世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

蠢く妖怪たち

2013年10月22日 | 人間関係
一般に人間は、安定を望み変化を嫌う。

そして、痛みを避け、快楽を求める。


これは当然といえば当然だろう。

変化は痛みを伴うし、快楽は安定の先にあるからだ。


ところがどうだ。

ボクは常に逆行しているのではないか。


つまり、好むと好まざるにかかわらず変化の中に身を投じ、

痛みばかりを味わっている。


ときに痛みは快感をもたらす。

だからといって、Sexのときに変態プレイは好まない。

至ってノーマルである。


オット、ここはそういう話ではない。




今年に入り、大激変が次から次へと訪れている。

その度に人間関係の妙に巻き込まれては、身を削っていく。


そこには妖怪どもが蠢(うごめ)いているからだ。


おもに、悪口雑言が飛び交い、

よからぬ噂がひとり歩きする。


またそれを確かめもせず、鵜呑みにする輩も多い。



それに対し、ボクはほとんど言い訳をしない。

反論もしない。


なぜなら、そんなくだらないことに構っている暇がないからだ。

そういう低俗な連中と遊んでいる時間はない。



そうすると、相手は無視されたとますます怒りを増幅させ

あることないこと煽り立てる。



しかし、言うではないか。


人の噂も75日。

つまり、2ヶ月半の辛抱なのだ。


年内には跡形もなく消えるだろう。

来年はすべてが花開くことになる。





ボクの美学とする

「来る者は拒まず、去るものは追わず」に自分自身一種の冷酷さを感じる。


去ろうとしている人をもっと引き止めたら? とアドバイスする人もいる。

ありがたいことだ。

時におせっかいおばさん(おじさん)もいるが。


誰しも人間関係の新陳代謝は常に起きている。

別れただのひっついただのもその一つだろう。




人生は川の流れに例えられる。

淀めば腐るとも言われるが、

淀みも、大雨が降れば一気に解消される。


大雨は一時の河の濁りを引き起こすが、

やがて清流へと生まれ変わる。


そして、すべからく大海へと注ぐのだ。



フローとストックという言葉があるが、

ボクの場合、金銭感覚も人間関係もフロー型なのだろう。


それもそのはず、初めの述べたように

変化を好み痛みに耐えられる体質だから。




良し悪しはつけられない。

人の生きる道に、正解不正解はない。


ただし、全ては因果応報の法則に則り、その人間に跳ね返る。


だから誹謗中傷する人間にその資格はない。



後ろ足で砂をかけて去っていく人間でもボクは非難しない。

寄り添ってくれる人のことを考えるだけで精一杯だ。


済んだことをいつまでも引っ張るより、

新しい世界に向かって希望を繋ぐことが重要なのだ。




愚者は、今起きている現象のみを見て判断する。

賢者は、その現象の先にあるものを見て行動する。


愚者に付き合っている暇はない。