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着色料「赤色3号」の安全性強調 伊東消費者担当相 ”EUと米国で禁止したものが、日本人には安全と根拠なしで主張する消費者庁を信じますか?”

2025-01-17 17:05:17 | 社会

 伊東良孝消費者担当相は17日、閣議後の記者会見で、動物実験により発がん性の懸念があるとして米国で使用が禁止される合成着色料「赤色3号」について、「日本では人の健康を損なう恐れのない添加物として指定され、使用が認められている」と述べ、安全性を強調した。  伊東氏は「米国の発表でも、人への危険性を示す科学的根拠は認められたわけではないとされている」と指摘。「まずは米国の決定内容を精査し、諸外国の動向も踏まえ、科学的見地から対応が必要かを含め検討する」とした。

感想
 「日本では人の健康を損なう恐れのない添加物として指定され、使用が認められている」
 EU,米国ではそれが間違っていたと、国民の健康リスクを考えて禁止しました。
 しかし、日本では国民の健康リスクよりも、企業の経営リスクを尊重して使って問題ないと主張されています。
EUは1994年に赤色3号の使用を原則禁止しています。米国はリスクがあると検討し、今回禁止にしました。ところは日本は検討すらしてこなかったということです。
 血液製剤、キノホルム、米国が禁止しても厚労省は「安全」ということで使い続け、多くの犠牲者が出ました。1987 年  4 月に米国 FDA は特定ロットのヒト乾 燥硬膜製品の廃棄を勧告しました、日本ではなお ヒト乾燥硬膜移植手術が行われて感染者を増やしました。 

 菅元首相は自助、共助、公助と言われました。
なんという酷い発言かと思いましたが、今回のことも含めいろいろな政策を見たら、
「国は国民の生活と安全は二の次ですから、自分で守ってくださいね」
という、本音を菅元首相は国民に伝えてくれたと思うと、正直な首相だったのかもしれません。
ただ税金でホテルの朝食を楽しまれていたので、ご自分には公助だったのでしょうね。

 消費者庁は小林製薬の紅麹サプリメントには医薬品成分のモナコリンが含まれているのを知っていて認めました。医薬品よりたくさん摂れ、かつ健康被害報告も義務付けないという制度のために多くの死亡者と健康被害者を生みました。
 消費者庁ではなく企業庁の方が実態を表している名前かも知れません。

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