
7月29日、140年の時を経て、五稜郭公園内に復元された「箱館奉行所」。
1864年に、江戸幕府が蝦夷地防備・統治のために最後に開設した和風の大きな建築物で、面積は約2700m2。
戊辰戦争の終盤の戦いで、旧幕府軍が降伏して1869年に五稜郭を明け渡した後、1871年に解体され、このたび復元されたものである。


内部では、箱館の歴史に関する資料が多数展示されていて、役人別の詰所4つを渡る「再現ゾーン」、五稜郭や奉行所、箱館戦争などの資料が展示されている「歴史発見ゾーン」、「映像シアター」、今般の復元工事に関する資料が展示されている「建築復元ゾーン」に分かれている。
これから、函館の新たな観光名所として、人気を集めることとなりそうです。