国家統計庁から発表された2012年9月の物価上昇率(対前年同月比)は、1.2%の上昇となりました。物価上昇率は、ここ1年ほどは5%前後で安定的でしたが、5月以降、大幅に低下しています(2011年9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%、6月1.8%、7月1.3%、8月2.2%、9月1.4%)。なお、9月と比べると10月は0.1%の下落でした。
10月の物価上昇率が落ち着いた理由としては、世界経済の減速傾向があります。国際マーケットでの石油価格も、ニューヨーク市場WTIが80ドル台で安定しており、プノンペンのガソリン価格も5250リエル程度となっています。アジアでも中国を中心に鋼材や石化製品等の素材の供給過剰が続き、価格は下落が続いています。今年中盤の国際市場での石油価格や農産物価格の上昇のカンボジアへの影響が懸念されましたが、現時点では、物価は安定的な状況です。
国際通貨基金(IMF)は2012年の物価上昇率予測を3.5%に引き下げました。カンボジア政府は、2012年の物価上昇率をこれまでの5.5%から3.6%に引き下げています。アジア開発銀行は、3.0%と予測しています。
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10月の物価上昇率が落ち着いた理由としては、世界経済の減速傾向があります。国際マーケットでの石油価格も、ニューヨーク市場WTIが80ドル台で安定しており、プノンペンのガソリン価格も5250リエル程度となっています。アジアでも中国を中心に鋼材や石化製品等の素材の供給過剰が続き、価格は下落が続いています。今年中盤の国際市場での石油価格や農産物価格の上昇のカンボジアへの影響が懸念されましたが、現時点では、物価は安定的な状況です。
国際通貨基金(IMF)は2012年の物価上昇率予測を3.5%に引き下げました。カンボジア政府は、2012年の物価上昇率をこれまでの5.5%から3.6%に引き下げています。アジア開発銀行は、3.0%と予測しています。
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