北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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創業100周年

2021-11-23 16:40:50 | 札幌

 

 

札幌の中心部にある老舗お菓子店「千秋庵」。

函館にいた頃、北海道でのルーツとなったお店について紹介したことがありましたが、その記事でこんなことを書いていました。

「1921年創業」

 

 

そう、今年は、創業100周年の記念の年なのです。

函館時代の記事に書いていたことを再度書きますが、元々「千秋庵」は、1860年、秋田藩士だった「佐々木吉兵衛」が、箱館に渡って菓子販売を始めたのが出発点とされています。

秋田で「千秋」といえば、秋田市の中心部に「千秋公園」という公園があります(こちらこちらを)が、「千秋」とは、秋田の「秋」に長久の意の「千」を冠し、長い繁栄を祈ったものとされているそうです。 

その後、幾つか独立した中の一つが、大正10年(1921年)に独立した「札幌千秋庵」(現在は「千秋庵製菓株式会社」)です。

因みに、これはあまり知られていないのかもしれませんが、帯広にある、道内外問わず大人気の、あの「六花亭」も、実は昭和8年(1933年)に誕生した「帯広千秋庵」がルーツになっています。

 

 

 

「千秋庵」も、他のメーカーに負けず劣らず、魅力的なお菓子が沢山ありますが、人気のトップ2は、この「山親爺」という煎餅と、

 

 

この「ノースマン」でしょう。

千秋庵好きの人たちの中でも、「山親爺派」と「ノースマン派」に分かれているようです。

 

 

あ、「onちゃん」がいましたよ!

STVの「どさんこくん」と、UHBの「みちゅバチ」もいます。

HBCの「もんすけ」はいないようですね・・・。

 

 

まずこちらが「ノースマン」。

北海道産小豆を利用した餡がサクサクのパイ生地に包まれていて、甘さは控えめです。

 

 

 

そしてこちらが「山親爺」。

私はどちらかといえば「山親爺派」です。

「山親爺」といえば、北海道民にはあまりにも有名なこちらのCMですね。

 

 

このCMソングの歌詞にもある「シャケ(鮭)」を背負った熊がデザインされています。

バターとミルクを使用した洋風煎餅で、北海道を訪れた観光客のお土産の定番となっています。

 

コメント (2)
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