世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

60

2009年08月16日 | 人生
60の意味は大きい。

少なくともボクの中では。

それは、大人と認められた20(はたち)になった時より重いかもしれない。



還暦という意味をシミジミと噛みしめる今日この頃。

つまり、人生二順目に入ったわけだ。


もう一度人生が始まる。

それは終わりの始まりでなく、

一層輝く人生を送ることもできる。

ギラギラした眩しい光でなく、

燻し銀の輝きとでもいうものかもしれない。


それも自ら課した課題 (ミッション) によるだろう。




そして、同時に先も見えてくる。


不幸にして60に届かず、あるいは60を迎えてわずかで去っていく人々も多い。

それを思えば、ここまで来ただけでもありがたい。



とはいえボクも、せいぜい、あと20年くらいがいいところだろう。




そう思うと、にわかに忙しくなる。

やりたいことがありすぎて。


どうせ全部やりきれないことは分かっている。

やれるところまで、だ。


人生全うするなんて、所詮出来やしない。

「志半ば」 で本望。



焦ってはいないけど、無駄にはできない、って心境。


ボチボチ、コツコツ、チョメチョメ。(山城新伍さんの冥福を祈りつつ)