世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

使わなければ錆びる

2013年10月01日 | 仕事
例えば英会話。

英語で話す機会がなければ、

覚えた英語もどんどん忘れていく。


日本にいても話す機会をたくさん作ろうと

フリートークは誕生した。


そしてこの2年半でその効果は十分あった。

多くのお客様が英語に馴染み、話せるようになった。



もうひとつのフリートークのミッションは、

仕事を必要とする外国人に働く場を提供することであった。


だが、それもさほど意味をなさなくなった。

働く人がいなくなったのだから。


それでも初期の目的は果たされた。




だからといって、フリートークそのものを消滅させるわけには行かない。

事業も人間も変化に応じてその形を変えつつ

存続しなければならないからだ。


最終目標は、あくまでも「世界平和」なのだ。



今までのフリートークが基礎編だとすれば

これからはそのための活用(実用)の場となる。


英語を使って何かを成し遂げる場。


英語はあくまでも目的を達成するための手段に過ぎない。

言語ツール、コミュニケーションの道具だ。


ある程度練習してできるようになったら、

本来の目的に向かってそれを使わなければならない。


車の免許の取得を考えればわかる。

いつまでも教習所内を運転していても面白くないだろう。

路上に出てドライブを楽しまなければ意味がない。


だがその目的はさまざまだ。

トラックやタクシドライバーのように仕事で使う人。

レジャーとして使う人。

あるいはその両方。



英語を勉強する目的は何か。

ただ漫然と勉強しているのと、

海外旅行に行くために勉強するのと、

ビジネスで商談するために使うのとでは


端から打ち込み方が違ってくる。


何事も勉強、研鑽は一生続けなければならない。

だが、実用化すればさらに高みを目指して励むモチベーションにつながる。



ボクの目的は、

世界中の人とコミュニケーションが測れるようになり、

そのうえで、

趣味を共にしたり、ビジネスを手がけたりすることだ。



ボクが頻繁に海外に出かけるのは、

単なる物見遊山(pleasure trip)的域は超え、


現地の人とより深くつながり、

現地をより深く理解し、

ひいてはビジネスを展開したいからにほかならない。



仮免から実質路上運転を楽しんでいる。

ただ、そこには思いがけない事故や、故障というアクシデントが

常に潜んでいることを忘れてはいけない。


安全運転に徹しつつ、

道なき未知の世界にも入っていかなければ面白みはない。


ボクは、オフロードコースが好きだ。

だから、4WDに乗っている。

しかもギャレー(キッチン)付きのキャンパーだ。



これならどこでもビバーク(bivouac)できる。



人生もオフロードコースを好んで選んで走る。

幸い、ボクの身体も4WD並にできている。


未開の地に分け入る興奮と感動がボクを支配して止まない。