プノンペン上水道公社が配当を増額

　カンボジア証券取引所に上場しているプノンペン上水道公社が、2015年度決算に基づき、下記の通り、株主に対して配当を実施します。今回の配当は、昨年に比べると5割増しに近く、初年度の2012年度と比べると5.5倍となっています。基準日(2016年4月8日) の時点で株主名簿にある株主に配当が支払われます。なお、詳細につきましては、支払代理人のACLEDA 銀行にお問い合わせください。

1. 配当の種類：　現金
2. 配当時期：　年1回
3. 配当性向：　23.3％（2014年度20％、2013年度12.50%、2012年度：7%）
4. 配当金総額：　13,269,495,326リエル（2014年度9,149,542,200リエル、2013年度4,761,003,75リエル、2012 年度2,409,156,587.40リエル）
5. 1株あたり配当金：　152.57リエル（2014年度105.20リエル、2013年度54.74リエル、2012年度27.70リエル）
6. 基準日：2016年4月8日
7. 支払日：2016年4月18日

　一株当たりの配当金は、昨年に比べて大幅増とはなりましたが、現在の株価（2016年3月28日4680リエル：約1.22ドル）の3.1％にしかならず、昨年上場したプノンペン港湾公社が今後5年間IPO価格の5％に当たる配当を行うとしていることと比べても、配当金が引き続き低く、投資家からは失望の声もあるようです。

カンボジア証券取引所のサイト（英文です）
http://csx.com.kh/company/announce/viewPost.do?MNCD=5040&postId=282#.Vvnf3I9OI2w

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カンボジア日本人商工会 定期総会

　3月28日、プノンペン・ソフィテルホテルにてカンボジア日本人商工会定期総会が開催されました。カンボジア日本人商工会の会員数は、順調に増加を続けています。2016年3月28日現在では、正会員172社（2015年158社）、準会員45社（同36社）、特別会員6団体となり、合計で217社・6団体（同194社・6団体）となっています。カンボジア総合研究所も準会員として加入させていただいております。
　総会では、4月からの新年度の役員選挙の結果、会計報告、予算決議、各委員会からの報告、商工会としての活動報告等が行われました。商工会の活動として重要なものの一つが官民合同会議です。この会議は、日本カンボジア投資協定に定められたもので、年2回、日本企業が直面する様々な問題について、カンボジア政府上層部と直接協議を行える場となっています。この会議を通じて解決された課題も多数あり、投資環境の改善に大きく役立っています。
　カンボジア日本人商工会は、カンボジア経済の発展に重要な役割を果たしている日系企業の活躍の基盤となっており、引き続き活発な活動が期待されます。

カンボジア日本人商工会のサイト
http://www.jbac.info/


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ファーマーズマーケット Mindful Market

　毎週土曜日に、バンケンコンのFarm to Tableで開催されているファーマーズマーケット「Mindful Market」に行ってみました。自然系の野菜や果物、加工食品等を販売するブースがいくつも並んでいました。また、生バンドの演奏もあります。日系では、ハーブ製品のデメテル、フルーツビネガーのスコー、胡椒のクラタペッパー等も参加されています。日本の奥様方もたくさんいらっしゃっていたようです。

ファーマーズマーケット　Mindful Market
https://www.facebook.com/farmersmarketpp/



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JICA プノンペン100ヵ所で信号機を整備へ

　国際協力機構（JICA）は、悪化するプノンペンの交通渋滞を改善するため、プノンペン100ヵ所の交差点信号機と交通管制センターなどを整備する事業を開始しました。この事業は、すでに信号が設置されている交差点69ヵ所中64ヵ所の整備に加え、31ヵ所の信号を新設するものです。信号機器や制御システムが統一されていないためスムーズな通行に支障が出ることも多い現状を、交差点間の信号表示間隔や、時間ごとに変化する渋滞の状況に合わせた信号表示の調整を可能にすることにより改善する計画です。また、警察官への交通管理研修や、住民への交通安全セミナーなども開催し、新しい信号システムの効果を多方面から高める取り組みも実施するとしています。
　プノンペンの登録車両台数は2000年の約62,000台から、2011年には23万5,000台と4倍近くに増えています。JICAの調査によると、2001年に平均時速約20kmだった平均走行速度が、2014年には12.5kmにまで落ちています。
　新しいシステムは2017年3月までに設置される予定とのです。通行がスムーズになり、渋滞が減少するだけではなく、事故の減少につながることが期待されています。

JICAカンボジア事務所のサイト
http://www.jica.go.jp/cambodia/


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