二年目の３Ｄ

「仮面ライダーＷ　ＦＯＲＥＶＥＲ　ＡｔｏＺ　運命のガイアメモリ　＆　天装戦隊ゴセイジャー　エピックＯＮ　ＴＨＥムービー」　を観てきた。
昨年のシンケンジャーに続いての３Ｄ上映だったけど、３Ｄはゴセイジャーだけだと思ってたので、Ｗもそうだとわかって、ちょっとビックリ。

観ての感想としては、３Ｄ二年目ということもあってか、心なしか、昨年よりも迫力が増したように感じた。
ゴセイジャーでは、冒頭の宇宙のシーンや、ラストの巨大戦など、３Ｄの醍醐味である、「飛び出す立体感」がとてもよく描かれていたように思う。

でも、ストーリー的に楽しめたのは、やっぱりＷの方。
翔太郎よりもフィリップを中心に描いたストーリーだったけど、翔太郎や竜の見せ場もきちんと用意されていてたし、何より、出番は少ないながらも、本編のレギュラーキャストがほぼ総登場だったことや、第一話以降の主要ゲスト達が、「友情出演」としてさりげなく登場していたのも良かったと思う。
レギュラーキャストの見せ場という点で言うと、街にばら撒かれたガイアメモリを、ウォッチャマンやサンタちゃんまでもが持っていて、彼らまで（一時的に）ドーパントになっていたという展開や、クイーンとエリザベスが持っていたメモリが、「Ａ」と「Ｋ」と「Ｂ」だったという小ネタが面白かった。（後者の方は、お父さん世代だけでなく、子供達も、気付く子は気付いたかも？）

そして、劇場版限定の敵「ＮＥＶＥＲ」。
一度死して蘇った者という設定だったが、松岡充さん演じる大道克己は、悪意みなぎる中にも物悲しさが感じられ、それがストーリーと良くマッチしていたと思うし、そんな敵と、愛する風都を守るために戦う翔太郎とフィリップの姿は、正に「ＦＯＲＥＶＥＲ」に相応しいと思った。
本編はもうすぐ終わってしまうけど、最後にこういう映画を観ることができて、とても良かったというのが正直な実感です。

さて、今回は３Ｄで観たけど、どうしよう、２Ｄでももう一回観ようかな・・・？
ま、そこは気が向いたらということで。