英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

全日本総合バスケット 女子準々決勝「三菱電機×シャンソン化粧品」

2014-01-04 21:21:40 | スポーツ
 序盤、シャンソンのディフェンスが良く(ターンオーバー三菱3、シャンソン0)、ゲームを支配していた。三菱は渡邉の3Pシュート(第1Qの渡辺の得点13)や王のゴール下で何とか繋ぐ。シャンソンはオフェンスが機能しての得点が多く、第1Qは24-17と点差以上にプレイに差を感じた。また、池谷のパーソナルファール3も気になる。

 第2Q、三菱はディフェンスを建て直しシャンソンのオフェンスを封じる。シャンソンは開始6分10秒まで無得点。この間、三菱は王を中心に攻め(王6点)27-24と逆転。シャンソンは王をうまく守っていた河村を下げたのが失敗。また、スイッチディフェンスが上手く出来ず、ノーマークの選手を作ってしまうことが多かった
 この後は、三菱に走った反動が出たのと、シャンソンも立て直し、第2Qは35-31のシャンソンリードで終了。

 第3Qは一進一退の攻防が続く。
 しかし、開始4分11秒にシャンソンの近平がシュートを決め、43-41とリードしてから、このクォーター終了までフィールドゴールを決められず、46-51と逆転、5点リードされてしまう。三菱のディフェンスがうまく機能しているせいもあるが、シャンソンの動きが落ちているように思えた。

 第4Qは池住が2本フェードアウェイ気味のミドルショットを決め50-51と詰め寄るが、三菱も松島が3Pを決め、流れを渡さない。この後も、王、松島、橋本がシュートを決めバランスよく攻める。この間、シャンソンは池住が三度(みたび)フェードアウェイシュートを決めただけで52-60と点差を広げられてしまう(5分46秒)。シャンソンはオフェンスがほとんど形にならない。
 この後、約1分30秒はお互い攻めが決められず、7分15秒にシャンソンの三好がスチールからシュートを決める。これで、ゲームの流れがシャンソンに。
 8分54秒、池住がフリースローを2本決め、60-62と2点差に詰め寄る。
 この後、三菱・王とシャンソン・三好がシュートを決め、残り36秒で2点三菱がリード。
 三菱のオフェンスで、シャンソン・河村が王にファール。フリースローを王が1本外し、3点差。
 残り17秒でシャンソンの攻撃。三好がボールを運び、ドリブルをしながら攻撃を窺うが、マークが厳しくシュート機会はなく、パスも出せず、スチールされてしまい、万事休す。
 シャンソンはオフェンスがうまく機能しないこともあり、3度のタイムアウトを使い切ってしまい、プレーの指示を出せなかったのが痛かった。また、三好がドリブルをしている間、河村がスクリーンに言ったほかは、他の3人がほとんどパスを待っていただけなのも、いただけなかった。
 65-62で三菱電機の勝利。

 前半を見る限り、シャンソンの勝利は堅いように思えたが、第2Q以降、徐々にシャンソンのオフェンスが機能しなくなった。
 三菱のディフェンスがうまく対応したのか、シャンソンの動きが落ちたのかは不明。
 上記の理由の他に、シャンソンのオフェンスシステムのバリエーションが少なかったことも考えられる。ゲームが進むにつれ、オフェンスが機能してのシュートがなくなった。三菱の王のゴールしたが強力なので、ポストプレーができなかったことも一因か。
 また、ガード陣はシュート力はあるが、オフェンス停滞を打開する能力はまだ未発達のようだった。


 あと、気になったのはヘッドコーチ木村氏のベンチワーク。
 ゲームが上手くいかないとき、その理由を選手に問いかけることが多く、その現状について叱る時間が長い。これは、試合後のミーティングや練習中なら有益だが、試合中ならば、ダメな点を端的に指摘し、具体的な対応策やプレーの方針を示すべきである。
 ベンチワークが勝敗を分けたような気がして仕方がない。
 あと、審判の笛はシャンソン寄りのようだった気がする。
コメント (2)
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『オール中島みゆきナイト』(NHK BSプレミアム)

2014-01-04 14:37:07 | 芸能
 3日の夜、NHK BSプレミアムで『オール中島みゆきナイト』が再放送された。本放送は11月3日で詳しくはこちら
 私にとっての中島みゆきは、山口百恵より思い入れは浅いが、私の人生に距離を置きつつ並行して流れていく音楽家さんです。
 なので、期待して再放送を観たのだが、「中島みゆき好きの客が夜な夜な集う場末のスナック「みゆき」を舞台に、中島みゆきの魅力をたっぷりと紹介」という意図は理解でき、ゲスト(ビビる大木、クリス松村、茂木健一郎、先崎学、おかもとまり)の曲への思いも共感できる部分もあるが、紹介曲の冒頭や終りでゲストの言葉を遠慮なくかぶせたり、局の途中でブツ切りにしてしまうことが多かったのは、興ざめも甚だしかった。
 正直、ゲストなどの(余計な)語りは要らない。まあ、そうしてしまうと『SONGS』との差がなくなってしまうかもしれない。

 さて、番組で「中島みゆきのベストソング」を500人にアンケートした結果が紹介された。
1位 地上の星
2位 時代
3位 空と君のあいだに
4位 糸
5位 ファイト!
6位 銀の龍の背に乗って
7位 ヘッドライト・テールライト
8位 歌姫
9位 命の別名
10位 荒野より

 5位から遡り紹介されたが、2位の『時代』が紹介された時、「1位じゃないのか?」という声が口々に出てきて、「じゃあ、1位は一体なんなんだ?」とも。
 まあ、一般的に言うと、『地上の星』の1位は妥当なんだろうなあ。ファンの方にとって『地上の星』は視野の外らしい。
 私の「私の好きな曲ベストテン」は後で述べるとして、「中島みゆきベストソング」と聞かれたら、やはり『時代』かなぁ。
 ちなみに、『糸』『銀の龍に乗って』『歌姫』『命の別名』『荒野より』は全く知りません。私の「中島みゆきファン度」はこの程度だ。

 さて、1位ということで、紅白歌合戦の時の黒部第4ダムでの中継シーンが紹介された。
 正直言うと、この時、私の中島みゆきの株はかなり降下した。音響や照明などの設営が大変で、実際もハウリングしかけている。本人の唄の出来も最上とは言えなかった。
 NHK紅白の舞台としては最上の舞台だったと言えるかもしないが、歌を唄う舞台としては最上とはとても言えない。NHKと中島みゆきさんが「黒部でやろう」と言い出したかは知らないが、「音楽舞台としてどうなのか?」、「それに設営スタッフの苦労を考えたのだろうか?」と当時中継を観て思ったものだ。

 この番組の見せ場として、途中、スナックみゆきの場に、郵便配達員に扮してみゆきさん本人が郵便物を届けたサプライズがあった。
 ビビる大木以外はまったく知らされておらず、退場後に「ご本人だよね」と大騒ぎ。特に先崎八段は固まってしまっていた。
 でも、視聴者としては、この驚きのシーンが長かったので、却って引いてしまった。
 先崎八段の、中島みゆきファンとして語りは非常に物足りなく平凡だった。また、本人登場直後は固まるだけで「八段、八段! 今なら僕に将棋負けちゃうんじゃないですか?大丈夫ですか?」と突っ込まれる始末。

最後に
私の「中島みゆきベストテン」好きな曲
1位 誘惑
2位 時代
3位 わかれうた 
4位 悪女
5位 見返り美人
6位 おもいで河 
7位 リバイバル
8位 かなしみ笑い 
9位 浅い眠り 
10位 ひとり上手

コメント (4)
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