星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

8月15日

2005年08月16日 07時03分39秒 | 思うこと
日本では、終戦記念日。

今日でちょうど、60周年。
ここでは、戦勝記念日。

日本の首相が、謝罪の言葉を述べていたと、
報道があった。

日本が、本当に戦争の謝罪をするのなら、
戦勝記念日に対して、
”終戦記念日”ではなく、
”敗戦記念日”とするべきなんじゃないだろうか。


いじめと同じで、
いじめられた方はしっかり覚えているけれど、
いじめた方は、何をしたのか覚えちゃいない。

日本が、
アメリカやイギリスに何をされたのかは、教えられたけれど、
韓国や中国に何をしてきたのかは、教えられてはこなかった。

戦争と言う事実から想像すれば、
日本が何をしてきて何をされてきたのかは、
簡単にわかることだと思う。


ただ、傷つけられた人が人の傷みをわからないのと同じで、

アメリカやイギリスは、
歴史的に本土を攻撃されて、焼け野が原になったことがないから、
戦争の悲惨さを、身に染みてわかっていないのかも知れない。

一日

2005年08月15日 09時10分08秒 | 自分

今日は、一日予定もなく、
きっと疲れるだろうと思って、あえて今日は予定を入れていなかった。
目が覚めたら、お昼前だった。
ほんとうにみんな昨日はたくさん歩いて疲れたのだと思う。

イタリアンレストランに行って、ブランチを食べて、
今週の木曜日から、僕の弟と義妹がロンドンに遊びに来るというので、
そのための買い出しと、お風呂周りの備品を買いに行ってきた。

夕方には、パートナーと眠気がついてきて、うとうとと眠ってしまった。
子供達だけでリビングで遊んでいたみたいだった。
子供は本当に元気だと思う。

そんなだらだらした一日だった。
久しぶりにこんな一日を過ごした気がする。

Seven sisters

2005年08月14日 10時08分48秒 | 出来事
今日、ドライブがてら、
Seven Systers に行ってきました。

ロンドンに来たときの引っ越し屋さんから
頂いたカレンダーの景色の一つに、
このSeven Systersがあり、凄く惹かれていました。

車を駐車場に止めてから、
一時間近く海に向かって歩き続けて、
やっと姿が見えてきました。

期待したとおりの壮大な景色でした。
海の波と風によって削り取られた絶壁の姿に感動しました。

上の娘と崖をよじ登って、中腹まで行ってみました。
さすがに高くて怖かったけれど、
上から見る景色は最高でした。

家族には、怒られるかも知れないけれど
また、行ってみたいと思いました。

ドイツへ

2005年08月13日 04時16分40秒 | 出来事
仕事の関係で、早ければ来年のうちに、
ロンドンを離れて、ドイツへ引っ越すことになりそうです。

先月の末に昨年までの上司が日本からやってきて、
サシで話をする機会がありました。

ここでの仕事が一段落つけば、僕を異動させることを考えているらしい。

次にここで始まる新しい仕事のために、ここの職場を強化させたくて、
今年の末にはベテランの人を駐在させることがほぼ決まっているのだそうだ。

そうすると、僕がここに駐在している理由がなくなり、
結果、あぶれてしまうことになる。
そのための異動なのだろう。

そこまでは、上司は言わなかったけれど、
誰がどう考えてもそういうことになることは明らかだった。

僕がここでは、役に立たなかったということなのかも知れない。
そう簡単に日本に帰すことは出来ないから、
別の場所で心機一転始めなさい、
と言うことなのだろう。

上が決めたことには従わないとね。。

今ではすっかり力が抜けてしまって、
プロジェクトを推進するということよりも、
海外の環境に慣れること、英語での議論が出来ること、
自分のスキルアップを優先させることにした。

周りの人には、悪いけれど。
無責任に見えるかも知れないけれど。

僕も自分が大事だから。

のどかな

2005年08月12日 07時12分12秒 | 自分
8月に入り、特に今週は、
静かに時間が過ぎていて、
会社の中ものんびりしている。

集中力が途切れそうになるので、
出張先に出向いて、仕事をしていた。

そこでは、周りのざわついた雰囲気もなく、
誰にも邪魔されず、集中できるのでいい。

気がつくと、夕方になっていたから、
パソコンを片づけて、自分のオフィスに戻った。

オフィスももう誰もいなくって
独り静かにメールの処理をしていた。

独りで流れる時間が何だか心地よかった。

もう、すっかり夏は終わったみたいで、
陽が傾くと、ひんやりした風が吹いている。

ビザ

2005年08月11日 13時56分25秒 | 出来事
無くしたパスポートを再発行してもらい、
パスポートに貼られているビザを再発行して貰うために、
HOME OFFICEに行ってきた。

予約をお願いして、予約番号を貰って行ったのに、
館の中へはすぐに入れたけれど、
手続きを受け付けて貰うまでに、2時間半。
ほんの10分で手続きは終わり。
ビザが入ったパスポートを受け取るのに
さらに2時間半。
12時の予約で、結果5時に終了した。

でも、みんな何の不満も言わず、帰っていった。

ここの国ではこれが当たり前なのかも知れない。
というか、日本が特殊なのかも知れない。

さすがに待ち疲れて、ばたんと眠りについてしまった。

盆休み

2005年08月10日 08時30分20秒 | 出来事

日本がお盆休みに突入したこともあって、
依頼の仕事が入ってこなくなったことや、
客先も入れ替わり立ち替わりで、夏の休暇を
取り始めたみたいで、仕事が進まなくなってきた。

今日は、午後から客先に出張してきたけれど
みんなが休みを取っていて、結果的に連絡が取れなくて
全く成果がなかった。

すっかりやる気が出なくなってきて、
今日は、5時きっかりに仕事を終えて帰ってきた。

久しぶりの定刻上がりだった。
こちらに来て、用事があるとき以外は初めての事じゃないかなぁ。

ここのスタッフは基本的に残業をしないので、
こんな生活が当たり前なのだろうなぁ。

すごく、ゆとりのある生活だと思った。
こんな生活を続けていたら、日本に戻れなくなりそうだ。

だって、8時間の時差があるのに、6時に家に着いたから、
日本は夜中の2時。
下手すると働いていた時もあったよ、その時間に。。

一年前

2005年08月09日 05時57分18秒 | 自分
ほんの一年前は、僕はここに住んでいるなんて考えもしなかった。
ただ、ささやかな幸せを感じていて、それだけを大切に、大切にしたいと。

そう思っていた。

短い夏休みが明けて、しばらくすると、
普段言葉も交わさないような偉い人に呼ばれ、
ここに派遣する予定があると告げられた。

その瞬間から、苦闘が始まった。
仕事、家庭、プライベート、
すべてにおいてある一区切りをつけないといけなかった。

すべてのことを、同時にやり切れなくて、
あちこちに迷惑を掛け続けた。

そういう自分に嫌気がさしていた。

今、決断したことが、正しかったのかわからないけれど、
それは、これから僕が決めていくことなのだろう。
誰からでもなく、僕自身なのだろう。

LONDON ZOO

2005年08月08日 09時28分29秒 | 出来事
今日は天気が良かったので、ロンドン動物園に行って来た。
こじんまりした、何も代わり映えのない動物園でした。

それでも、街中にある動物園なので、たくさんの人が来ていました。

僕の生まれたところにある王子動物園や、今住んでいるところに近い
東山動物園の方が、広くて楽しめるかも。

一番の目玉は、ハリーポッターの第一作で、は虫類館でへびと会話する
ところのロケ現場だったかも知れません。
そこは、カメラに押さえてきました。

市内観光

2005年08月07日 18時18分25秒 | 出来事

いつも地下鉄に乗って街中に向かうのに、バスに乗りたいと言うので、
ロンドンバスに乗って、目的地まで向かってきました。
二階建ての一番前に乗ってみたけれど、とても高くて、
迫力があって、驚きました。

コンタクトレンズを引き取った後、お昼ご飯を食べてから、
市内観光バスに乗ってみました。
二階建てバスの二階の屋根がなくてそこから見下ろしながら
ビックベンやロンドンアイ、ロンドン塔、ウェストミンスター寺院、
バッキンガム宮殿を見て回りました。

帰りに疲れたので、ハーゲンダッツでアイスクリームを食べて
帰ってきました。

みんな、新しい経験が出来て、楽しんでいたみたいです。

ぶちぎれた。

2005年08月06日 17時41分51秒 | 出来事
こちらのスタッフに向かって、とうとうぶちぎれた。
ロンドンに来て初めてのことだったので、
こちらのスタッフも驚いたようだった。

いきなり会議の席で不満があると言い出して。
なんだろと思っていたら、
この3ヶ月、何も出来ていない、何も進んでないと言いだした。
おいおい、それって、俺のしていることが進んでないってこと?
その思いを、部長に対して、前触れもなく話し出すってどういうこと?

しばらく黙って聞いていたけれど。
黙っていたら、全部僕のせいにされそうだった。

だんだん、何か言わなくちゃと思って、口を開いた。
”ちょっと待って。何もしていないって?
俺はこうこう、こういう風に仕事を進めているし、
お前達にちゃんと報告している。
それのどこが進んでないって言うんだい?”
って、話し始めたら、止まらなくなった。

日本にいたときは、ぶちぎれるのはしょっちゅうのことだったから。
今まで、大人しくしていたから、さすがにびびったみたいだった。

会議が終わった後、不平を言ったスタッフが二人、
僕のところに誤りに来た。
”不平を言ったわけではない。
問題だと思ったから、上司に伝えたんだ。
気分を悪くしたのなら、申し訳ない。”と。

僕自身はぜんぜん気にしていなくて。
ただ、ここの人は、自分の正当性を認めさせるためには、
同じ会社の人も踏み台にするんだなぁ。。
と、実感した。

こちらのスタッフにきちんと伝え切れていない自分も悪いと思ったから、
プロジェクトがそこまで進んでいない訳ではないことだけを伝えたかった。

そんな風土のところで働いているんだなぁ、思うと、
何だか、力が抜けてきた。

ただ、人がどういう評価をしようと関係ない。
見ている人が見ていてくれてるのなら、それでいい。
とにかく、ちゃんと仕事が進むように、心がけるようにしよう。

それは、今までとなんら変わらない、僕のスタンスでもあるのだから。

悪いものは悪い

2005年08月05日 07時48分52秒 | 自分

何を言ってもきっと言い訳で、
もうどうしようもないことなんだよ。

これ以上は、何も出来ない。

僕が悪い人になってもいい。
と言うか、現に悪い奴なんだから。

中途半端に見え隠れして、未練を残すより、
今、この場所から完全に消え去ってしまうほうが
よっぽどいい。

どこにでも。

2005年08月04日 08時14分51秒 | 思うこと
ここにもいるんだなぁ。

文句ばかり言って、自分のことは棚に上げて
人のせいにばかりする人。


確かに、言い方は悪いけれど、
ここの人は自分の非を認めない人が多い。
自分が悪いのが明確なのに、謝らない。

言い訳ばかりで、あまりに見苦しくて、
見ているこちらが恥ずかしくなる。
きっと、そういうお国柄なのだろう。

これからどう改善していくのかが大切なのに、
ここでは、そういう考え方が根付かない
風土なのかも知れない。

信頼

2005年08月03日 08時36分37秒 | 思うこと
確かな情報を伝えても、
受け手の人が発信する人を信頼していないと
信じてもらえない。

そういう信頼は、
一つ一つの積み重ねでしか
積み上げられないものだ。


受け手の人がほんとに困っているときに
どこまで自分のことのように感じられて、
どこまで相手のことを思いやれて、
対応できるか。
なのだと思う。

そこには、お金も、名誉もなく、
ただ、自分の持っているものを最大限に発揮し、
いっしょに達成感を分かち合いたい、
と言う、その思いだけなのだ。

口ではなく、
腕で信頼を得られるようになりたい。