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校長「トラブルない」発言、遺族の抗議で撤回 中2自殺 ”副担任、担任、教頭、校長一人でもまともな人がいれば防げたかも”

2017-10-18 09:03:33 | 社会
http://www.asahi.com/articles/ASKBK6302KBKPGJB00V.html 山田健悟 2017年10月17日

 福井県池田町立池田中学校(生徒数40人)で今年3月に2年の男子生徒(当時14)が自殺した問題で、自殺直後に開いた保護者説明会で校長が「トラブルはなかった」と説明し、遺族の抗議を受けて改めて開いた説明会で不適切な指導を認めていたことがわかった。
「聞いた人が身震いするくらい怒られていた」 中2自殺
小6から確執、「副担任代えて」母は訴えたが 中2自殺
 学校や遺族によると、生徒の自殺を受けた3月の説明会で、堀口修一校長は「学校でのトラブルはなかった」という内容の説明をしたという。だが、男子生徒は家族に副担任から叱責(しっせき)を受けていたことなどを打ち明け、母親も学校側に副担任の交代を申し入れていた。
 母親は、別の保護者からその発言を聞き、「息子は副担任のことを嫌だと言っていたのに」と不信感を抱いたという。
 その後、有識者らによる調査委員会の立ち上げが決まった際、遺族側は町教委などに「校長の発言を訂正してからでないと、(調査委の設置は)『はい』とは言えない」と抗議。その後の職員の聞き取りなどの調査の結果を踏まえ、学校は5月に改めて説明会を開き、堀口校長は3月の発言を撤回。学校の体制や指導に問題があったことを認めたという。母親は取材に、「学校は責任について本当に分かっているのか」と批判した。
 堀口校長は17日、朝日新聞の取材に対し、「初期対応でご遺族の気持ちを思いやった対応をすべきだったと反省している」と話した。(山田健悟)

感想
報道が正しいとすると、副担任は論外で、人間性に欠陥があるのでは? 
精神的に病んでいるの?と思ってしまいます。

担任は申し訳ないが、危機管理能力ゼロなのでは?
自分で出来ないなら、教頭、校長に報告すべきです。

ただ、校長も問題が多くありそうです。
虚偽の報告で乗り切ろうとしていて、真摯な態度が感じられません。
叱責の現場を目撃していたとの報道もあります。
この中学校は他にもいじめがあったのでは?
たまたま自殺者が出たから問題になっていますが・・・。

この中学は、普通のまともな先生がいないのか?と思ってしまうほどです。
池田町は山奥の町ですが、身内ばかりで言えない風土があったのでしょうか?
採用もコネで、問題ある人を採用しているのではないかと疑りたくなってしまいます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171017/k10011180801000.html
福井 男子中学生自殺報告書全文に書かれていたこと 10月17日

ことし3月、福井県池田町で男子中学生が自殺した問題で、NHKが入手した、町の教育委員会が設置した第三者委員会の報告書の全文には、男子生徒が優しい子だったという評判のほか、亡くなる前に、周囲に死にたいと話していたことなど、公表された報告書の要約には書かれていない内容も記されていました。

「優しい子」という評判

報告書の全文では、冒頭部分に亡くなった男子生徒について、「宿題を忘れることが多かった」などと記す一方で、「ほかの生徒が嫌がる場所を掃除したり、伴走ボランティアで、いすに座ったランナーに腰を低くして接するなど、優しい子だった」という教師からの評判が書かれています。そのうえで、具体的な経緯について、次のように記しています。

1回目の登校渋り
男子生徒が最初に登校をいやがったのは、去年の5月26日でした。生徒は「学校に行きたくない」と話し、その理由について「副担任が宿題の未提出の理由を言い訳だとして聞いてくれない」などと述べたため、母親は学校を休ませました。

身震いするほど怒られる
男子生徒は、後期に生徒会の副会長に選ばれました。10月9日、池田町で開かれたマラソン大会で生徒は伴走ボランティアの実行委員長に立候補して選ばれましたが、大会当日のあいさつの準備が遅れたことなどを理由に校門の前で担任に大声でどなられました。

見ていた別の生徒は「聞いている人が身震いするくらい怒っていた。すごい怒っていた。かわいそうだと感じた」などと話しています。

報告書の全文には、怒られている時に男子生徒が担任の目を見て黙っていたという様子も記されています。

土下座しようとする
11月18日、男子生徒は課題が未提出だったため、副担任から呼ばれました。生徒は提出が遅れたのは生徒会や部活動のためだと説明しましたが、副担任は「宿題ができないなら、やらなくてよい」と言い、生徒は「やらせてください」と話して土下座しようとしました。生徒は、そのあとトイレに入ったまましばらく出てきませんでした。

担任「お前辞めてもいいよ」と叱責
ことしの1月か2月ごろ、男子生徒は、毎月1度開かれていた生徒会の日に職員室の前で担任から「お前辞めてもいいよ」と大きな声で叱責されました。その原因は明らかになっていないとしています。
忘れ物で怒られる
男子生徒は生徒会の役員として、卒業生を送る会の企画や運営を行う立場で合唱の練習では歌詞カードをほかの生徒に配る担当でした。

しかし2月上旬ごろ、男子生徒が歌詞カードを忘れ、練習ができなかったため担任から強い叱責を受けました。見ていた生徒は「言い方がひどかった」、「男子生徒は下を向いていて暗い感じだった」と話しています。

2回目の登校渋り
ことし2月21日、男子生徒は「学校に行きたくない」と話し、母親から担任に連絡がありました。生徒は「国語の宿題の件で副担任から怒られた。副担任は何を言っても言い訳と決めつける。担任にも未提出物について強く怒られた。どうしていいかわからない」と話しました。
早退を申し出「学校で嫌なことあった」
3月6日、男子生徒は担任から課題の未提出について指導を受けました。生徒は保健室に来て「学校で嫌なことがあったので早退したい。理由は言いたくない」などと話しました。

3回目の登校渋り
その翌日の3月7日、男子生徒は朝、起きると母親に「学校に行きたくない」と訴えました。母親がその理由を尋ねると生徒は「僕だけ強く怒られる。どうしたらいいのかわからない」と泣きながら話しました。

過呼吸を訴えるも、担任は放置
3月13日、男子生徒は副担任に「宿題を出せません」と話しました。副担任がその理由を聞くと生徒は泣き出し、過呼吸だと訴えました。副担任は担任に家庭に連絡するかどうか相談しましたが、担任は報告の必要はないと考え、連絡をしませんでした。

転落死
その翌日の3月14日、男子生徒は午前8時ごろに登校しましたが、その後、敷地内で倒れているのが見つかり死亡が確認されました。

「死にたい」と漏らす
報告書の全文では、男子生徒がみずから死を選ぶような様子について、家族が事前には全く感じなかったという話が紹介されている一方で、時期や内容を明らかにできなったとしたうえで、男子生徒が周りの生徒たちに「自分から死にたい」と言っていたとか、「ずっと死にたい」と話していたという報告が寄せられていることも記されています。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20171018k0000m040179000c.html
<福井・中2自殺>校長や教頭が叱責やしつこい指導目撃 (毎日新聞)

 ◇校長は記者会見では「把握せず」 調査委の報告書で判明
 福井県池田町の町立池田中学校(生徒数40人)で今年3月、2年の男子生徒(当時14歳)が校舎3階から飛び降り自殺した問題で、生徒が担任から大声で叱られたり、副担任から理詰めでしつこく指導されたりしている場面を、校長や教頭が目撃していたことが分かった。毎日新聞が入手した有識者による調査委員会の詳細な報告書で判明した。調査委は「問題意識を持っておらず、管理職としての職責を果たしたとは言えない」と厳しく断じている。堀口修一校長は15日の記者会見で「(報告がなく事態を)把握していなかった」と述べていた。【立野将弘、大森治幸、近藤諭】

 報告書は9月26日付で57ページ。それによると、校長は男子生徒が3月上旬から朝のあいさつ運動に来なくなったことに気づいており、校長も教頭も担任が大声で男子生徒を叱る場面を見たことがあった。教頭は副担任の男子生徒に対する指導を何度も見ており、指導の融通の利かなさを認識していた。これらの事実から調査委は「男子生徒が担任と副担任から指導・叱責される状態が続いており、問題がないか疑問を持つのは自然。報告がなくとも実情を調査すべきだった」としている。

 また、担任や副担任による指導・叱責は職員室でも行われ、特に担任の大声での叱責は他の教員も認識していた。担任に「そんな強い口調で言わないといけないのか」と聞いたり、「指導が伝わっていない」と心配したりする教員もいたという。

 大声での指導について担任は同僚に「それだけ(生徒に)言わないと分からない」と話し、「指導方法を考えないといけない」と指摘を受けても「手加減している」と発言していた。

 報告書は、担任や副担任のこうした叱責による精神的なストレスなどが自殺の原因となったと認定している。

 自殺後の学校の対応についても検証。直後は遺族に十分な説明がなかったが、自殺から13日後に校長が遺族のもとを訪れ、「学校で起きたことは私の全責任」と謝罪したとしている。

 男子生徒の自殺を受け、県教委は17日、敦賀市で緊急の研修会を開催。県内の国公立学校の校長ら約650人が参加し、冒頭で黙とうした。

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