世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ベトナムとカンボジア 2

2014年07月30日 | 
国境一つ越えただけでこうも違うのか、と思わせる風景だった。


    ベトナム側入国管理棟



質素なベトナムに比べ、

カンボジア側のイミグレーションを抜けるとそこには瀟洒なカジノが何軒も並んでいた。

お客はベトナム人が多いと聞いた。


    カンボジアのイミグレ



ベトナムではカジノはご法度だ。

だがビザのいらない国境を越えればもう法の手は及ばない。


このシメントリーな風景を見てボクはネバダ州のラフリンを思い出していた。


ラフリンは、ラスベガスの南方約 130km の地点にあるカジノの街。

ネバダ州内のカジノリゾート都市といえばラスベガスとレイクタホ周辺のリノが有名だが、

このラフリンも第三の街として 80年代後半から注目され始めた。


なんといっても安い。

ごかなほてるの30~40ドルで泊まれる。

食事も安い。

だから、長期滞在が可能でリタイアしたシニア層が多い。


ラフリンの最大の特徴はなんといってもコロラド川で、

ラフリンに存在するほとんどすべてのカジノホテルはコロラド川の河畔に面しており、

客室から水着姿のままで 1階 (カジノフロア) へ降りれば、

そこはもう大自然のウォーターレジャーランドだ。



ちなみにこの地域のコロラド川は、

あのグランドキャニオンの激流からは想像もできないほどゆったりとした優雅な流れで、

大自然をバックにジェットスキー、ウインドサーフィン、水上スキーなど、

各種ウォータースポーツを楽しむには絶好のコンディションとなっている


ボクもジェットボートを楽しんだ

人工的なアトラクションが主流のラスベガスとは対照的だ。


そして。川ひとつはさんだ迎えのアリゾナ州とも対照的に神々しく明かりがともっている。、

そこで、夜は河畔に面したロマンティックなレストランで食事を楽しみ、

コロラド川からの涼風が吹き抜けるカジノでゲームに興じたものだ。


そんなことを思い出させるベトナムとカンボジアの国境だった。


続きはまた明日。


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日本の株が下げ止まっているのは

東京オリンピックに合わせたカジノ浮揚説がある。


景気刺激にはもってこいの打ち上げ花火かもしれない。

だが、隣国・韓国の例を見るまでもなく、両刃の刃であることは論を待たない。


パチンコ同様、いやそれ以上にギャンブル依存症を生むことは必至だ。

その恐怖を日本はまだ知らない。


特に年金生活者、生活保護者にとっては垂涎の代物だ。

さて、日本国民の良識がまた問われている。
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7月29日(火)のつぶやき

2014年07月30日 | 福祉
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