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中国が覇権国にはなれない理由

2021年02月22日 | ライフスタイル
中国の侵略行為が激しさを増している。


連日尖閣に「海警」が領海侵犯を犯しては。

日本漁船を脅かしている。




台湾へも防空識別圏に中国軍機が侵入している。


南シナ海、インド、ブータンにも

領域侵犯を犯し続けている。


そのすべての行動は

侵略行為であり、

国際社会においても違法であることは自明だ。


新疆ウイグル自治区やチベットにおける弾圧は

ナチスさながら。


香港においても然り。


人道的にも許されない。



ミャンマーのクーデターも

中国が陰で糸を引いていると言われているが、

侵略(支配欲)の意図が見え見えで、

実は、ミャンマー軍も中国を嫌って警戒している。


支配欲をむき出しにしているのは

アフリカにおいても同じだ。



GDPでアメリカを抜いて世界一になって、

経済力や軍事力を付け、

一帯一路の政策を進めても、

国際的信頼を得なければ

真の覇権国にはなり得ない。



また、AIIIB(アジアインフラ投資銀行)で、

いくら世界に元をばらまこうが、

基軸通貨になり得ない。


誰も元を信用していないから。

(日本円の方がよっぽど信頼性がある)



ましてや、

情報を遮断し、

国民の言論や行動の自由を奪っている。




歴史的に見ても、

4000年の悠久の歴史を持つと言われるが、

その歴史はさまざまな王朝の勃興と滅亡の歴史だ。


アヘン戦争、日清戦争と負け続け、

植民地化される。



その後、

現在の中国と呼ばれる「中華人民共和国」が建国されたのは

1949年のこと(毛沢東)であり、

実質建国70年あまりにすぎない。

(今年は中国共産党建党100周年)



毛沢東は

「文化大革命」の名のもとに

ナチス張りの粛清を行った。


その後、1978年、

鄧小平が経済自由化(改革開放)を行い、

社会主義市場経済の下、

1990年代から急速な発展を遂げる。



しかし、それは急激な格差会を生んだ。

一人当たりGDPの低さを見ればよく分かる。



そこで中国は

14億人の市場を背に

独自路線を打ち出し、

BATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)など、

GAFAに対抗している。


コロナに乗じたワクチン外交もその一環だ。




このように中国を語れば

まだまだ枚挙に暇はないが、

自由と寛容がなく、

説明責任さえ持たず、

嘘と脅しを重ね、

軍事力と経済力でいくら力でコリ押ししても

世界の覇権国(リーダー)には到底なり得ない。



ご意見、反論をどうぞ。












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