Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

オケラを探して新城の山にⅣ

2012-11-04 14:00:00 | 山歩き

あかっぱげは金山へ行く途中にあるはげ地です。やっぱり蛇紋岩で成り立っているようです。
さほど広くない場所ですが少しだけ花が変わってきます。

Yamarakkyo2
下では堅かったつぼみも少しほころんで・・・・ヤマラッキョウです。

Mikawamatumusisou
ミカワマツムシソウです。

飾り花も少なく 一般的なマツムシソウと比べるととても小さい。

でもこの健気な花好きです。

飾り花が取れたのでしょうか? まん丸なボールのようになった花もありました。

Senbonyariセンボンヤリのようです。

昔お花博士とセンボンヤリを探した事がありました。

時期がもう少し遅かったからでしょうか?どれだけ探しても苗は見つからなかった。

今日はどうしたことかツンツクといっぱいあります。 ミシマサイコもあるはずですが見つかりませんでした。

残念。

Umebatisou
ウメバチソウ

今までちょっと湿気ったところで見ていたウメバチソウが なぜかこの山では尾根とかはげ地とか割合乾燥したところにあります。
不思議です。

Yanaginogiku2
ここにもヤナギノギクが・・・・

今までで一番立派です。

Kerun
あかっぱげの先に行ってみました。初めて踏み入れる場所です。

しかし やっぱりあかっぱげでした。少し広くてケルンが積まれています。

ここは頂上ではありません。 おなかも空いてきたので おにぎりを詰め込みます。 今日はお気楽な気分でやってきたので いつものようなクッキングはしません。 あり合わせです。

休憩中 金山の方から一人 二人・・・・

「比丘尼山はこちらから回って行けますか?」行けることは知っていたのですが 行ったこと無いので少し情報をもらいたいと思って・・・・

「まっすぐ行けば どうせんでも行けるよ。」

この案内が 私達を悩ませることになりました。

Sasaあまり歩く人がいないのでしょうか?
道は笹をかき分けかき分け・・・・

蛇がいないかとストックでつつきながら歩きます。

One
こんな道もあります。

尾根ですからさほどきつくはありませんが 緩く登ったり降りたり

Toneru
こんな道 好きですけれどね

ただ 思っていたよりも距離があるようです。 行ってもいっても頂上にはたどり着きません。

あれぇ~?

鉄塔があるはずなので心配はしていませんでしたが

Simobasira
「あぁ~~シモバシラ」とピーちゃん

花は終わってしまってましたけれどここにシモバシラ 冬にやってくるとも一つの花が見られる。

ここまで来るかどうかは微妙ですが

Kanayamacyoujyu「空が明るくなったから  木々が切れているから・・・・きっともう頂上」

何度も言いながらやっと付いた頂上。
素っ気ないくらい 特徴無く通り過ぎてしまいそう。

これが頂上なのね?

さてここから悩み多き下山となるのです。

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オケラを探して新城の山にⅢ

2012-11-04 13:00:00 | 山歩き

何度かくねくねと曲がりながら登っていく林道
右手にまた藪こぎです。 サルトリイバラを払いながら進むとここには白いセンブリの群生地があるのです。

Senburisiro
 とっても小さなセンブリがいっぱいなので踏みつぶさないように気をつけます。

白いセンブリ 気品があってとても綺麗です。

こんな写真しか載せられないなんて・・・・・ ぶぅ

Senurisiro2
ほら こんなに小さい。

今年生まれたばかりの赤ちゃんみたいに小さくて でも一所懸命頑張っているね。

そっとしておいてあげよう

Tenbou2
吉祥山と本宮山を見る。

ついこの間あの山の頂上にいた。 ゴルフ場の山とあまり良く思っていなかったけれど 登ってみたら良い山だった。

本宮山は最近登っていないなぁ

林道へ戻ってまた歩き出す。 林道にもいろんな花が咲いているので見落とさないようにきょろきょろ

Karasuuri
おお なんだよあの大きさは・・・・

カラスウリとは思えないでかさ
まるで柿だよ

私の知っているカラスウリの3-4倍はあったね。 奥の方にはおもちゃカボチャのように筋の入った実も下がっていて

Kouyabouki
コウヤボウキ

高野山のお坊さんがこれを集めて箒にしたとかしないとか・・・・

このカールが可愛い。

もっとカールのいっぱいあるハグマが見たかったけれど見つからず。

Murasakisenburi

Rindou2陽も差してきて竜胆は真っ青な色を輝かせている。
この先これでもかって出て来るんだよね

Azamiアザミの種類はいっぱいあるので何アザミか知らないけれど 今日一番の美人です。

途中いつも除く湿原風の場所に寄ってみる。 かがんで枝に引っかからないように気をつけながら。。。。 どうしたことかミミカキグサ見つけられない  おかしいなぁ? ちょっと前にいらしたお花博士がミミカキグサと ホザキノミミカキグサを載せていらした。

湿原の先にウメバチソウもあったのだけれど・・・・ ま 良いかぁ ウメバチソウは他にもある。

と登山道に戻って登り始める。

竜胆満開。

Rindou3

Maruyama_2
途中の展望地で比丘尼山を見下ろす。

あのはげた所を徘徊していたんかいなぁ?

尾根に付いたところにウメバチソウ。 

さてどっちへ行こうか? 雨生山の方から賑やかな声が聞こえてくる。 「ここでお弁当にしましょう」
朝駐車場で会った団体さんらしい。 
じゃぁ私達は金山の方に向いましょう。 お花博士が名付けたあかっぱげに向います。

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オケラを探して新城の山にⅡ

2012-11-04 11:00:00 | 山歩き

また裸地に戻って駐車場へ

その後林道を通って雨生山の登り口に向います。 なにげに登りですが たいしたことは無く 花もそれなりにあるので飽きません。

Hiyodoribana
ヒヨドリバナが 終わり変えているのでしょうか? 少し綿毛のようになっています。

アサギマダラも今では沖縄の方へ渡っていったでしょうか?

Yakusisou
ヤクシソウですね? 薬壷のようなのがぶら下がっている。

Yamahakka
ヤマハッカ?

花を見るとそうだけれど赤いのはなんだろう? 残った萼がこんな色になるのだろうか?

ちょっと素敵な花みたい。ちなみにヤマハッカはハッカの匂いがしないことを最近知った。

山のハッカに似た花と言うことらしい。

Sawasirogiku2サワシロギクの色の変化が分ります。

白から赤へと・・・・

それにしてもどうしてこの花はこんなにまばらな花の付き方なんでしょう?不思議です。

Gennosyouko_3
ゲンノショウコ 現の証拠って言うぐらいだからよほど効果あるんだろうね?

フウロと同じ顔して咲いている。小さな小さな花

わわわ・・・・・オケラだ~

Okera
何と 思っていた場所では無かったけれどオケラ出現

去年のものだろうか? ドライフラワーのようになって かえって良い感じ

葉っぱが青いから今年のもの?

いや~ どっちにしても良かった~
とりあえず今日の目標は達成。

林道からもう一度登り直してみようと思っていたけれど林道へ行く前に見つかっちゃった。

いいねぇ この風情・・・・くどいか

おかしな事に毎年出会う蛇がいる。 ほとんど同じ場所で
今日はまさかそんなことも無かろう・・・と思ったのに 真っ黒なざらっとした蛇がごそごそ逃げていった。  いや歓迎してくれんでも良いよ。

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オケラを探して新城の山にⅠ 

2012-11-04 10:00:00 | 山歩き

雨生山にムラサキセンブリが咲く時期がやってきました。
今年はジオンさんが是非みたいと言っていたので連絡を待っていたのですが 忙しいらしく連絡無し。 次々と山友の花の便りが届くのでちょっと焦り気味

よし 一人で行ってこよう・・・・・

そんなこと思っているときにピーちゃんからメールが  いこ 一緒にいこ

Honnguusan

この山4年前にお花博士から教えてもらってから毎年この時期を待って行っているのです。二回はお花博士と一緒に 去年からは一人で。。。。 復習しながら歩いて行くのですがどうしても分らないところがあります。 オケラのある場所です。

いつも藪こぎをしながら進んでいるのでどうしてもたどり着けません。 今日は徹底的に探してみましょう。方向は分っています。

駐車場割とわかりにくい。昔に友達に出したメールを印刷して行きます。(これなんだか変だね)おかげで迷わず到着。 すでに駐車場は満杯。 へ~~人気があるんだね

早速左手比丘尼山(中宇利丸山)の方へ向います。全山蛇紋岩で出来た小さなまん丸い山です。 痩せ地なのであちこちはげ山のようになっています。

Yanagigikuひょろっと伸びた菊はヤナギノギク

こういった蛇紋岩の土地にしか咲かないそうで希少種だそうです。

宮崎 四国 愛知と遠隔分布しているそうです。 どうやって増えていったのか不思議です。

かぜにふかれて頼りなげになびいています。

Yamarakkyo
ヤマラッキョウです。

「山にらっきょうがあるなんて」のピーちゃんの言葉にふと考える。

この花の下にはらっきょうが出来ているのかしら?食べられるのかしら?

あら? ウィキ先生に聞いてきたら食べられるんだって。。。。

もっともこの花数が減ったような気がするんだよね。だから摘みません。

Tenbou山の斜面道無き道を進んでいきます。

何となく踏み跡があるので辿ります。昔お花博士に教わったオケラの場所が確か上の方にあった。

尾根にでると下の方で人がうろうろしています。

あれ? この山まん丸だと思っていたのですが 大きな尾根が二つあるようです。 おっかしいなぁ こんな道だっけ?

Senburi_3
尾根をやはり藪こぎしながら登ってみました。

ムラサキセンブリロードです。

初めて見るピーちゃんは大興奮。確かにこの花美しいし嬉しいよね。

そのうちにこれでもかっってほど出てきますけれどね

Sawasirogiku
暈けちゃったけれどサワシロギクだと思います。

初め白くて赤く色が変わります。小さくて可愛らしい花です。

Rindou
西側の斜面に竜胆が咲き乱れていました。

勢いで登って来ましたが初めてたつ場所です。

私何処にいるんだろう?

とにかく登っていきます。今日は一人ではないのでちょっと冒険できます。 どうしてもオケラの場所を探り当てたい。

Senburi2
センブリです。 ムラサキセンブリより小振りで清楚で美しい花です。

千回振り出しても薬効がある・・・・と言われる胃薬です。

紫にも同じ薬効があるのでしょうか?

絶滅危惧種Ⅱ類になっているそうですがここでは白いセンブリの方が少ないです。

Senburi3
紫ちゃんは 背もこんなに高いんだよ。

それにしてもあのオケラの場所が見つかりません。他にも道を知っているので帰りに挑戦してみよう・・・・と元のはげ地に戻ることにしました。

う~~ん お花博士に電話しようかとも思ったんだけどね

コメント (4)
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