北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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時の鐘

2017-07-08 16:37:23 | 道外旅行記



早いもので一ヶ月以上前になってしまったけど、東京滞在中、日曜日を利用して、川越へ行ってきた。
川越市中心部には、JR川越線&東武東上線川越駅、東武東上線川越市駅、そして西武新宿線の本川越駅と四つの駅があるのだけど、小平からの移動ということで、本川越駅で下車。
大規模商業施設と一体になった立派な駅ビルです。





駅前には、こんなカラーのマンホールが。
これから向かう蔵造りの町並みが描かれています。





幾つか考えていた候補地の中から川越へ行こうと決めた最大の理由は、この本を小平に持参していたからでした。
映像を繰り返し見たわけではないので、本の内容と映像を見た際の記憶を頼りに、いざ出発。





本川越駅から、県道39号のうち蔵造りの町並みが広がるエリアまでは、徒歩で十分程度。
日曜日ということもあり、凄い人。





蔵造りとは違うけど、印象に残る建物があったので一枚。
「埼玉りそな銀行川越支店」の建物です。

鉄骨鉄筋コンクリート造三階建ての塔屋・金庫室付の建物で、塔尾の先端までの高さは25.2mあるそうです。





歩きながら車通りの多さを目にして、観光名所なんだからもう少し何とかできないのかな(車は迂回するとか)と思ったのだけど、先述の通り、ここは幹線道路である県道なので、そういうわけにもいかないんでしょうな。
大きな事故にならないよう、車も歩行者も、お互いに配慮し合いながら通行することが大事なんだなと思いました。





小さな路地の先にあるのは、名所の一つ「時の鐘」。








ご覧のとおり階段は閉鎖されていて登って行くことはできないけど、「ブラタモリ」本編では特別に開放され、タモリさんが鐘を撞いていましたね。
私も登ってみたいなあ・・・。





「時の鐘」は、今から約四百年前、当時の川越藩主だった酒井忠勝によって創建されたといわれています。
度重なる火災によるで鐘楼や銅鐘が焼失を繰り返したのち、1893年に発生した川越大火の直後に建てられたのが、四代目に当たる現在の建物。
当時、町の三分の一が大火で焼失した中、暮らしに欠かせない「時」を告げる時計台は、自らの店も再建していない川越の商人達によって、いち早く建て直されたそうです。
コメント
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