世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

聴く力

2009年08月02日 | 人生
聴力というと、機能的な意味だが、

聴く力といえば、人間的意味合いが増す。



とかく人は自分のことをしゃべりたがる。

ボクも、例に漏れない。




カウンセリングやコーチングの基本は、

まず、聴くこと、だ。




だが、これがまた難しい。

何も言わず黙って聞いてればいいかというと、そうでもない。


コツがある、という。



1. 肯定的に受け入れる。

   「そうだったんだね」


2. 相手の言葉を反復する。

   「・・・したんだ」


3. 言い換える。

   「それって・・・っていうこと?」


4. 疑問を投げかける。

   「どうしてそうなったのかナ~?」


5. 褒める。

   「よかったねー、すごいジャン」



基本的手順だ。




ただ、相手から出来るだけ本音を引き出さなければならない。

そのためには、心から相手を理解しようという気持ちを伝える必要がある。


真剣に、だが優しい表情で相手の目を、または口元を見る。

相槌と合の手をタイミング良く入れる。

「愛槌」、「愛の手」 だと意識しながら。


「それで?」

「ソーなんだ」

「ヘー」


促し言葉も。


デモ、相手の言葉を遮って、

すぐ自分のことをしゃべりたくなる気持ちをグット抑えることって、

結構キツイ。


上から目線や、

説教オヤジキャラは返上して、


修行、修行。