昨日(7月22日)、「関東甲信と東北南部・東北北部が梅雨明けしたとみられる」と気象庁から発表された。
6月25日に沖縄、6月26日に奄美、7月20日に中国、近畿、東海、7月21日に四国、北陸(←“地方”は省略)梅雨明けしている。これらはすべて“速報値”で、後に訂正されることもある。
九州はまだ梅雨明けしていない(と見られている)
今年の梅雨明けの特徴(あくまで梅雨明けの特徴で、梅雨全般を指しているわけではない)は、《太平洋高気圧が勢力を強め、梅雨前線を北に押し上げる》といった本来の梅雨明けパターンではなく、《本州の南海(太平洋沿岸付近)に梅雨前線がが存在した状態で、日本海付近の高気圧が勢力を強めながら暖化して太平洋高気圧と同質化した。そのことにより、梅雨前線も弱まっていった(梅雨前線は太平洋気団と日本海上の気団との性質の差により特質化したモノ)
当初の気象庁などの予報では、梅雨前線が東北北部に押し上げられ(これにより秋田付近の大雨が引き起こされた)、そのまま梅雨明けするものと見ていた。ところが、途中で予報が再び南下すると変更され、梅雨明けがずれ込んだ。
よって、このパターンの梅雨明けは、太平洋高気圧が勢力をグンと強めたわけではない、つまり、例年ほど太平洋高気圧が勢力を強めたわけではないので、「日本海付近で太平洋高気圧化した高気圧が弱まる→盛夏状態が長続きせず天候不順」となることが多い。
九州の梅雨明けが遅れているのは、太平洋高気圧の勢力が通常の梅雨明けの時ほど強くないので、高気圧勢力の縁の九州に高湿の気流が流れ込みやすいのでにわか雨が降りやすく晴天が安定しない為。
ただ、今のところ、(例年通りでないやや弱い)太平洋高気圧がある程度の強さを保つため、晴れの日が続くと見ている。しかも、高温高湿の暖気が流れ込みやすい状態が続く為、しばらくは酷暑の日々が続くようである。
6月25日に沖縄、6月26日に奄美、7月20日に中国、近畿、東海、7月21日に四国、北陸(←“地方”は省略)梅雨明けしている。これらはすべて“速報値”で、後に訂正されることもある。
九州はまだ梅雨明けしていない(と見られている)
今年の梅雨明けの特徴(あくまで梅雨明けの特徴で、梅雨全般を指しているわけではない)は、《太平洋高気圧が勢力を強め、梅雨前線を北に押し上げる》といった本来の梅雨明けパターンではなく、《本州の南海(太平洋沿岸付近)に梅雨前線がが存在した状態で、日本海付近の高気圧が勢力を強めながら暖化して太平洋高気圧と同質化した。そのことにより、梅雨前線も弱まっていった(梅雨前線は太平洋気団と日本海上の気団との性質の差により特質化したモノ)
当初の気象庁などの予報では、梅雨前線が東北北部に押し上げられ(これにより秋田付近の大雨が引き起こされた)、そのまま梅雨明けするものと見ていた。ところが、途中で予報が再び南下すると変更され、梅雨明けがずれ込んだ。
よって、このパターンの梅雨明けは、太平洋高気圧が勢力をグンと強めたわけではない、つまり、例年ほど太平洋高気圧が勢力を強めたわけではないので、「日本海付近で太平洋高気圧化した高気圧が弱まる→盛夏状態が長続きせず天候不順」となることが多い。
九州の梅雨明けが遅れているのは、太平洋高気圧の勢力が通常の梅雨明けの時ほど強くないので、高気圧勢力の縁の九州に高湿の気流が流れ込みやすいのでにわか雨が降りやすく晴天が安定しない為。
ただ、今のところ、(例年通りでないやや弱い)太平洋高気圧がある程度の強さを保つため、晴れの日が続くと見ている。しかも、高温高湿の暖気が流れ込みやすい状態が続く為、しばらくは酷暑の日々が続くようである。
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