星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

夢を見た

2006年04月12日 06時59分11秒 | 出来事
先日、リアルな夢を見た。
大学時代、心奪われた人がいた。

その人の夢だった。
12年ぶりに出逢っていた。

12年前。
大阪と東京の長距離だった。
貧乏学生の身分で東京へ行くのは、とても大変だった。夜行バスに乗ったり、ムーンライト快速に乗ったりして、東京に逢いに行っていた。
相手も、新幹線の売り子のアルバイトを始めて、大阪に来ている間の時間を過ごしたりした。

僕は、大丈夫だと通じ合っていると思い込んでいたけれど、相手は逢えない寂しさを募らせていた。それさえに気づくことなく、大学の研究室で研究に没頭していた。

僕は、その人と暮らしたいと思っていた。
”僕が大学を卒業して、仕事を持って一人前になったら、一緒に暮らそう。”
と、言った。
”私は、将来じゃなく、今の時間が大事なの。”
と、言い残して、僕の元から去っていった。

車のエンジニアになる夢と、一緒に暮らしたいと思っていた、想い。。
でも、それは、自分を満たすことだけで、相手のことを何も考えていないことだった。

それからだった。今を大切にしようと思うようになったのは。
今しか出来ないことを大切にしようと思うようになった。


夢の中では、東京の喫茶店で、その人とお茶を飲みながら、離れてからのお互いの生活を時間を忘れて話していた。
そして、過去の人だと思いながらも、話が進むにつれて心惹かれている自分がいた。

あまりにリアルで、目が覚めた。
ひんやりした部屋だというのに、身体中汗びっしょりになっていた。