漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

古今和歌集 0882

2022-03-30 06:03:24 | 古今和歌集

あまのがは くものみをにて はやければ ひかりとどめず つきぞながるる

天の川 雲の水脈にて 早ければ 光とどめず 月ぞ流るる

 

よみ人知らず

 

 天の川は雲が水の流れとなって早く流れるので、月の光がとどまることなく流れて行く。

 美しい月をゆっくり眺めていたいのに、天の川の早瀬に乗ってすぐに流れて行ってしまう、という歌でしょうか。ちょっと良くわかりませんでした。^^;;