北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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時を越えた親子の絆

2008-08-12 19:31:08 | 映画
昨日は札幌からお客さんが来たので、課長以下8人で夜の街へ。
22時半頃解散して23時頃に帰宅したが、そのままバタンキューで、今朝も少し疲れが残る状態。
だからってわけじゃないけど、今日は午後から休暇を取った。
目的は、「ゴーオンジャー」と「仮面ライダーキバ」の劇場版を観るため。
別に土日でもいいんだけど、平日の方が、子供達の付き添いで見に来るお父さんお母さんの数も少ないだろうと思ったので、先週から、仕事のスケジュールを調整して、今日観に行くことに決めていたのだ。

しかし、劇場に到着して見ると、そこには、ロビーに溢れんばかりの親子連れの姿が。
それを見て、「ああそうか、お盆時期だからお父さんお母さんも仕事休んでるのかなあ・・・」と思ったのだけど、
その実は、「ゴーオン&キバ」とほぼ同時刻に上映されている「ポケモン」の映画目当ての親子連れと、ちょうど上映が終ったばかりの「ポニョ」を見終わった親子連れがほとんどで、「ゴーオン&キバ」が始まってみると、場内の客は、恐らく10人もいなかっただろうという状態。
ここまで少ないと、ファンとしては逆に寂しくなっちゃいますよねえ・・・。
多分、今まで見た映画の中で、一番少なかったと思う。

さて、前置きが長くなっていたけど、今回の2本立てのうち、楽しみにしていたのは、以前にもここで情報を紹介していたとおり、「ゴーオンジャー」の方だった。
楽しみな要素としては・・・

・春田純一さん&菊地美香さんのゲスト出演
・敵の怪物の声を、「デンジマン」のデンジグリーン=緑川達也役の内田直哉さんが担当されること
・雑誌等でも紹介されている、ゴーオンイエロ=早輝の可愛い着物姿

などなど色々とあったけれど、実際に見終わってみると、「ゴーオンジャー」も無論良かったが、今回は、「キバ」の方が良かった気がした。
「キバ」劇場版の大きなテーマは、紅音也&渡、麻生ゆり&恵の2組の親子の、22年の時間差を越えた邂逅。
とりわけ、我が息子・渡との対面を果たした音也が、いつもの軟派な調子ではなく、しっかりと父親の顔になっていて、敵の手から渡を守り、人生において大切なことを真剣に説く様子は、演者の演技力もあるのだろうけど、音也という人物のキャラクターの幅を広げた気がして、スクリーンに見入ってしまった。
ほかにも、ゆり&恵親娘がついに○○(あえて伏字)を果たしたのも見逃せない重要なポイントだが、ラストシーンで、音也とゆりが22年前に帰っていく際の息子、娘との別れの様子は、見ていて本当にグッときてしまった。
これ以上は詳細には触れないけれど、これは本当にオススメの作品です。
今まで観た平成ライダーシリーズの劇場版の中では、自分にとっては文句なしにNo.1だと思いました。

そういや、テレビ本編では、1986年の過去編で活躍する、音也とゆりについては、2008年時点での生死は不明という設定になっていたような気がする・・・。
劇場版と似たようなタイムスリップシーンは既に登場しているけれど、2008年時点での2人の生死は一体・・・?この辺も、今後の楽しみの1つかなと思う。
コメント (2)
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