ご飯が炊けたお知らせがなると ははちゃんの小さな小さなお茶碗を持ってくる。
お供えするためのお茶碗だけど、、、、
十文字に切って裏返す。
炊きたてのいい匂いと蒸気が顔にかかる。
何十回 何百回とやって来たことなんだけど 何時もおんなじことを思い出してしまう。
お義母さん 少しでも病気に良いことしたいから 明日から玄米食べようと思うんです。
あらそう 良いんじゃない。体に良いらしいから
私も付き合っても良いよ。
で炊き上がると
やっぱり 明日からにしよう、、、、って
ちょっと恥ずかしそうに言っていた。
分かるよ。ほんとに良い匂いだもの。沢山食べたら良いよ。美味しそうに食べていた顔忘れられないもの。
ちびが ははちゃんちっとも食べてくれない。いっぱい食べると元気になって病気治って 生き返るかも知れないのにね、、、、って言ってるよ。