英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

箱根駅伝 復路  東洋大は強かった

2014-01-03 14:21:58 | スポーツ
 思いっきり、予想が外れました。
 復路のメンバーを見ると、駒澤には窪田が居るものの、東洋の方が充実していた。大エースの設楽啓太を山登りの回せるだけの地力があったのだ。私のリサーチ不足だった。その上、東洋大は復路も各選手が100%の走りをして、駒澤に付け入るすきを与えなかった。
 各区間の順位は、3位、3位、1位、3位、1位、4位、1位、1位、4位、1位

 駒澤も悪くなかった。と言うより、合格点以上の走りをした。総合タイムも駒澤大学の歴代の最高タイムを上回った(コース変更後)。
 しかし、如何せん、東洋が強すぎた。力は駒澤の方が上なのだが、90点の出来で勝てるほどの差はなかった。90点の走りでも、東洋が95点ぐらいの出来なら互角に競り合えたはずだが、東洋に相当の実力があったうえに、100点の走りをした。東洋を褒めるしかない。
 あと、どこかの区間で突き抜けた走りをした区間がなかったのも響いた。メンバーの心を燃えさせる区間がなかった。2区村山もまずまずの走りだったが、ハイペースが祟って、終盤、失速したのが、タイム以上に痛かった。油布もそれなりの走りをしたが、設楽悠太に抜かれ、置いていかれてしまった。
 この2区間、駒澤は自信を持っていたはずだったが、ここで東洋の後塵を拝して、チームの意気が上がらず、東洋を乗せてしまった。ここのプラスマイナスが明暗を分けたのかも知れない。
 復路のメンバーを見ると、若干、東洋に見劣りのするメンバーだったので、油布を復路に回した方が良かったように思う。大エースの窪田を過信したのかもしれない。
 各区間の順位は、2位、2位、3位、1位、3位、5位、3位、6位、2位、2位

 3位日体大は、層の薄さが響いた。大きく後れを取った区間がいくつかあったのが痛かった。それでも、7位から踏ん張り、3位まで上がったのは流石である。
 各区間の順位は、1位、10位、17位、10位、2位、3位、13位、5位、1位、5位
 4位早稲田は、大健闘だった。大迫に次ぐエースの山本を欠き、頼みのエースを1区に配し勝負を賭けたが5位と不発。しかし、それにも拘らず、エース区間の2区区間賞を始め、各ランナーが粘りの走りを見せ、3位争いをしての4位は見事。
 各区間の順位は、5位、1位、5位、2位、12位、2位、5位、9位、7位、10位
 5位青山学院大も予想以上の走り。5位に食い込んだのも称賛に値する。山登り、山下りでのロス(区間賞に対して合計6分37秒差)と10区が痛かった。
 各区間の順位は、6位、6位、8位、7位、11位、18位、2位、10位、3位、17位
 6位明治は、エース北を欠いたのが響いたのかもしれないが、6区廣瀬の区間賞など力を発揮した区間があった反面、良くなかった区間(5区でトップと6分25秒差、9区3分5秒差、10区は5分6秒差)が痛すぎた。
 各区間の順位は、4位、5位、2位、5位、19位、1位、8位、2位、14位、22位

 往路12位から追い上げ8位に食い込んだ帝京大(復路5位)、持ちタイム以上の走りで9位に入った拓殖大学も特筆される頑張りであった。
コメント (4)
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