幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

東京大賞典開催日の売上…2年連続100億円を突破 ”売得金額?”

2022-12-29 23:14:14 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f2ad84da0c818c899c6218b28130830819f1b0a yahoo 競馬のはなし12/29(木) 18:44

 29日、大井競馬場で第68回東京大賞典(G1・ダ2000m)が行われ、横山和生騎乗のウシュバテソーロがG1初制覇を飾った。同競走の売得金額は、62億7471万1900 円 (前年比90.2%・69億5320万8900円)で、29日開催1日としては102億9934万9370円(前年比98.6%・104億4805万4290円)と、2年連続100億円を記録した。

●第68回東京大賞典 売得金額
62億7471万1900 円 (前年比90.2%・69億5320万8900円)

●第68回東京大賞典 当日の総売得金額
102億9934万9370円(前年比98.6%・104億4805万4290円)
*SPAT4LOTO含む

感想
競馬の売得金額とは、払戻金を払った後に、残ったお金のことだそうです。
つまり、利益が100億円です。
競馬の還付率は75%です。
そうすると、販売額は400億円になります。

100億円は馬券を買った人から巻き上げたということです。
博打の収益は、”貧者の第二の税金”とも呼ばれています。
つまり税率25%で税金がかかっているということです。
博打をするのは貧しい人がどちらかというと多いから名づけられています。
博打で儲けたいと思うなら博打をしないことです。

「脳科学が明かした結果が出る最強の勉強法」星 友啓著 ”勉強にもやり方があった(涙)”

2022-12-29 16:50:28 | 本の紹介
・間違った勉強法では生き残れない!

・1時間目に紹介したい勉強法&ポイント
 ・「よくある10の勉強法」は効果と使い方に注意する。
  最も効果的   「テスト」「インターバル」
  しばしば効果的 「熟考」「自己説明」「混ぜ合わせ」
  注意すべき   「まとめ」「線引き」「キーワード」「イメージ」「読み直し」
 ・年をとって脳が老化しても、脳の『使い方』が、より『エコ』になって脳の機能が補われる。年をとっても、知識を増やしていける。
 ・エピソード記憶として学んだことは、いったん、脳の海馬を介して記憶され、眠っている間に、『再放送』、その結果、意味記憶として長期記憶される。

・2時間目に紹介したい勉強法&ポイント
 ・ワーキングメモリとは、物事を意識下に留めて、整理や組み換えなどの操作を行う脳の機能
 ・ワーキングメモリの5大負荷;「目新しさ」「ランダム」「組み合わせ」「手順」「選択」
 ・ワーキングメモリ活用法;「全体ざっくり」「パーツじっくり」「関係性チェック」「例外後回し」「多機能活用」
 ・休憩には、「体を動かす」「雑談」「自然を見る」「エンタメ鑑賞」「マインドフルネス」を。

・3時間目に紹介したい勉強法&ポイント
 ・「リトリーバル」 ノートやテキストを観ずに、自分の頭だけを使って学んだことを思い出す。
 ・「ブレインダンプ」 学んだことを声に出したり書き出したりして思い出す。
 ・「マスキング」や「単語カード」「ノートリトリーバル」は効果的な復習法
 ・「練習問題」は有効。自分で問題を作る「自己テスト」はさらに効果大。
 ・復習は「スペーシング」で少し負荷をかけると効果増大。例えば1日空けたら、次は10日空けるようにする。
 ・「インターリービング」 1つの題材だけを集中的に繰り返し学ぶのではなく、いろいろな題材を混ぜ合わせて順番に学んでいく。
 ・内容が身につく本の読み方「リトリーバル編」
  ・セクションごとに「ミニブレインダンプ」「線引き」「コメント」
  ・章ごとに「レビュー」「ブレインダンプ」

・4時間目に紹介したい勉強法&ポイント
 ・メタ認知;認知に関する認知
  ・自己認知;「知らないことを知っている」など自分の認知に関する認知
  ・勉強法認知;それぞれの勉強法に関する認知。「いつ、どのように、なぜ」使うかなども含む
  ・自己管理;目標、予定、アセスメントなど
 ・学びで快楽物質が分泌。学びを予期するとドーパミングで学習効果アップ。
 ・ハイパー修正効果;勘違いに気付くことで学習効果アップ。
 ・脳にとって学びとは、本質的に「間違え」を修正すること。
 ・メタ認知ツーティン;勉強前アセスメント」「ブレインダンプ+メタ認知」「リトリーバル復習+メタ認知」「学習ジャーナル」
  ・ビギナー;「ブレインダンプ+メタ認知」「リトリーバル+メタ認知」 
  ・アドバンス;「勉強前アセスメント」「学習ジャーナル」
 ・最高の読書術は「リトリーバル編」にメタ認知の要素をちりばめる。
 ・内容が身につく本の読み方「メタ認知プラス編」
  ・読書前に「見出しアセスメント」「読書前ジャーナル」
  ・セクションごとに「ミニブレインダンプ」「線引き」「コメント」
  ・章ごとに「ブレインダンプ」「レビュー」
  ・読書後「読書後ジャーナル」

・5時間目に紹介したい勉強法&ポイント
 ・人間の脳は社会脳。まわりとコラボするために大きい脳を持っている。
 ・コラボ学習でドーパミンが分泌。報酬系が活性化。
 ・他の人とのコラボを期待するだけでもOK。コラボがコラボを呼び、学習効果がさらにアップ。
 ・ミラーニューロンとメンタライジングネットワークが社会脳の鍵。相手の気持ちを写しとったりくみ取ったり。
 ・「メンタライジング」 相手の行動などからその背景にある複雑な感情や考えを理解したり、また逆に相手の気持ちから行動を予測したりするのは、このネットワークの働きです。
・「ピア学習」でメンタライズをうまく取り込んで学習効果アップ。
 ・「イメージ」として学習するときは、他の人を絡めると記憶効果アップ。
 ・「ブレインダンプ」とメンタライズ力の合わせ技の「教える想定」は、一人でも効果的な勉強法。
 ・メンタライズ力をトレーニングすると、メタ認知力が上がる。
 ・他人との比較では、長期的なモチベーションアップや学習効果が望めない。
 ・競争よりコラボのほうが脳に合っている。

・6時間目に紹介したい勉強法&ポイント
 ・自己決定理論によると、モチベーションの源となる人間の心の三大欲求は「自分から感」「つながり感」「できる感」
 ・SMART目標だけだと、外発的なモチベーションい傾きがち。ARC目標も必要。
  ・Specific    具体的
   Measurable  測定可能 
   Achievable   達成可能
   Relevant   関連性
   Time-bound 期限が明確
  ・Autonomy  ①自分の意志である ②自分以外の何かに突き動かされない ③外発的な要因がない
 Relatedness  ①他の人との関係性を広げる ②人脈が豊かになる ③社会に貢献する ④コラボができる
 Competency ①自分の能力を上がる ②新しいスキルや知識が身につく
 ・ジャーナリング(日記をつけること)は、脳にも、心にも、身体にも最高のツール。 

感想
頭に残るようにするには、やり方があったのを知りました。

「東大首席弁護士が挫折を繰り返して見つけた 努力が99%報われる25のヒント」山口真由著 ”コンプレックスを克服する唯一の方法が「努力」だった”

山口真由さんも勉強法が大きいと言われてます。

試験前は、暗記物はキーワードを何度も書いて覚えました。
それと暗記するようにしました。
数学などは暗記ではなく、普段から難しい問題を解くようにしました。
わからなくても、直ぐに答えを見ないようにしました。
1~2時間はあれこれ考えるようにしていました。
そうすると、分からなかったことがわかってくることが出て来ました。
これは小学校4年生の時に身につけました。
難しい算数の問題を2問もらい、それを必死に考えます。
そしてできると次の2問もらいます。
試験でわからなくても、考えているとわかってくることを何度も体験しました。

この本では、以下に学びを身に付けるかのノウハウというか、科学的な脳の機能を上手く活用する方法のようです。
本を読んでもすぐに忘れていることがほとんどでした。
そこで、気になったことをメモするようにしました。
次にせっかくメモしたので、ブログやHPに紹介すると他の方の参考にもなると思いUpするようにしました。
HPにUpしていると、今度自分がもう一度見るのも簡単にでき、自分にとってもプラスになっていました。

コラボでやることがよい。
仲間と一緒に学ぶ。
その時に行動など伴うとメタ認知として記憶に残り易くなるようです。
それと誰かに教える。
これも自分の認知を高めるよい方法のようです。
セミナーでもできるだけ質問を受けるように促しています。
質問を受けることで、その視点から考えることで認知が深まるのを実感しています。

頭が良いは、ひょっとすると、勉強の仕方が脳の機能に合った方法をやっている人なのかもしれません。

「スタンフォード式生き抜く力」星 友啓著 ”知って、一つでも行動に移すと生きやすくなるのではないでしょうか”

「全米トップ校が教える自己肯定感の育て方」星 友啓著 ”先ずはありのままの自分を受け容れ、認めてあげる”

ヴァージニア・リー・バートン―『ちいさいおうち』の作者の素顔 バーバラ・エルマン著 ”小さい時、何度も読んだ絵本”

2022-12-29 14:30:50 | 本の紹介
【本のこと あれこれ】 since 2004
https://ameblo.jp/tukinohalumi/entry-12154739725.html


家族のルーツ、ダンサーを目指した頃、ギリシャ人のジョージ・デメトリアスがボストン美術学校で彫刻とデッサンの素晴らしい先生だとの評判を聞き、デッサンクラスに登録、1年もしないうちに結婚、ふたりの息子・アリスとマイクの誕生、ボストンの北50㎞にあるケープアン半島のグロスター、フォリーコープでの生活、そして絵本の制作秘話、小さなギルド式手工芸グループ「フォリーコープ・デサイナー」を組織するまで…

バージニア・リー・バートン(ウイキペディア)
1964年春、来日。
1968年10月、肺癌により死去。59歳没。
創作作品(作品は多くありません)
いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう(1937年) 村岡花子訳、福音館書店
マイク・マリガンとスチーム・ショベル(1939年) 石井桃子訳、童話館出版
名馬キャリコ(1941年) 瀬田貞二訳、岩波書店
ちいさいおうち(1942年、コールデコット賞受賞) 石井桃子訳、岩波書店
はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー(1943年) 石井桃子訳、福音館書店
ちいさいケーブルカーのメーベル(1952年) 桂宥子 ・石井桃子訳、ペンギン社
せいめいのれきし ―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし―(1962年) 石井桃子訳、岩波書店 

感想
中央の女性が『ちいさいおうち』の作者バージニア・リー・バートン(甥っ子、二人の息子、夫)

最初に描かれた『ちいさいおうち』

入口の踏み段は笑っているように曲線を描き、木にはピンク色の花、さんさんと日が照って(自然と調和して生きるという彼女の哲学)

時々、庭の大理石板の上でダンスを踊ってリラックスした。

バージニア・リー・バートンは子どもにお話をするのが好きだった。


『ちいさいおうちは』は小さい時、何度も見ていました。
60代中頃に、図書館で『ちいさいおうち』の絵本を偶然見て、小さいときのことが蘇って来ました。
なんと、絵本のいろいろな場面の絵を覚えていました。
記憶の底深くに残っていたのでしょう。
きっと母親が買ってくれたのでしょう。
母はもう10年ほど前に亡くなっていますが、母親の愛情を感じます。
何でこんなにも、この絵本に小さい時に惹かれたか。
今思うと、まさに人生そのもの。
この小さな家にもいろいろなことがありました。
でも最後にまた静かな平穏が待っていました。
そしてまた最初の幸せな自然と調和した生活。
生きる希望を与えてくれたのかもしれません。
英語の原作も見ました。


『ちいさなおうち』の読み聞かせYouTube

後発医薬品供給問題・薬事規制の現状と展望(2022年12月末現在) ”いろいろな意見が出る社会であって欲しい”

2022-12-29 13:12:48 | 社会
https://phmd-reg.blogspot.com/2022/12/202212.html 12月 28, 2022

1.後発医薬品の供給問題

 相変わらず、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の供給不安が収まる気配がない。12月22日のRISFAXでは、日本薬剤師会の調査として「1年前と比較して約89%の薬局で、供給不足による負担感が悪化した」との資料が、中医協に提出されたと報じられた。薬局での追加業務負担は、一日平均約1時間半に及ぶという。

 翌日の日刊薬業でも、新潟大医歯学総合病院の薬剤部長の話として、限定出荷が続いている現状では、担当者1人が付きっきりでオーダー停止に伴う対応を続けていると報じた(厚労省website上部>政策について>審議会・研究会等>中央社会保険医療協議会>同 総会>2022.12.23>資料>資料3-3 でもよく状況が分かる)。

 最近、テレビや新聞といった一般媒体でも、後発品供給不安の問題がよく報じられるようになったが(23年度の薬価方針が決着して下火になった?)、12月11日(日)のテレビ朝日のサンデーLIVEでは、企業不祥事・薬価問題などの今までの報道より踏み込み、「製造手順書」という言葉が紹介され、薬局の方が正常化までに2~3年はかかるのではないかと話していた。あれ? 1年くらい前にも、正常化までに2年と言われていたのではなかったか? このペースが続くとすると、法改正で年次報告や米欧に制度としてある一変と軽微の間の”moderate”の区分を作るなどしないと、永遠に問題は収束・解決しないのではないか。

 私がいろいろと書いたり、(周囲を含め)話しているとおり、薬機規制の根本から変えないと、この問題は収束・解決しないのではないか? 

 毎年改正(中間年改正)の2度目となる23年度薬価では、不採算品目約1,000品目の薬価について配慮措置がなされるようである。薬価の対応はもちろん即効性はあり、事業にとって重要ではあるが、また、配慮の幅にもよるが、今の米欧主導のグローバルの規制に沿うような日本の医薬品品質規制にしないと、根本的な対応にはなりにくい。何故なら、様々な面で不安定さを増す世界情勢の中で、日本企業の原薬(最終原薬以外も含めると約7割が外国依存といわれる)調達の環境は厳しさを増し続け、国内などでの製剤製造等も、現在の品質規制の下では、「リスクベース」とは全く両立しない、多分米欧ではどうでもいいようなことに、かなりの労力を民間もレギュレーターも取られているからである。しかし、レギュレーターは食いっぱぐれることはない。深刻なのは民間の、しかも主に中小の製造販売業・製造業である。

 この供給不安とその主原因である薬機規制は、医薬品製販業や製造業そして医療機関や薬局といった医療現場に重い負担となっており、役所では主に医政局医薬産業振興・医療情報企画課にかなりの負荷がかかっている。企業における不祥事が続発したからといって、また続発しているからこそ、関係者は「忖度(本当に嫌な言葉である)」を止め、関係企業は自らの足元を正すとともに、規制のまずい、不十分な点があれば、遠慮なく、それを指摘・提案すべきである。ところが、業界でこのような意識を持っている方々も、一様に「できない」と言う。そこで、元レギュレーターの私が、いろいろと情報発信をしている。

 ここまで後発医薬品の供給に乱れが続いているからには、一部企業のPracticeとともに、基礎的・本質的な面で「まずいシステム」になっていることに疑いはない。薬機法規制以外の分野については医政局の検討会の内外で、喧々諤々の議論が繰り広げられるなどしているが、年末の中医協答申の付帯意見でも、今後、医政局検討会の議論も踏まえながら、十分かつ早期の検討が要望されている(3.で再び触れる)。

 やはり、薬機規制は全く、厚労行政の中では触れられていないのだ。この今後の医薬品行政に与える影響は俄かには測りがたいが、良くないことであることは確かだろう。行政の透明性がないからである。

2.後発医薬品規制の展望

 さて、前置きが長くなってしまったが、「後発医薬品規制の展望」は暗いと言わざるを得ない。先日、大学主催のセミナーでレギュレーター中堅幹部に、去る4月に吉田 易範本省医薬局医薬審査管理課長が発言した、承認書の製造方法欄の記載合理化の検討につき、研究班の進捗を伺ったが、 やはり難しい問題との認識のようで、製造実態(製造方法)の記載の簡略化の検討は時間がかかるとのことであった。2005年の承認書絶対主義(今も基本は変わらない)時代に、何とか「規格及び試験方法」とは異なり動的な製造方法欄について「目標値/ 設定値」という米欧にはないと思われる概念を取り入れることで、承認書違反の状態を回避しようとした。このように『精緻』に作られた2005年2月10日通知や同年3月23日の研究班名による解説に手を入れ、記載を簡略化することが容易ではないことは、業界の期待とは裏腹に、理解できるであろう。なお、承認書絶対主義の一例として、最近若干(使いにくい)例外もできたようだが、米欧と異なり、承認書の「規格及び試験方法」欄や「製造方法欄」の一変後は、一変前の承認書は一変後の承認書と同等であるにも関わらず、承認書が変わり、その承認書に合っていないという理由だけで、一変前の承認書に基づいて製造された製品は市場にあってはならないという、およそ時代や科学とかけ離れた規制が生きている国なのである。

 その中で、一つ私が参考になるのではないかと思うのは、2022年11月2日のPMDA品質管理部主催の第1回GMPラウンドテーブル(これ自身は意欲的な良い取り組みで、PMDAプロパーの今後に期待を持たせるものと思う)で、ジェネリック医薬品等審査部の職員が講演された「審査の観点から見た承認申請書」という中での、「従来のアプローチだけでは保守的な薬事対応となり、ライフサイクル全体から見ると負担が増大する可能性大」とか「少なくともリスク評価した上での管理戦略の検討が必要な時期には来ているのでは」との記載である。ただ、全体はやはり、米欧と比べるとtoo conservative(慎重過ぎる)と思われるので、ジェネリック医薬品等審査部のリソースにはあまり余裕がないようであるが、是非、米欧の実際の変更管理のpractice, 考え方を習い、研究し、それに合わせて欲しい。

 回収の考え方の検討に3年も費やし、何を検討するかよく分からないし、地方庁のGMP査察体制についても、PMDA 品質管理部にGMP教育支援課ができたのは(また国際組織であるPIC/Sの執行部に参加しているのも)一歩前進としても、やはり47都道府県に査察権者が分かれ、しかも技術系職員やそれに助言などする地方庁の研究機関も弱体化が進んでおり、大幅な能力・機能強化はなかなか難しそうである。日本として、欧(や米)の水準に追いつくのは現状ではなかなか容易なことではない。

3.まとめ

 本問題に関して『本省医薬局の顔』がなかなか見えない中、PMDAジェネリック医薬品等審査部のリソースの振り向け方や地方庁のGMP査察の集約化についても、大きな動きは見えない。

 1.に記したように、後発医薬品の供給不安の問題はかなり大きな問題となっている。中医協での診療報酬の2023年12月までの時限措置との中身もその考え方もよく分からないが、付帯意見で厚労大臣に対して、『安定供給問題への対応を調査・検証し、課題が見えたら速やかに報告し、対応を検討すること。安定供給問題を根本的に解決するため、医政局の「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」の議論も踏まえつつ、十分かつ早期の検討も要望』とされている。

 付帯意見は勿論、官僚の作文ではあるが、調剤報酬改定資料の中で「保険薬局が地域の医療機関・薬局と連携」を謳っているものの、この診療・調剤報酬改定は、総じて現在医療機関・薬局で苦労して行われていることに、「お疲れ様です」という趣旨で点数をつけたように見える。医薬局マター(薬機法マター)以外では、薬価の不採算品目への配慮に続き、個々の後発品製造販売業者の品目・規格ごとの供給情報の更なる円滑な収集・公表以外には、ハードルは高そうだが、医薬品の有効性・安全性評価に基づく薬価収載品目の大胆な整理(2003年の初期老人性白内障治療薬ピレノキシンに関する騒動を思い出すが)程度しか思いつかない(仮に、薬価制度の抜本的な改革が万一、2024年度以降に実施されたとしても、米欧基準の世界的な薬事変更管理practiceや考え方から遠い、また、承認書に過度に拘る薬機規制を続けていては、やはり日本の後発品製販・製造業者は、ずーっと苦しむことになるであろう)。

 中医協付帯意見の中身を忘れずに、2023年の医政局の検討とそれ以上に、医薬局・PMDAの動きを追っていきたい。

感想
製造販売業の品質トラブルと課題 製造販売承認書との齟齬&GMP問題
熊本県   化血研      審査管理課が査察  処分&改善命令 回収無し
和歌山県 山本化学工業  県/PMDA 製販査察   処分&改善命令 回収無し
愛知県  松浦薬業     県 製販査察       処分&改善命令 
福井県  小林化工     県 製販査察       処分&改善命令
富山県  日医工      県/PMDA? 製販査察 処分
富山県  北日本製薬   県 査察          処分&改善命令  
富山県  廣貫堂      県 製販査察       処分&改善命令  
富山県  富士製薬工業   県 査察           改善命令
富山県  中新薬業     県 査察          処分&改善命令

京都府  岡見化学工業  県 査察          処分&改善命令
徳島県  長生堂製薬   県/PMDA? 製販査察 処分&改善命令
愛媛県  松田製薬     県 査察           処分&改善命令 
滋賀県  日新製薬     県 製販査察      処分&改善命令 
兵庫県(大阪&鳥取) 共和薬品工業 県 査察   処分&改善命令
石川県  辰巳化学    県 製販査察        改善命令 処分&回収なし
⇒問題を発見できなかった。 富山藩二代藩主・前田正甫(まさとし)公が泣いている   
・会社が不正を指示or黙認(利益優先)
・作業者がSOP違反&記録偽造(悪いことをしているとの認識をしていない/先輩の指示に従う)
・知識&経験値の力不足(組織長含め現場力が著しく低下/自分で考えることができない)

多くのジェネリックメーカーの承認書齟齬とGMP不正での製品回収と処分が続いています。
またジェネリックの回収も多く、欠品&品薄も続いています。

これは医薬品製造所の問題(過去から今まで)とレギュレーションを厳しくしたために起きた行政の問題の両方があります。
ところが、行政の問題は棚に上げて、医薬品製造所だけが悪いと言っているように感じます。
行政には言えないからです。
言うと言った製造所や製薬会社は仕返しを気にしているのです。
多くの許認可あります。
一番大きいのは、新薬の承認です。
承認される医薬品と承認されない医薬品。
本来の申請データでない場合に明暗があります。
統計データで有意差があったが承認されなかった「アビガン」
一報承認された「ゾコーバ」
緊急承認された初の国産新型コロナ治療薬 「ゾコーバ」の今後について 11月 29, 2022

いろいろな意見を出しているのは、日本の医薬品をより良くしたいとの思いであり、それは薬機法の目的にも合致していると思うのですが・・・。

絶望<トホホ> ”春望 杜甫をもじってみました”

2022-12-29 10:58:10 | 社会
絶望<トホホ>
國貧しくなり 兵器在り
日本春にして ホームレス多し
時に感じて 日本の現状に涙を濺ぎ
選挙結果を恨んで さらなる増税に明日を憂う
貧しい日々 脱出の希望見えず
10万円支給 騙されないぞ
空腹抱え 寒さをひしひしと感じ
子どもの学費 続かず高卒で働く

春望 杜甫

防衛費にお金をつぎ込むことよりも、若者支援、貧困者支援、シングルマザー支援、教育費無償化など、日本の未来に税金を使って欲しいです。
あまりも税金の無駄遣いが多すぎないでしょうか?
アベノマスク、安倍元首相の国葬、米国でもう使えない古い武器の購入など。

若い世代と女性の自殺が多いです。
コロナは貧困層を直撃しています。
日本の未来のためにそこを支えるために税金を使って欲しいです。