世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

山より大きな獅子はいない

2013年04月13日 | 苦境
身震いで目が覚めた。

嫌な夢だった。

(関西の地震の揺れかも?)



今経済的破綻の瀬戸際に立たされている。

経済的に困窮し、もうダメだと思ったことはこれで何度目だろう。


裏切られて、騙されて、それでもボクは人を信じて生きてきた。

懲りない性分だ。



夢と希望がボクを支えている。


支えてくれる人がいる。

応援してくれる人がいる。


だからボクは生きていられる。

そう頑なに信じて生かされてきた。




どんなに失望しても絶望してはいけない。


失ったものはいつしか必ず取り返せる。

あるいは、そのほかのもので代替できる。


だが、絶やしたものはもう戻ってこない。


散った花はまた咲くが、

一旦枯れた木はもう戻ることはない。


失うことは一時的でも、

絶やせば永遠につながる。



お金は頑張ればいつでもまた作れる。

友人も知人もまた出来るだろう。


だが、愛する人はなかなか代わりが見つからない。



出会いは別れの始まりだという。

そうではない。

むしろ、別れが出会いの始まりなのだ。



失ったものをいつまでも嘆いても埒(らち)はあかない。

今あるものを大切にすべきだ。

例えそれがわずかなものであろうとも。



財産を失う。

パートナーを失う。

健康を損なう。


人は数々のものを失いながら

それでもどこかに何かの希望を見出そうともがきながら生きている。


肌が新陳代謝を繰り返すように

人の環境も常に新陳代謝が起きている。


脱皮を繰り返すたびに、大きく成長していくものだ。



生きている以上、悩みや苦しみは払いのけても払いのけても

打ち寄せる波のように次から次へとやってくる。



ならば、その波に身を任せ、心地よく揺られてみるのもいい方策かもしれない。


岸から思い切って漕ぎ出して、

波をかき分けて沖に出てみれば穏やかな海が待っている。



振るし切る雨の中でも

一旦空に向かって飛び立てば、

分厚い雲に激しく揺られながらもその先には青空が広がっている。


誰しも土砂降りの中に身を置けば心細くなり打ちひしがれるだろう。

凍えるかもしれない。


だが落ちてくる雨の先を見れば

雲の上には必ず青空があることを意識してほしい。


どんなに長く降っても、上がらない雨はない。

雨は潤いをもたらす。

時に洪水を引き起こすこともあるが。


むしろ怖いのは日照り続きだ。

乾いた心は砂漠のように殺伐としてそこからは何も生まれない。


ぎらぎら光る太陽は、じりじりと肌を焼き、咽喉を干からびさせる。


だから人々はオアシスを求めて旅をする。



今がどんなに苦しくても、

どんなに切なくても希望の光だけは失ってはいけない。


乗り越えられない壁はない。

時が経てば壁の方から崩れこともある。


山より大きな獅子はいないのだ。



【One point English Lesson】



新陳代謝ってどういう?


〔生理学で〕metabolism


新陳代謝するは、

undergo metabolic change


metabolic は形容詞で、

「物質交代の, (新陳)代謝の」、あるいは、

「 変態する」という意味である。




日本語で言ういわゆる、メタボは


メタボリック‐シンドローム【metabolic syndromeメタボリック症候群】の略で、

内臓の周囲に脂肪がたまり、

それに加えて高血糖・高血圧・高脂血・高コレステロールの症状のいくつかを複数併せもつ状態のことをいう。

放置すると、糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞などを起こすとされる。



metabolic syndrome:

a combination of medical conditions,

including high blood pressure and high levels of cholesterol in the body,

that increase someone's risk of getting heart disease or having a heart attack


ナルホド、知らなかった。