ASEAN経済共同体シンポジウム

　10月30日～31日にプノンペンのソフィテルホテルにて、カンボジア政府、ASEAN東アジア経済研究センター（ERIA）、ハーバード大学共催のシンポジウム「より統合された、競争力のある、公平で、ショックにも強いASEAN共同体の実現に向けて」と題するシンポジウムが開催されました。
　シンポジウムには、フン・セン首相、ソク・アン副首相、キエット・チョン経済財政大臣、スイ・セン鉱工業エネルギー大臣、チャンプラシット商業大臣等が参加されました。この他、政府関係、産業界、学界等から様々な専門家が講演を行いました。会場には200名以上の参加者が詰めかけました。
　シンポジウムでは、2015年のASEAN経済共同体の完成に向けて、経済的統合の促進、競争力の強化、包括的な成長、ショックに対する耐性強化、政治・外交課題、イノベーションの推進等の様々な課題について討議されました。
　シンポジウムの結果は、ERIAの西村事務総長よりフン・セン首相に直接報告されたうえで、11月に開催されるASEAN+8首脳会合で、「プノンペン・アジェンダ」の一部として報告される予定です。


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