさだけでははっきり言えないけれど細い 細い華奢なリンドウでした。

そうそう この山冬はともかく いつ来ても竜胆があるのです。

Kogomeutugi

小さな可愛い花を付けていますが 何でしょう?
木はウツギのようです。 枝を触ってみても細すぎて その特徴を確認しずらかったんだけれど 枯れ枝を折ってみたら 空洞が・・・

「空洞? 良くそんなものが見えるね 僕には無理や」
「私も老眼の目には難しい」

等老眼自慢の後 虫眼鏡を持ち出して観察  生木はコルク質らしく白くなっている

やっぱりウツギだよねぇ
でも見たこと無いウツギだよ

ああでも無い こーでも無いと言いあっていたけれど やがて通りがかったお花博士の一言で解決

コゴメウツギ   小米?  確かに小さいです。

Tenbou本宮山と 吉祥山

日本の田園風景ですねぇ
大好きな景色です。

低山ですが なかなかすかっとする景色なのです。

Sokusinran小さな花の木の後は 小さな花のランです。

ソクシンラン

これも米粒の様な小さな花が
ほんの少しピンクがかって可愛いです。

Hou朴の花が咲いています。

遠すぎて見えませんね 
だいたい朴の花は高いところに咲くので 特別な条件の元で無いと花を近くで見ることはできません。

神様の愛した花

とても良い匂いがするそうですが ここまでは薫ってきません

Tukubaneutugiおっ! 面白い花が咲いているよ
赤くて葉っぱに包まれている様な咲き方・・・・

何と ツクバネウツギの花のあとではありませんか?
ちょっとがっかり ちょっとわくわく
赤い萼はとても可愛いから

この山の植物は個体差の違いがあまりに大きく
隣同士にあってもまるで違う植物の様に見えることがあります。

よーく観察しないとね

Hana1リンゴ科と思われる白い可愛い花

ズミ?って言う意見も合ったけれど小さすぎませんか?

何となくだけれど リョウブってことはない?

Kiirohanaこれは?
つる性の植物で 髭の様に下がっている花は小さな金平糖の様
葉っぱは心形
よく見るのだけれど 解決していない

Kinran2ああ キンランありました。
中を覗くと少し赤くて可愛い

良かったです。 美人さんに出会えました。

Kinran3比丘尼城址への急登(少しだけですけれどね)を登ると斜面にも 比丘尼城の本丸と思われる場所にも林の中にも一杯のキンランです。

聞いていた様にキンランで真っ黄色なんて事は無かったですが 屋パリ沢山ありました。

今日皆さんを案内してきた一番の目的は これで達成で来たことになります。

ほっ!

Narukoyoriナルコユリ

初めホウチャクソウって言っていたけれど 花の下がほうちゃくになっていないから きっとナルコユリ

全く次から次へと 良い方に驚かしてくれる山です。
222メートルの低山って言うのがまた良い。

Yamatutuji見事な色のツツジです。
ヤマツツジでしょうか?

Tonbosouオヤマボクチのドライフラワーのようなものを木に見つけたときでした。
オヤマボクチは木じゃ無いしね・・と手に取った枝を下に置いたとき

「あっ!ランみっけ」Reiさん大興奮です。

おや トンボソウ

毎月来ているわけでは無いのでこの言い方変ですが トンボソウこの山で見たことありません。

蛇紋岩の土でもトンボソウは育つんだ

自分たちで見つけたから喜びひとしおです。

Sarutoribaraサルトリイバラはもう実を付けています。

Matubokkuri松ぼっくりが出来ています。

ちょっと前にカールおじさんに松ぼっくりの三代一緒の画像を見せてもらっていたので とても気になっていました。

ここにもありました。
写真撮ったのだけれど 三代一緒に同じフレームに入れるとわかりにくくて 残念 見せられない。

ピンクの小さな松ぼっくりはてっぺんにあります。 小指の頭ほども無い小さな小さな孫
一年経つと脇から伸びていくので下の方に行った様に見えます。 親がついていました。
そして祖父母は 更に下についていました。
三代一緒の木にあるって おめでたい松ぼっくりですね?

蛇紋岩の崩れたはげ地を降りて 少しだけ森に入ったと思ったら下山口です。
田んぼを見ながら 車を回収に行きます。

次は 雨生山です。 
少し違う花があるかもしれません

 

 

コメント (4)
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