Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

秋風と一緒に嬉しい便り 野麦峠の館長さんより

2009-09-11 20:31:29 | 日記・エッセイ・コラム

丹後の旅から戻ってきた次の日 遅い朝ご飯を食べていたら 滅多にならない電話がなる。

亭主がでて 何だか要領の得ない話しをしている。最近 怪しげな電話が多いので 奴は相手も確かめないで けんもほろろに電話を切る事が多い。 私もそうなんだけれど・・・

と 「野麦峠が・・・」と言う言葉が聞こえてくる。 おっと こりゃいけない。

「代わって 代わって」

それは野麦峠の館の館長さんからだった。 前に野麦峠行ったとき 私たちは野麦の村に車を置いて峠までの野麦街道をあるいた。 4時頃 ソロソロ戻らないと・・・と思ってあるいていたときに「資料館見て行って。」と呼び込まれたのが館長さん。

時間がない私たちを 5時まで待ってくれたら野麦まで送るから・・・と言われ館長さんの車をタクシー代わりに甘えてしまった私たち。

後に お礼の文面をしたためて 父との思いでと野麦峠との関わりを書いて 送った。 ジオラマ風に作っていた床飾りの写真を添えて。。。。

080311_013 その写真をまさいみねさんのコーナーに飾ってくださるという。

え~~っ そんなひどい写真では恥ずかしいからと 調子に乗って 両親が作った人形一式と 父が書きためた原稿を送った。 誤解が無いようにとの思いだったのだけれど 結果として押しつけになってしまったね

「コーナーを設けて飾ります。」との 電話だった。

山奥の小さな資料館。それでも飛騨が好きで好きで 父の言ってみれば魂をはぐくんだ飛騨  そこに父の分身が眠る事になった。

早速母に電話。 少し涙声で「お父さん 喜ぶねぇ」

館長さんの優しさに感謝してベランダに出たら 留守の間にふくらんだ野牡丹が青い花を付けていた。 これも 父との思い出の花。

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4 コメント

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良かったですね。 (mcnj)
2009-09-11 21:29:11
良かったですね。
野麦峠には、いずれ行くつもりです。
見て来ますね。楽しみです。
のぼたんが、もう、咲きましたか。
綺麗な色です。
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mcnjさん 恥ずかしいので忘れてください。じゃぁ... (どら)
2009-09-12 00:06:03
mcnjさん 恥ずかしいので忘れてください。じゃぁどうして書いた?って言われると困るけれど。。。
父は本当にふるさとを大事に思っていて話す事はいつも飛騨の事  仕事柄退職しても帰る事が出来なくなってしまっていましたが まだ土地はいくらか残してあります。「何時か帰る。」って  本気では無くても 売ってしまうと縁が切れるような気がしたんでしょうね?
優しい館長さんのおかげで 納骨を済ましたかのような気分になっています。
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しみじみといい話ですね。 (なごみ)
2009-09-14 01:03:28
しみじみといい話ですね。
どらさんコーナー見てみたいです。
田んぼですがどらさんならきっと楽しんで
出来ると思いますよ。
私は知識も技術もないのでワラ寄したり
30キロの米袋軽トラに積んだり・・
でも休憩の時 田んぼの淵で食べる
おにぎりとお茶はおいしいですよ。
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ナゴミサン不思議ですね? 若いときには全く興味... (どら)
2009-09-14 12:11:44
ナゴミサン不思議ですね? 若いときには全く興味が無かった 農作業
そんな大げさなものでは無くても 植物を育てることが どんなに素敵なことか今頃気付いて どこかに土地は借りられないか?と思ったりしています。 実家には遊んでいる土地があるのですが 車で3時間ではちょっと・・・棚田のオーナーは多分お金を出して普段の面倒を見てもらって 時々作業に参加すると言うものだと思うので 興味湧いたのですが
でも 遠い。 仕事している間は難しいのかなぁ
田んぼで食べる おにぎりの味 分る気がします。
山では コンビニ弁当さえ 極上のお弁当に変身しますもの。
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