【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

コロナ危機日本・拘束される香港の良心派~『報道特集』~

2020-12-06 16:55:14 | 言論と政治
Ⅰ:コロナ禍と日本社会

民間のPCR検査センターに予約もいっぱい。いかに国民がPCR検査の必要と認識しているか。初期から専門医が検査の充実を、と呼びかけたがいまも政府はGoToトラベルに力点。経済は大事だが人間があってのものだろう。

 「#コロナ危機 #生活困窮者が急増」
菅総理が言う「国民の暮らしといのちを守る」とは、その語句や文を反復することでしかない。番組が報道したように「どのように」「いかに」暮らしが脅かされているかの実際は政府には届いていないか、はじめから対象外なのではあるまいか。

仲介のアパレル業者が外出自粛下で、あっというまに追い詰められていく。収入はゼロ夫婦離婚、一日に一食。新卒者の内定取り消しは、学生から社会人へ踏み出す同時に相次ぐ採用取り消し。コロナによる孤独死はあいつぎ自立生活センターもやいに、引き取り手のない遺骨がいくつも整然と並ぶ。


コロナが原因というよりは、コロナを契機として社会と社会心理、貧困層や中間層が構造的窮地に追い詰められている。まさに日本も資本主義社会さえもが崩壊中。社会主義中国が香港に迫っている自由の剥奪。社会が円滑に機能せず、厳罰と自由の剥奪。

Ⅱ:香港

NHK クローズアップ現代&ドキュメンタリー 12月2日 18:30
· 香港から脱出する若者 亡命者たちの苦悩とは https://facebook.com/189455884529269/videos/288649099244635… 3分11秒


香港の民主化リーダーの言葉が心に残る。
「戦うのは勝つためだけではない。人間としての尊厳と生きる希望を見失わないためだ」。
このような言葉を言うリーダーがいることは、香港社会が未来に生きる証しだ。
比べて日本の政治家はどうか?

【随想】2020.11.9「とことん共産党」

2020-11-10 21:44:54 | 言論と政治
 大阪市廃止投票。大阪自民党と日本共産党の共闘は、この時点で大きな意義をもつ。ただ神戸市や川崎市で後から自民党が相乗りして、その後の変化や自治体政治の変貌の過去の教訓を振り返りたい。れいわ新選組山本太郎氏が大阪にはりついてわかりやすい街頭解説を行った影響も大きい。
 菅首相は、安倍首相の後を継いだ。だが自民党内部でも菅氏に異論もあるようだ。私は官房副長官の杉田氏を知って驚いた。公安畑のトップ官僚が内閣の中枢にいる。ご本人は健康面で辞退したことを気の毒には思う。機能としては、戦前の問答無用の治安維持法政治の復活と危惧する。
 菅政権に抵抗するには、共産党など野党の国会共闘と総選挙で政党の結集を活かし勝利することだ。そうとう困難だが、はじめの大坂都構想選挙の勝利であり、東京都知事選の市民台頭の経験である。都知事選は美濃部都政とは異なる選挙推進が見られた。海渡雄一氏内田聖子氏谷川智行氏らの市民選対は、日本に野党と共闘する市民の進化が実った。大阪は政党を超えて大阪市民の堺の中世自治の見事な復活でもある。
 市民に比べ、野党共闘も持続的に続いている。だが、立民と共産の間で総選挙京都小選挙区で合意に至っていない。齟齬も見受けられる。この問題は蜷川府政時以来の長さがある。2政党がきちんと対等にしかも納得いく説得と対話が要請されていよう。

 私は、日本共産党の現実は野党の中で最も国民にむきあい貢献している。神さまではないから、言うことがすべて正しいわけはない。国民に問題提起することと学問的真理とは異なる。市民がどれだけ成長し、共産党がどれだけ呼応していくか。そこに日本の夜明けの主体があり期待している。

アメリカ副大統領ハリスさんの登場と日本人の課題~「news23」2020.11.9放映

2020-11-09 23:51:45 | 言論と政治
 66%の投票率によってアメリカ国民の底力を発揮。我が国の報道と評論家は、#日本政治の混迷と国会論議の逸脱を真剣に論議し、#日本政治の危うい実態を真剣に考える時だ。保守革新問わず。アメリカは、世界経済でも軍事力核兵器量でも超大国。もしも大統領が、バイデンあるいはトランプでも、世界的なコロナ大感染と経済の低迷、自然環境汚染と、一筋縄では収束しないだろう。だが、バイデンとハリスの演説はアメリカの進歩と自由の伝統を想起させた。




ハリス副大統領の演説。ことばにことば以上に胸をうつ響きがある。インドとジャマイカのご両親をもつハリスさんの副大統領就任は、アメリカはじめ世界中に広がった新しい人権運動であるフェミニズム思潮と運動を背景にもち女性が差別と偏見によって長い歴史を通してがまん強く耐え闘ってきた。人類の歴史の山脈に、女性運動先進国のアメリカでひとつの華を咲かせた。この歴史的意義を把握しない人びとにはハリス演説で泣いたレデイ・ガガの涙にさえ何も感じないかも知れない。ハリスにはフェミニズムとともに豊かな生きる希望をアメリカ国民に回復させた人間性の輝きがある。




  もちろん簡単にアメリカの政治と経済と社会が、直線的に上向きにはなるまい。バイデンの年齢やハリスの政治家経験の少なさはあるだろう。それでも、アメリカ大統領選から日本の政治家、政治学者、御用タレントなどは、政治に向かい合う義務を負うべきだ。御用学者や御用評論家。彼らによって、日本のマスコミ・報道は小泉・安倍・菅政権によって懐柔弾圧両面で国民の判断と認識を歪めている。


金平茂紀氏のアメリカ大統領選取材報告を視聴して思う

2020-11-07 19:16:28 | 言論と政治
 議会制民主主義の最初のかたちはイギリスが定着していた。第二次世界大戦に勝利し、しかも自国が戦場とならなかったこともあって、戦後民主主義国家の典型とも目されていたアメリカ合「州」国。いまそのアメリカの大統領選は、混沌とした状況にある。
 トランプ大統領候補の言動の独断は、彼を支持する背景のアメリカ社会の支持層があってここまできた。なんともはや選挙戦の最中も開票作業をほぼ終えた今も哀しい政治情勢である。


 アメリカ大統領選に比べ、日本はどうか。三権分立は既に前安倍首相によって破壊されている。行政が国会や司法を思うように操縦してきた。批判者は管理体制に沈黙の抑制をうけている。アメリカの混乱、日本の混迷。米日国家から未来は臨めるのだろうか。

 トランプとバイデン、2人は対照的だ。トランプはいつまでも自己中心であり、バイデンには落ち着きがうかがわれる。アメリカ国民の大規模な分断は両氏がどれだけアメリカ国家全体の統合を考慮しているかによって修復可能かどうかがかかっている。「我々の大統領は国民に背いてきました」インド系女性の言葉はくにを憂う心情が感じられた。

 メデイアがトランプを批判にせよ肯定するにせよ、おもしろおかしく扱うことで政治の根本問題がわきにおいやられていく危険を金平キャスターは述べ、さらにつけくわえた。「アメリカ国民は自分たちで政治を変えることができることを実感した。日本ではどうか?」と。日本の国会では、連日日本学術会議に菅政権憲法違反に近い違法介入について、「人事の問題だから答えられない」(菅首相、加藤官房長官)というとんでもない屁理屈発言に終始してまともに国会質問に応えないという状況が続く。野党の努力が連続的に続きている。私たち有権者の認識が厳しく問われている。油断すると、とんでもない方向へ日本は蛇行しはじめる。

【増補版】2020アメリカ大統領選ー異端の視点から  櫻井智志

2020-11-04 22:16:44 | 言論と政治

❶アメリカ大統領選

 反動候補と保守候補。非常識極まりない例外歴に稀有な非人道的人物。一方はそれよりはずっとましだけれど、アメリカ資本主義の枠外の貧困層や移民系中東のさまよえる民族のことをどれだけ配慮しているか。サンダースやハリスらの協力でアメリカ第三勢力を配慮せざるを得まい。




❷アメリカ大統領選と日本

 なぜ日本は「当選した側と友好関係を結べばいい」(杉村大藏)などという太鼓持ち路線がマスコミでまかり通るのか。つまり、日本は独立した外交路線を保持することができず、すべての国家主権を保持していないからだ。日本政府が対米従属や中ロ大国路線とは別の等距離アジア外交路線や非核諸国同盟路線を考慮しない現状は、日本の座標を明示している。


❸アメリカ大統領選と沖縄県民と日本

 沖縄県民が米軍と米政府によって、沖縄戦以降筆舌に尽くせぬ被害を受け続けてきたことか。日本政府は国民である県民の被害を救わずあらゆる援助を行使しないのか。それは、アメリカにとって沖縄県民は植民地主義の対象であり、沖縄にとっての宗主国であるからだ。さらに日本政府は、甘んじてアメリカと植民主義―宗主国の関係を維持し、戦後史の岐路、要所要所を冷淡に通過してきた。鳩山由紀夫元総理は県外に基地移動を約束したが、アメリカCIAによって強く変更させられた。



アメリカ大統領選まもない『報道特集』2020.10.24

2020-10-24 19:33:02 | 言論と政治
序:「直接現地に行ってみると、アメリカ国民の希望や怒り、悲しみが見えて有効です」金平キャスターのことばに、取材に期待しています。

➀愛子さまの大学登校の報道を見て、ふと思った。コロナを原因として、天皇ご夫妻の行動がかなり制限されている。知識人としても国際感覚豊かなご夫妻をコロナコロナで封じ込めている。背景をかんがえてみたい。

➁持続化給付金交付をひとつをとっても、日本社会の断面図がかいまみることができる。はっきりいえば、経済活動が腐朽した日本社会。日本経済は資本主義の原則からさえ逸脱していると感じた。持続化給付金への審査がずさんな実態であまくだり杜撰審査。唖然とする。

➂司会者の「人種問題について話してください」、
再三の要請を無視して
「ばかいってるんじゃない」。
馬鹿とは、物事を判断し処理するこころの働きがたりないこと、まさにトランプ氏そのものだ。

④警官に8分以上首を絞められ虐殺されたフロイドさん。この死を契機にBLMは急激にアメリカ社会に拡大。事態を憂う黒人夫妻は「トランプを落選させなければ」と静かに語る。

➄金平キャスターの訪米報告。大統領討論会は、支持率と投票と前回無関係と明らかにした。バイデンは最後に「私は分断している国民のすべてを代表するすべてのアメリカ国民の代表者でありたい」。日本の政治にはない生きた「言葉」がそこにある。


草の根は、どよめく2020.10.22news23

2020-10-22 23:40:48 | 言論と政治
❶リンカーンを殺しキング牧師を殺す。これがアメリカンデモクラシーの内実だ。トランプはニューフロンテイアの先住民虐殺の思想。だがリンカーンを選びキング牧師を支持した多くの民衆。このアメリカンデモクラシーはサンダーズや現代アメリカの抵抗者たちの思想だ。

❷「人間性と人格」は生成され、商品経済の発達と資本主義経済によって労働の搾取と共に疎外されていく。だが冷戦の末に社会主義国家が解体すると、「人間性と人格」の解放は社会構成体だけでなしうるのか。私たちは「解放」をめざしさらにあらゆる形態を探求する時機を迎えている。


❸社民、解党し立民に合流を断念 事実上の分裂も、党大会採決
2020年10月22日 (共同通信)
福島氏は議案が可決した場合について「今後も党首として頑張る」と共同通信の取材に答え、党に残る意向を表明した。
*社民が解体して合流しなくとも立民と共闘できる。


❹自民党の石破氏、派閥会長を辞任 次期総裁選の出馬明言せず
2020年10月22日 18時59分 (共同通信)
*まともな自民党員石破氏の今までの健闘を称える。


❺2020年10月22日(木)しんぶん赤旗
官邸のTV監視ここまで
出演者発言・ナレーション・見出し…詳細に
3月前半分 A4で700枚 本紙が記録入手
■常時監視番組
〔平日〕
TBS系「ひるおび!」「NEWS23」
日本系「ミヤネ屋」(読売テレビ制作)「スッキリ」
朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」「報道ステーション」
フジ系「とくダネ!」
〔土日〕
TBS系「サンデーモーニング」朝日系「サンデーステーション」
NHK「日曜特集」

❻星アンカーに賛成。あまり自民党を知らない。だが、石破茂、野田聖子、岸田文雄、田村憲久などまっとうな政治家もいる。その自民党が一強専制政治になったのは小選挙区制以後とくにひどい。小泉―安倍―菅と続く。源流に中曽根康弘が位置し、対極に石橋湛山、宇都宮徳馬がいる。

【大阪は町民自治と自立の反権力のシンボルのまち】

2020-08-20 17:31:04 | 言論と政治
箕面市長市議選挙2020.8.20

Ⅰ #2020大阪府箕面市長選住谷のぼるの闘いは 大阪維新の会を箕面市で食い止める闘い

前回の箕面市長選の結果は
倉田 哲郎 無所属 39,787票 当選
住谷 のぼる 無所属 9,327票 落選
である。得票率は8割対2割。今回は大阪維新が推す無所属、共産党が推す住谷のぼる候補、N国の候補の3人が立候補している。
今回の選挙で、府知事大阪市長を独占する大阪維新の会に対して、住谷のぼる候補が「みんなの会」を母体に最後まで戦い抜き大阪維新政治にどれだけ気魄をもって闘うかが最大のエネルギーである。

➀市議選神田たかお名手ひろき村川まみ #全員上位当選が最大の市長選戦略
  
➁#大阪自民良識派元公明・創価学会民主派に大胆に 呼び掛け宣伝戦術に協力を
  
③#立民国民社民れいわ新社緑と全面共闘


Ⅱ #箕面市議選 #神田たかお #名手ひろき #村川まみ の全員上位当選は重要な市長選戦略

❶選挙戦術

➀ 村川まみSNS方式を他候補も取り入れるPR

➁SNSは印象的なアピールの工夫をし、実際の顔見せと相乗効果を

③三候補は自分の宣伝にさりげなく他の二人の候補、住谷のぼる候補の名前を入れる


❷共産支持層の外側にもアピールする勇気を
  

❸大阪府政―箕面市政にしぼって共産党政策―大阪府~箕面市を具体的でわかりやすくPR

専制とレジスタンス

2020-08-12 00:02:58 | 言論と政治
櫻井智志ツイッター転載 #news23   2020.8.11

専制とレジスタンス


櫻井智志@民主的立憲政権の樹立
@satoshitoday
3分
#news23 安倍政権が「黒い雨」訴訟に広島地裁が下した道理をふまえた判決を控訴するという。呆れて言葉もない。核兵器禁止条約に加わらない、原発には再稼働をすすめ、福島原発被害者を援護しない。アメリカには言いなりになり沖縄に米軍がもちこんだコロナになんの抗議も言えない。被爆者の敵である。



櫻井智志@民主的立憲政権の樹立
@satoshitoday
29分
#news23 #周庭さん逮捕 中国共産党は大きな誤謬を犯した。中国民衆は言いなりに従う清王朝の時代とは異なる。天安門事件の勃発、青年たちを銃撃で弾圧。無言の中國民衆がたちあがる時がくる。一揆主義でなく生産力の発達に伴う国民の交流の進化は全体主義批判に他国民と共に天を革める時がくる。

宇都宮健児、日本社会改善への長く明確な闘い

2020-08-02 07:43:28 | 言論と政治
宇都宮健児、日本社会改善への長く明確な闘い
ー20200801うつけんZOOMライブー

 以下は東京都中野区の市民団体が開催したZOOMライブでの宇都宮健児氏の発言を聴写したものである。20008年8月1日のほぼ午後2時~4時に開催された。(文責 櫻井智志)


❶知事選を語る

冒頭宇都宮さんは語った。韓国の視察をおこない立候補する決意を固め、それが2016年前回知事選。結果は辞退したが、今回満を持して2020年立候補した。結果は小池知事が現職でコロナ問題を、安部政府に比べよくやったと都民にうけとめられた。だが候補のテレビ討論会が一度も行われなかった。

「れいわ新選組との共闘について。」出馬会見の頃は市民の要請を受けて、ひとりで出馬した。後から、政党が次々に応援してくfれた。誰でも政策を掲げて立候補すべきと思う。選挙戦をとおして一層候補者が政策を磨きあうことが大事だ。

「都のコロナ対策」。小池さんはオリンピックが延期決定まで対応しなかった。日本の検査は先進国中35位。 世田谷区がニューヨーク形式電話いつでもどこでも検査に応じている。政府はPCR検査を徹底する必要がある。財政力があるのに、GoToトラベルをやり真剣に取り組んでいない。
コロナ患者を受け入れる病院ほど経営的に赤字になっている。都立病院公社病院は経営にこだわらずコロナに取り組んでいる。独立行政法人化は、民営化であり病院をだめにする。 
国民都民に貧困化が増大している。15兆4000億の財政を都はもっている。これは北欧一国の予算なみ。都が貧困化にとりくめば解決できるのに、できていない。知事の考えが希薄である。


❷日本の政治の特質

砂川事件の問題のときに、最高裁に市民の抗議は集まらなかった。安保闘争のときに国民が立ちあがった。日本は市民革命としていまの憲法をかちとったわけでない。
警察は行政に属し、検察は司法に属す。黒川検事長の定年は行政が口を出すべきではない。安倍首相はそれを正しく理解していないし、国民が結果的に許す結果になっている。#検察庁案の改定に反対です、のツイッターが広がって世論にも広がる。
国際人権規約では大学まで授業料を無償にとうたっている。その予算をどうするか、税金、法人税をもっと論議して改定すべき。国民は論議せずわかっていない。税金をどう使うか、もっと国民が関心をもち考え合う必要がある。

❸都民に応える

少人数学級。教師が十分に取り組むには30人以下の人数にすべき。教師数や学校数を増やすべき。デンマークなどでは、教師が知識をつめこむのでなく、子どもの自らの学びを援助すべき。 
ジェンダー平等。女性が半数なのにその人権が認められていない。また、多用な性のありかたを人権保障から考えるべきである。
生活保護は憲法25条で「健康で文化的な生活を国が補償する」と明記している。
健康法。小中は野球をやっていた。中二から大学まで卓球をやっていた。いまは歩くことを重視している。 「自己責任」「生活保護」自己責任は昔はあまり使われなかった。困難な状況に置かれている人々を分断する役割をはたし、政治家を免責することばとなっている。
兄弟が高齢になり、飢餓死して発見された。生活保護を福祉事務所を申請していない。生活保護を権利として受け止め、福祉もまわって援助すべき。韓国ソウル市では、それが実現している。
人権について。個々の人間に尊厳が保障され世界的国際的な人権規約に謳われている。日本社会で実現されているのか.建前で言っていても、人権侵害の言動をくりかえす政治家もいる。
差別によって貧困で苦労している人々の存在を、大学で知った。そこから弁護士をめざした。サラ金問題で悲惨なめに追い込まれていることに、個別救済だけでなく立法運動に弁護士として取り組んできた。
法律を変えるために、自民党や公明党の半分以上をロビー活動として弁護士会としてと入り組んできた。

❹今後の展望

都知事選は終わったけれど、課題に社会運動として取り組んでいきたい。都議選は、都議会の7割は小池さんの与党。コロナ、カジノ、教育、家賃補助制度、など課題は来年の都議選の課題。 つぎの知事選は自分のことも含めその時の状況による。
「私たちにできること」
都議会や区議会の傍聴。要望。一緒に考えること。投票率の低さは外国スウェーデンなどに比べても低すぎる。民主主義が根付いていない。投票率は民主主義と密接。日本では政治に関心をもつことに高校生でも偏見をもたれることを変えたい。

「座右の銘」
真理は寒梅のごとし (新島穣)

「将来の夢」
市民活動家として実践を弁護士活動ののちもやっていきたい。
保守や中道も加われるような運動を。韓国のパク・クネ大統領弾劾運動は、リベラルだけでなく保守や中道も一緒に動いた。韓国に近いのがオール沖縄の取り組みです。翁長さん自身が自民党です。

「最後に」
サラ金問題に取り組み弁護士と立法化するまで30年かかった。そう簡単に変わらないけれど誰かが変えることで社会は変わっていく。戦後ほとんど自民党政治なのはなぜかを考える必要がある。地方の市町村議選から国政まで粘り強く変えていかなければ。<了>