幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「102歳、一人暮らし 哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方」石井哲代世/中国新聞社 ”先達から学ぶ”

2023-11-01 00:50:00 | 本の紹介
・「自分を励ます名人になって、心をご機嫌に」
 ・広島県尾道市の山あいの町
 ・26歳で嫁いで
 ・56歳まで小学校の先生
 ・子どもは授かりませんでした
 ・20年前に夫(同じ教員)が亡くなってからはずーっと一人暮らし
 ・150cm 45㎏

・老いるとできないことは増えるし、心がふさぐ日もあります。でもね、嘆いてもしょうがない。私は自分を励ます名人になって、心をご機嫌にしておくんです。人を変えることはできませんが、自分のことは操作できますけな。

・健康で長生きするための八つの習慣
①朝起きたら布団の上げ下ろし 
②いりこの味噌汁を飲む 
③何でもおいしくいただく 
④お天気の日にはせっせと草取り 
⑤生ごみは土に還す 
⑥こつこつ脳トレに励む 
⑦良英(亡夫)と会話する 
⑧柔軟体操をする

・黒豆は「苦労豆」。苦労しますようにと願って黒豆をいただくんです。苦労することで見えたり感じたりすることもあるでしょう。どう乗り越えようかって考えますもんね。
 苦労のない人生はつまんらんです。
なんちゃって、口ばかり達者でございます。

・2021年3月15日 尾道市の教育委員会が開催した「100歳を生きる智恵」講演会の講師に招かれたのです。
 講演は「瀬戸の花嫁」の大合唱でスタート。

・生き方上手になる五つの心得 
①物事は表裏一体。
②良いように考える 喜びの表現は大きく 
③人をよく見て知ろうとする
 教師時代、小学5年生の担任をしていた時、算数の時間になると落ち着きがなくなる男の子がおったの。様子を見ていたらどうも九九でつまずいてることに気付いてね。「九九が分からんのじゃね」って声を掛けたら、その子が泣きだしたん。情けない気持ちと、助かったっていう思いが入り交じったような泣き顔で、助かったっていう思いが入り交じったような泣き顔で。その子に九九を教えると夢中で勉強するようになりました。うれしかったなあ。
 相手のことを知ろうとする、観察するというのは教師時代からの癖ですかなあ。元気ないなとか、少し痩せちゃったかねとか、ちょっとした変化に気付くことは大人同士のつきあいでも大事なことじゃと思います。 
④マイナス感情 笑いに変換
 食べるものが「ない」とか、お金が「ない」とか否定の言葉を使う時、語尾に「ナイチンゲール」を付けます。「お金がナイチンゲール」ってな感じです。そうしたら皆さん、クスッと笑うてくれる。同じ「ない」でも笑いに帰ると気持ちがええの。 
⑤手本になる先輩を見つける

・気張らず飾らず、あるがままを受け入れる。自分を大きく見せんことです。煩悩やねたみといった、しんどいことは手放すに限ります。その代わり、うれしいこと、楽しいことは存分に味わうの。

・私らしくいるための五か条
①自分を丸ごと好きになる 
②自分のテンポを守る 
③ひとり時間も大切 
④口癖は「上等、上等」 
⑤何気ないことをいとおしむ

感想
 57歳から9年間、地域の民生委員をされていたとのことです。
今は姪のところで暮らおられるとか。
103歳になられ、ネットでは2023/7/28時点で、お元気とのことです。

 食事と運動に気をつけるだけでなく、今の状態に感謝して生きておられるように感じました。

 「苦労のない人生はつまらんです」
 苦労を避けるのではなく、苦労と共に生きて来られ、その苦労を生かしてこられたのだと思います。



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