「高額療養費制度」とは、医療費が高額になった場合に患者の負担を軽減するため、毎月の自己負担額に上限を設け、超えた分については払い戻しを受けられる制度です。政府は、保険料を支払う現役世代の負担を軽くするため、自己負担額を段階的に引き上げるとしています。
【詳報】“命綱”が…高額療養費の負担増、月に8万円→13万円も
こうした引き上げ方針に対し、不安の声をあげているのが、水戸部ゆうこさんです。2018年にステージ4の肺腺がんに罹患し、現在も抗がん剤治療を続けています。 水戸部さんは6日、立憲民主党の会議に出席し、方針の「白紙撤回」を訴えました。水戸部さんは「自己負担額の引き上げは子育てをする親にとってとても過酷で、生きるのを諦めろ。子どもの明るい未来はないと言われているようで絶望している」「(治療費が増えるので)子どもたちを生かそうと、死ぬ覚悟で治療をやめていく仲間がいる。こんな世の中でいいのか」と時折、声を震わせながら力強く訴えました。
この問題は4日、衆議院予算委員会でも取り上げられ、立憲の中島衆院議員は、石破首相に対し政府方針を見直すよう求めています。 石破首相は「いろんな選択肢があると思う。高額療養費がものすごい伸びを示している。制度としての持続可能性をどうやって維持をするか。高額療養費制度を必要とする方々がおられることと、制度の持続可能性と両方とも満たすということの『解』を、時間的な制約の中で見いだしたい」と述べ、修正する可能性を示唆していました。
感想;
ソ連時代、ソ連の厚労省が日本の医療保険制度を調査に来て、驚いたそうです。
「日本の医療制度はソ連より、共産主義だ」
なぜなら、医療が収入に関係なく平等で受けられ、かつ収入が高い人から保険料を高く取り、収入の低い人からは低くとるが、受ける医療は同じです。
若い方ほとんど医療を受けることがないですが、保険料を払います。
高額医療費の補助はまさに弱い人を助ける本来の良き保険制度を崩すものです。
米国は1割が医療保険に入れず、また1割が不十分です。
日本の医療保険制度はとても素晴らしい仕組みで助け合いの思想が入っているとても良い仕組みですが、それを壊そうとしています。
公助⇒共助⇒自助の仕組みから、菅元首相の自助⇒共助⇒公助への変換です。
つまり、「お金ない人は助けません。助かりません」という医療制度への大きな変換です。
石破さん、しっかりしてくださいよ。
理解されていますか?
お金がないなら、意味のない、時代遅れの防衛施設やドローンが戦闘の中心になっているのに不必要な辺野古埋め立てのお金を削って、困っている国民を助けていただきたいです。米国を助けることより、まずは日本国民、それを困っている人を助けて欲しいです。
日本は先進国内では下から2~3番目の貧困国です。
貧困の連鎖が継続しています。
困っている国民を助けず、何が防衛かと思ってしまいます。
赤木さんの資料公開の判決を上告しない判断は素晴らしいです。
従来の自民党首相なら上告したでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます