世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

引き受ける力

2013年04月12日 | 人生
引き寄せる力より

引き受ける力がより大切である。


いいチャンスが巡ってきても、

それを拒絶すれば元も子もない。



頼まれごとは基本的に断らない。

これが基本スタンスである。


お金に関しても、できるだけのことはする。


自分に身に起こったことをすべて受け入れる。


それは許容力に繋がり、器の大きさともいえよう。



人から騙された、罵られた、恨みを買った、

これらすべてに言い訳をすることなく

素直に受け入れることができるか。



ボクは幸い、大怪我や大病で入院生活を余儀なくされたことがない。

ただ、これからそういうことがいつ起きるとも限らない。



事業が上手くいかなくなり、

いつ経済的破綻に追い込まれるやもしれない。


今までかろうじてその危機を乗り越えてきた。

だからこれからもうまく切り抜けられるなどという保証はどこにもない。

むしろ、これもいつどういう形で自分の身に降りかかるとも知れない。


そうした人生に危機は、ボク個人に限ったことではない。

人は、あらゆる不幸の可能性を背負っているのだ。


どんな稀有な出来事も、他人に起きることは自分に起きる可能性を含む。


犯罪に巻き込まれるかもしれない、

自分自身が犯罪を犯してしまうかもしれない。


カッとなって人を殺(あや)めるかもしれない。

それは最悪なことであり、取り返しのつかないことである。


オシドリ夫婦でも、長年の介護疲れで愛する配偶者を殺める例もある。


そこまでのことをしなくても、

信用を失い社会から抹殺されることはよくあることだ。




だが、どんな境遇になろうとも

運命だと思ってそれを素直に受け入れなければならない。


どんなに悔やんでも、過去は戻ってこないし、その事実を消し去ることもできない。


なんとかしようともがき苦しみ、取り繕うことさえ無意味だ。

出来ない言い訳を並べたてるのは愚かだ。



過去の事実を消し去ることは出来なくても、

解釈はいくらでも上書きできる。



やるべきことは、

あらゆる事象を素直に受け入れ

あとはただ、今を100%生きぬき、

今光輝くこと、命を今生き生きと発揮させることなのだ。


今の輝くが未来への輝きへと導く。



もともと人間というものは自由なのだ。

だが、こうありたいと欲を出したり、

こうしなければならないと自分を制限するために

それが足かせとなり、挙句不自由さを必然的に手に入れてしまう。



理想を描くことも、

こうしなければならないとミッションを打ち立てることすら足かせとなる。

そこには少なからず無理が内包されるからかもしれない。




現状を素直に受け入れ、

自然体でいることこそ自由そのものなのだ。


したいことはすればいい。

やらなければならないことなど、実は一つもないのだ。



全てを受け入れ、真に解き放たれた時、

人は自由を手に入れ、今が輝き始める。




ある人がメルマガに書いている。


運やご縁に恵まれる秘訣は3つ


 1.受け入れがたいことを受け入れること

 2.今与えられた仕事に最善を尽くすこと

 3.今一緒にいる人たちを大切にすること



なかなか人生が展開していかない人たちは

1つ目の現状を受け入れていないことが多い、と。


受け入れがたきことを許し

勇気を持って受け入れることが道をひらく大きな一歩である。


受け入れられないモノも与えられたモノだから

受取拒否をしていれば

そのあとにめぐってくる運とご縁も拒否しているようなもの。


受け入れずして、次は無し、と手厳しい。



ごみの分別は必要かもしれないが

人生の出来事をを分別(ぶんべつ)してかかることは


まさに分別(ふんべつ)の無い行為だといえよう。


優れた人はいる。

感じの良い、イイ人もいる。


だが、求められるのは

善悪、良否の敷居を超えた、

全人的な魅力、迫力、実力を備えた人間なのだ。


つまり、清濁併せのむ器量が求められる。


これからの時代、特にグローバル時代を生き抜くにおいては、

愛嬌より器量(ability; high caliber )度胸(brave)、

人気より任侠(chivalrous)といったものが必要となる。


任侠は何もヤクザに限ったことではない。

いやむしろ、正義感にあふれたヤクザほど格好いいものはない。


ある意味、ヤクザにならなきゃこれからの世の中行き抜けない。


さらにいううなら

要領(容量)より器量、

器用より器量なのだ。。



何事も「受け入れる力」を養うためには、

心身魂を鍛え、

人としての器を磨いて、大きくしなければならない。




【今日のワンポイント・英会話】


He gained credit [prestige] by doing it.

彼はそれをすることによって大いに器量を上げた



His brave act 「won him credit [raised him in the estimation of the people].

勇敢な行いによって器量を上げた



caliber (American English)の意: 器量

the level of quality or ability that someone or something has achieved




chivalrousの意: 任侠

to behaves in a polite, kind, generous, and honourable way,

especially towards women
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4月11日(木)のつぶやき

2013年04月12日 | 音楽
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