不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

オケラを探して新城の山にⅤ

2012-11-04 16:00:00 | 山歩き


さてそろそろ降りましょう。
・・・・・とまっすぐ行けばって言われたようねぇ

道はずっとずっと尾根道が続いています。 左手を見ると樹間に本宮山や 吉祥山が見えます。
本当なの?

不安になったのは瓶割り峠の標識を見たとき  あまり意識したことなので瓶割り峠が何処にあったか記憶は定かではないけれど 静岡県との境だったような気がする。

どうする? まっすぐ行くか? 瓶割り峠に降りるか・・・・

「まっすぐって言われたからまっすぐだよ」って言うんだけれど どうも納得が出来ない。

仕方ない 少しだけまっすぐ行って様子を見よう。

と歩き出す。 相変わらずの景色で 下って行く様子も無く 左側の景色はどんどん知らないものになって行く。
もう一度瓶割り峠の案内が出てきたので決断。
「こっちへ行こう。 まっすぐはあり得ん。 いざとなったら里にさえ下りたらどんな方法でも帰れるよ。」 と言いながら財布の中身を頭の中で確認。 OK

Kudari
瓶割り峠への道は 斜面をジグザグと降りていくのだけれど さほど歩かれていないと見えて踏み跡は薄く 小石ですべりそうだったり。。。。

たいして高い山でないのに 嫌に傾斜がきつく感じる。

林道 でた~

これで良いのかと思ったらまだまだ先があるようで 左に降りたら元に戻ったのかしら?

私達を不安にさせた瓶割り峠はたぶん右に林道を行けば・・・・・

比丘尼山 あるいは雨生山 中宇利のの案内は何処にも無くて・・・・・ 時々笹藪を漕ぎ分けたりしてきたことを考えると 新城市としてはこの山に人が踏み込むのをあまり歓迎していないのかな?と思ってしまいました。

林道のすぐ下にまた下りの登山道があり それを下りていってやっと比丘尼山に向っているのだという安心感が生まれたのです。

振り返れば鉄塔・・・・そうそう 初めて比丘尼山へ来たとき 鉄塔の方へ行くと金山に行けるのだと本に書いてあったのを思いだし。。。。。遅いわっ!

Senburi4
金山を歩いているときはほとんど花を見ることができなかったのだけれど だんだん花が目に付くようになって 比丘尼山に入ってきていることを感じた。

Okera2オケラ 

あるわ あるわ

この山はオケラにあふれている。 とりあえずピーちゃんにオケラを見せられたことで一安心。

ただお花博士と見たオケラでなかったことが少し不満だった。

Okera3_4

Waremokou
今日は注目度が低かったかわいそうな吾亦紅ちゃん

輪切りにすると織田家の家紋になるとか・・・まだ試したことは無い。

分岐があります。 上の方に行ってみると 東屋が・・・・

Tettou
駐車場の位置を確認するとその間にいくつかのはげ地があります。

比丘尼山は中宇利丸山って言うからまん丸な山と思っていましたが 案外支尾根が入り組んでいます。

東屋から無理矢理降りようとしましたが・・・ちょっと無理のようです。

Murasakisenburi2東屋の周りに群れて咲いていたムラサキセンブリが「無理は止めとけ」って言ってました。

花の株を壊してもなんですし・・・・

ぶんきの所に戻ります。んん? なんだか見たことがある景色です。 

この道だったんだ ここまで斜面をショートカットして登ってきてオケラの大群にあったんだった。左側に桜の園もあるし・・・・・間違いないようです。  宝くじの看板もあります。

なんちゃらの道の案内はあるけれど 相変わらず何処へ行くかの案内はありません。

Kouyou_3

Hateはて?
これはなんのなれの果て?

花のあとが完全に羽毛のようになっている。

コウヤボウキ?

小さな沢を越えて 降りていくと あ 着きましたよ。 朝見た場所です。

よく似た場所に惑わされ 危険を感じるほどではなかったけれど 何度も来ているのに思う場所に行けず・・・・それでも徘徊が楽しく

山で一日さまよい遊んだ日でした。

ピーちゃんは物足りなかったらしく 後日また行っています。 へぇ~

Kanbanあのまままっすぐ行っていたら私達何処へ行っていたのでしょうか?

ひょっとしたら富幕山の上で叫んでいたかしら?

そうすると手持ちのお金では戻ってこられなかったかも

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オケラを探して新城の山にⅣ

2012-11-04 14:00:00 | 山歩き

あかっぱげは金山へ行く途中にあるはげ地です。やっぱり蛇紋岩で成り立っているようです。
さほど広くない場所ですが少しだけ花が変わってきます。

Yamarakkyo2
下では堅かったつぼみも少しほころんで・・・・ヤマラッキョウです。

Mikawamatumusisou
ミカワマツムシソウです。

飾り花も少なく 一般的なマツムシソウと比べるととても小さい。

でもこの健気な花好きです。

飾り花が取れたのでしょうか? まん丸なボールのようになった花もありました。

Senbonyariセンボンヤリのようです。

昔お花博士とセンボンヤリを探した事がありました。

時期がもう少し遅かったからでしょうか?どれだけ探しても苗は見つからなかった。

今日はどうしたことかツンツクといっぱいあります。 ミシマサイコもあるはずですが見つかりませんでした。

残念。

Umebatisou
ウメバチソウ

今までちょっと湿気ったところで見ていたウメバチソウが なぜかこの山では尾根とかはげ地とか割合乾燥したところにあります。
不思議です。

Yanaginogiku2
ここにもヤナギノギクが・・・・

今までで一番立派です。

Kerun
あかっぱげの先に行ってみました。初めて踏み入れる場所です。

しかし やっぱりあかっぱげでした。少し広くてケルンが積まれています。

ここは頂上ではありません。 おなかも空いてきたので おにぎりを詰め込みます。 今日はお気楽な気分でやってきたので いつものようなクッキングはしません。 あり合わせです。

休憩中 金山の方から一人 二人・・・・

「比丘尼山はこちらから回って行けますか?」行けることは知っていたのですが 行ったこと無いので少し情報をもらいたいと思って・・・・

「まっすぐ行けば どうせんでも行けるよ。」

この案内が 私達を悩ませることになりました。

Sasaあまり歩く人がいないのでしょうか?
道は笹をかき分けかき分け・・・・

蛇がいないかとストックでつつきながら歩きます。

One
こんな道もあります。

尾根ですからさほどきつくはありませんが 緩く登ったり降りたり

Toneru
こんな道 好きですけれどね

ただ 思っていたよりも距離があるようです。 行ってもいっても頂上にはたどり着きません。

あれぇ~?

鉄塔があるはずなので心配はしていませんでしたが

Simobasira
「あぁ~~シモバシラ」とピーちゃん

花は終わってしまってましたけれどここにシモバシラ 冬にやってくるとも一つの花が見られる。

ここまで来るかどうかは微妙ですが

Kanayamacyoujyu「空が明るくなったから  木々が切れているから・・・・きっともう頂上」

何度も言いながらやっと付いた頂上。
素っ気ないくらい 特徴無く通り過ぎてしまいそう。

これが頂上なのね?

さてここから悩み多き下山となるのです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オケラを探して新城の山にⅢ

2012-11-04 13:00:00 | 山歩き

何度かくねくねと曲がりながら登っていく林道
右手にまた藪こぎです。 サルトリイバラを払いながら進むとここには白いセンブリの群生地があるのです。

Senburisiro
 とっても小さなセンブリがいっぱいなので踏みつぶさないように気をつけます。

白いセンブリ 気品があってとても綺麗です。

こんな写真しか載せられないなんて・・・・・ ぶぅ

Senurisiro2
ほら こんなに小さい。

今年生まれたばかりの赤ちゃんみたいに小さくて でも一所懸命頑張っているね。

そっとしておいてあげよう

Tenbou2
吉祥山と本宮山を見る。

ついこの間あの山の頂上にいた。 ゴルフ場の山とあまり良く思っていなかったけれど 登ってみたら良い山だった。

本宮山は最近登っていないなぁ

林道へ戻ってまた歩き出す。 林道にもいろんな花が咲いているので見落とさないようにきょろきょろ

Karasuuri
おお なんだよあの大きさは・・・・

カラスウリとは思えないでかさ
まるで柿だよ

私の知っているカラスウリの3-4倍はあったね。 奥の方にはおもちゃカボチャのように筋の入った実も下がっていて

Kouyabouki
コウヤボウキ

高野山のお坊さんがこれを集めて箒にしたとかしないとか・・・・

このカールが可愛い。

もっとカールのいっぱいあるハグマが見たかったけれど見つからず。

Murasakisenburi

Rindou2陽も差してきて竜胆は真っ青な色を輝かせている。
この先これでもかって出て来るんだよね

Azamiアザミの種類はいっぱいあるので何アザミか知らないけれど 今日一番の美人です。

途中いつも除く湿原風の場所に寄ってみる。 かがんで枝に引っかからないように気をつけながら。。。。 どうしたことかミミカキグサ見つけられない  おかしいなぁ? ちょっと前にいらしたお花博士がミミカキグサと ホザキノミミカキグサを載せていらした。

湿原の先にウメバチソウもあったのだけれど・・・・ ま 良いかぁ ウメバチソウは他にもある。

と登山道に戻って登り始める。

竜胆満開。

Rindou3

Maruyama_2
途中の展望地で比丘尼山を見下ろす。

あのはげた所を徘徊していたんかいなぁ?

尾根に付いたところにウメバチソウ。 

さてどっちへ行こうか? 雨生山の方から賑やかな声が聞こえてくる。 「ここでお弁当にしましょう」
朝駐車場で会った団体さんらしい。 
じゃぁ私達は金山の方に向いましょう。 お花博士が名付けたあかっぱげに向います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オケラを探して新城の山にⅡ

2012-11-04 11:00:00 | 山歩き

また裸地に戻って駐車場へ

その後林道を通って雨生山の登り口に向います。 なにげに登りですが たいしたことは無く 花もそれなりにあるので飽きません。

Hiyodoribana
ヒヨドリバナが 終わり変えているのでしょうか? 少し綿毛のようになっています。

アサギマダラも今では沖縄の方へ渡っていったでしょうか?

Yakusisou
ヤクシソウですね? 薬壷のようなのがぶら下がっている。

Yamahakka
ヤマハッカ?

花を見るとそうだけれど赤いのはなんだろう? 残った萼がこんな色になるのだろうか?

ちょっと素敵な花みたい。ちなみにヤマハッカはハッカの匂いがしないことを最近知った。

山のハッカに似た花と言うことらしい。

Sawasirogiku2サワシロギクの色の変化が分ります。

白から赤へと・・・・

それにしてもどうしてこの花はこんなにまばらな花の付き方なんでしょう?不思議です。

Gennosyouko_3
ゲンノショウコ 現の証拠って言うぐらいだからよほど効果あるんだろうね?

フウロと同じ顔して咲いている。小さな小さな花

わわわ・・・・・オケラだ~

Okera
何と 思っていた場所では無かったけれどオケラ出現

去年のものだろうか? ドライフラワーのようになって かえって良い感じ

葉っぱが青いから今年のもの?

いや~ どっちにしても良かった~
とりあえず今日の目標は達成。

林道からもう一度登り直してみようと思っていたけれど林道へ行く前に見つかっちゃった。

いいねぇ この風情・・・・くどいか

おかしな事に毎年出会う蛇がいる。 ほとんど同じ場所で
今日はまさかそんなことも無かろう・・・と思ったのに 真っ黒なざらっとした蛇がごそごそ逃げていった。  いや歓迎してくれんでも良いよ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オケラを探して新城の山にⅠ 

2012-11-04 10:00:00 | 山歩き

雨生山にムラサキセンブリが咲く時期がやってきました。
今年はジオンさんが是非みたいと言っていたので連絡を待っていたのですが 忙しいらしく連絡無し。 次々と山友の花の便りが届くのでちょっと焦り気味

よし 一人で行ってこよう・・・・・

そんなこと思っているときにピーちゃんからメールが  いこ 一緒にいこ

Honnguusan

この山4年前にお花博士から教えてもらってから毎年この時期を待って行っているのです。二回はお花博士と一緒に 去年からは一人で。。。。 復習しながら歩いて行くのですがどうしても分らないところがあります。 オケラのある場所です。

いつも藪こぎをしながら進んでいるのでどうしてもたどり着けません。 今日は徹底的に探してみましょう。方向は分っています。

駐車場割とわかりにくい。昔に友達に出したメールを印刷して行きます。(これなんだか変だね)おかげで迷わず到着。 すでに駐車場は満杯。 へ~~人気があるんだね

早速左手比丘尼山(中宇利丸山)の方へ向います。全山蛇紋岩で出来た小さなまん丸い山です。 痩せ地なのであちこちはげ山のようになっています。

Yanagigikuひょろっと伸びた菊はヤナギノギク

こういった蛇紋岩の土地にしか咲かないそうで希少種だそうです。

宮崎 四国 愛知と遠隔分布しているそうです。 どうやって増えていったのか不思議です。

かぜにふかれて頼りなげになびいています。

Yamarakkyo
ヤマラッキョウです。

「山にらっきょうがあるなんて」のピーちゃんの言葉にふと考える。

この花の下にはらっきょうが出来ているのかしら?食べられるのかしら?

あら? ウィキ先生に聞いてきたら食べられるんだって。。。。

もっともこの花数が減ったような気がするんだよね。だから摘みません。

Tenbou山の斜面道無き道を進んでいきます。

何となく踏み跡があるので辿ります。昔お花博士に教わったオケラの場所が確か上の方にあった。

尾根にでると下の方で人がうろうろしています。

あれ? この山まん丸だと思っていたのですが 大きな尾根が二つあるようです。 おっかしいなぁ こんな道だっけ?

Senburi_3
尾根をやはり藪こぎしながら登ってみました。

ムラサキセンブリロードです。

初めて見るピーちゃんは大興奮。確かにこの花美しいし嬉しいよね。

そのうちにこれでもかっってほど出てきますけれどね

Sawasirogiku
暈けちゃったけれどサワシロギクだと思います。

初め白くて赤く色が変わります。小さくて可愛らしい花です。

Rindou
西側の斜面に竜胆が咲き乱れていました。

勢いで登って来ましたが初めてたつ場所です。

私何処にいるんだろう?

とにかく登っていきます。今日は一人ではないのでちょっと冒険できます。 どうしてもオケラの場所を探り当てたい。

Senburi2
センブリです。 ムラサキセンブリより小振りで清楚で美しい花です。

千回振り出しても薬効がある・・・・と言われる胃薬です。

紫にも同じ薬効があるのでしょうか?

絶滅危惧種Ⅱ類になっているそうですがここでは白いセンブリの方が少ないです。

Senburi3
紫ちゃんは 背もこんなに高いんだよ。

それにしてもあのオケラの場所が見つかりません。他にも道を知っているので帰りに挑戦してみよう・・・・と元のはげ地に戻ることにしました。

う~~ん お花博士に電話しようかとも思ったんだけどね

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする