とりのねも きこえぬやまの むもれぎは わがひとしれぬ なげきなりけり
鳥の音も 聞こえぬ山の 埋木は わが人しれぬ なげきなりけり
鳥の声も聞こえない山奥の埋もれ木は、埋もれて思いを告げられず、人しれぬ嘆く私の姿そのままなのであったよ。
第五句「なげき」の「き」は「木」との掛詞。よく出て来る修辞ですね。
とりのねも きこえぬやまの むもれぎは わがひとしれぬ なげきなりけり
鳥の音も 聞こえぬ山の 埋木は わが人しれぬ なげきなりけり
鳥の声も聞こえない山奥の埋もれ木は、埋もれて思いを告げられず、人しれぬ嘆く私の姿そのままなのであったよ。
第五句「なげき」の「き」は「木」との掛詞。よく出て来る修辞ですね。