世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

商売のコツ

2009年08月28日 | 仕事
ボクは商売人の家系に生まれ育った。


商社に勤め、その後宿泊業という商売で生計を立ててきた。

商売の道一筋といっても良いだろう。



だが、

一般に言われる商売人ではない。

商人(あきんど)とも違う。


と思っている。


一般的には、

儲けるために、儲かりそうな業種や商品を選び、追及する。

勢い、売れてるもの、流行っているものを扱おうとする。



海のものとも、山のものとも分からないものには手を出したがらない。

リスクが大きいからだ。


みんながやる無難な方向へと向かう。

みんなで渡れば怖くない、というばかりに。


だが、

死なば諸共、になりかねない。




ナンバーワンよりオンリーワン、という言葉がある。

パラドックスが潜んでいる。


オンリーワン = ナンバーワン だからだ。

だから、ナンバーワンになりたかったら、

オンリーワンを目指せばいい。


単純な論理だ。



ボクは、

「他人の作った土俵にはあがるな」 といってきた。

そして、

薄利多売ではなく、

高くて売れるものを作れ、

多利小売を目指せ、とも。



100円のものを100個売るより、

1,000円のものを10個、

イヤ、10,000円のもを1個売った方がいい。


利益率ははるかにいいし、

手間もかからない。


ただ、相当なる知恵と工夫は要する。


そこが、商売の醍醐味だ。