あかっぱげは金山へ行く途中にあるはげ地です。やっぱり蛇紋岩で成り立っているようです。
さほど広くない場所ですが少しだけ花が変わってきます。
下では堅かったつぼみも少しほころんで・・・・ヤマラッキョウです。
飾り花も少なく 一般的なマツムシソウと比べるととても小さい。
でもこの健気な花好きです。
飾り花が取れたのでしょうか? まん丸なボールのようになった花もありました。
昔お花博士とセンボンヤリを探した事がありました。
時期がもう少し遅かったからでしょうか?どれだけ探しても苗は見つからなかった。
今日はどうしたことかツンツクといっぱいあります。 ミシマサイコもあるはずですが見つかりませんでした。
残念。
今までちょっと湿気ったところで見ていたウメバチソウが なぜかこの山では尾根とかはげ地とか割合乾燥したところにあります。
不思議です。
今までで一番立派です。
しかし やっぱりあかっぱげでした。少し広くてケルンが積まれています。
ここは頂上ではありません。 おなかも空いてきたので おにぎりを詰め込みます。 今日はお気楽な気分でやってきたので いつものようなクッキングはしません。 あり合わせです。
休憩中 金山の方から一人 二人・・・・
「比丘尼山はこちらから回って行けますか?」行けることは知っていたのですが 行ったこと無いので少し情報をもらいたいと思って・・・・
「まっすぐ行けば どうせんでも行けるよ。」
この案内が 私達を悩ませることになりました。
あまり歩く人がいないのでしょうか?
道は笹をかき分けかき分け・・・・
蛇がいないかとストックでつつきながら歩きます。
尾根ですからさほどきつくはありませんが 緩く登ったり降りたり
ただ 思っていたよりも距離があるようです。 行ってもいっても頂上にはたどり着きません。
あれぇ~?
鉄塔があるはずなので心配はしていませんでしたが
花は終わってしまってましたけれどここにシモバシラ 冬にやってくるとも一つの花が見られる。
ここまで来るかどうかは微妙ですが
「空が明るくなったから 木々が切れているから・・・・きっともう頂上」
何度も言いながらやっと付いた頂上。
素っ気ないくらい 特徴無く通り過ぎてしまいそう。
これが頂上なのね?
さてここから悩み多き下山となるのです。