https://news.yahoo.co.jp/articles/a35ba7f48072df791fae2ce996689f39e98da9fc 12/7(水) 19:05 メ〜テレ(名古屋テレビ)
静岡県の保育園で起きた園児の虐待事件もあり、「安心して子どもを預けたい」という声が高まっています。そうした中、保育の現場では「子どもたちに、もう1人保育士を」という運動が広がっています。
11月20日、「世界子どもの日」にあわせ、名古屋市内の公園に集まった約900人。
子どもを保育園に通わせる保護者や保育士たちです。
訴えていたのは、保育士1人で何人の園児を保育するかを定めた「配置基準」の見直しです。
国の基準では、保育士1人に0歳児は3人。
4・5歳児では保育士1人に30人などとなっています。
特に4・5歳児の配置基準は70年以上も見直されていません。
「0歳児は配置基準が3対1という形。3人同時に泣いてしまったら、一人で抱っこできるのかとか、ちょっと待ってねっていうことが何回あるんだろう」(0歳児を担当する保育士)
「悲しい事故とか、ここ数年起きているので、1人保育士が増えることによって、安全が守られるのかなという思いがあって」(参加した男性)
「30人を1人でお散歩なんて絶対無理だと……」
保育士の手が足りない…
名古屋市瑞穂区の「こすもす保育園」。
園には0歳児から5歳児まで、114人が通っています。
1歳児クラスは15人。
国の基準では、このクラスには3人の保育士が必要ですが、「こすもす保育園」では、日中は1人増やし、4人の職員を独自に配置しています。
それでも、一人ひとりの子どもに丁寧に寄り添うには手が足りません。
一方、年中さんの、4歳児クラス。
基準では子ども30人に対し保育士1人ですが、園では23人を保育士と補助の職員の2人で見ています。
いまの基準では、子どもの安全面にも不安があります。
散歩は、季節を感じたり、体を動かしたり、子どもの発達にとって大事な活動のひとつ。ただ――
「車通りが多い所なのでとにかく車だけには気を付けて。そこは本当に気を付けてやっています。30人を1人でお散歩なんて絶対無理だと思う」(保育園の職員)
その頃、園では1歳児クラスの給食の時間が始まっていました。
1人で食べるのが難しい子もいる年齢。
喉に詰まらせないように目を配りながら、ご飯をよそったり、食べるのをサポートしてあげたり。片時も目が離せません。
食事の世話をしながら、食べこぼしの掃除も――
給食後も、後片付けと寝かしつけとで、役割を分担し、せわしなく時間が進みます。
「もう1人」だけでは足りない状況ですが、古賀園長は、せめてもの思いで、取り組んでいるといいます。
「一人ひとりを大事にする保育がしたいのと、ゆっくり関われるように少し多めに職員を配置している」(こすもす保育園 古賀さゆり園長)
人件費については――
「名古屋市は市の加配があったりするので、その分で国の基準よりも多めに配置できるが、園でそれぞれ努力しながら、自治体で努力しながら、保育士の配置をしているのが現状」(こすもす保育園 古賀さゆり園長)
7割が「現状では子どもとの関わりが十分にできない」
「災害時に子どもの命を守れない」と8割が回答
愛知県内の保育士や保護者らが「子どもたちにもう1人保育士を!」を合言葉に立ち上げた実行委員会。
団体が行ったアンケートでは、「災害時に子どもの命を守れないと感じている」と回答した保育士や職員が8割を超えました。
さらに、7割が「現状では子どもとの関わりが十分にできない」と感じています。
「0歳から6歳までの人格形成の土台の大事な時期に『自分は大事にされているな』『大切にされたな』という実感は、記憶ではなく、心の中に自分を大事にする気持ちとして育つと思う。そういう子たちが日本中に広がれば、この国は間違いなく良くなるなと思う」(子どもたちにもう1人保育士を 平松知子実行委員)
(12月7日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
感想;
どうして国は税金を子どもたちのために使わないのでしょうか?
保育士の配置基準とは?国と自治体の違いや計算方法を紹介!
https://www.skuld.co.jp/column/5088/
自治体によっては、国の基準にプラスしているところもあるようです。
それと保育士さんのお給料が低いです。
もっと上げて欲しいです。
子どもに税金を使うことは、日本の未来に明るい種を蒔くことなのです。
あまりにも税金の無駄遣いが多すぎるように思います。
静岡県の保育園で起きた園児の虐待事件もあり、「安心して子どもを預けたい」という声が高まっています。そうした中、保育の現場では「子どもたちに、もう1人保育士を」という運動が広がっています。
11月20日、「世界子どもの日」にあわせ、名古屋市内の公園に集まった約900人。
子どもを保育園に通わせる保護者や保育士たちです。
訴えていたのは、保育士1人で何人の園児を保育するかを定めた「配置基準」の見直しです。
国の基準では、保育士1人に0歳児は3人。
4・5歳児では保育士1人に30人などとなっています。
特に4・5歳児の配置基準は70年以上も見直されていません。
「0歳児は配置基準が3対1という形。3人同時に泣いてしまったら、一人で抱っこできるのかとか、ちょっと待ってねっていうことが何回あるんだろう」(0歳児を担当する保育士)
「悲しい事故とか、ここ数年起きているので、1人保育士が増えることによって、安全が守られるのかなという思いがあって」(参加した男性)
「30人を1人でお散歩なんて絶対無理だと……」
保育士の手が足りない…
名古屋市瑞穂区の「こすもす保育園」。
園には0歳児から5歳児まで、114人が通っています。
1歳児クラスは15人。
国の基準では、このクラスには3人の保育士が必要ですが、「こすもす保育園」では、日中は1人増やし、4人の職員を独自に配置しています。
それでも、一人ひとりの子どもに丁寧に寄り添うには手が足りません。
一方、年中さんの、4歳児クラス。
基準では子ども30人に対し保育士1人ですが、園では23人を保育士と補助の職員の2人で見ています。
いまの基準では、子どもの安全面にも不安があります。
散歩は、季節を感じたり、体を動かしたり、子どもの発達にとって大事な活動のひとつ。ただ――
「車通りが多い所なのでとにかく車だけには気を付けて。そこは本当に気を付けてやっています。30人を1人でお散歩なんて絶対無理だと思う」(保育園の職員)
その頃、園では1歳児クラスの給食の時間が始まっていました。
1人で食べるのが難しい子もいる年齢。
喉に詰まらせないように目を配りながら、ご飯をよそったり、食べるのをサポートしてあげたり。片時も目が離せません。
食事の世話をしながら、食べこぼしの掃除も――
給食後も、後片付けと寝かしつけとで、役割を分担し、せわしなく時間が進みます。
「もう1人」だけでは足りない状況ですが、古賀園長は、せめてもの思いで、取り組んでいるといいます。
「一人ひとりを大事にする保育がしたいのと、ゆっくり関われるように少し多めに職員を配置している」(こすもす保育園 古賀さゆり園長)
人件費については――
「名古屋市は市の加配があったりするので、その分で国の基準よりも多めに配置できるが、園でそれぞれ努力しながら、自治体で努力しながら、保育士の配置をしているのが現状」(こすもす保育園 古賀さゆり園長)
7割が「現状では子どもとの関わりが十分にできない」
「災害時に子どもの命を守れない」と8割が回答
愛知県内の保育士や保護者らが「子どもたちにもう1人保育士を!」を合言葉に立ち上げた実行委員会。
団体が行ったアンケートでは、「災害時に子どもの命を守れないと感じている」と回答した保育士や職員が8割を超えました。
さらに、7割が「現状では子どもとの関わりが十分にできない」と感じています。
「0歳から6歳までの人格形成の土台の大事な時期に『自分は大事にされているな』『大切にされたな』という実感は、記憶ではなく、心の中に自分を大事にする気持ちとして育つと思う。そういう子たちが日本中に広がれば、この国は間違いなく良くなるなと思う」(子どもたちにもう1人保育士を 平松知子実行委員)
(12月7日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
感想;
どうして国は税金を子どもたちのために使わないのでしょうか?
保育士の配置基準とは?国と自治体の違いや計算方法を紹介!
https://www.skuld.co.jp/column/5088/
自治体によっては、国の基準にプラスしているところもあるようです。
それと保育士さんのお給料が低いです。
もっと上げて欲しいです。
子どもに税金を使うことは、日本の未来に明るい種を蒔くことなのです。
あまりにも税金の無駄遣いが多すぎるように思います。