FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

20200301

2020-03-01 06:00:00 | 映画

スマホのお勧め記事

まあ、順当ですわな。しかしこれ、コブラ。ゴルゴ、シティーハンターの遼は分かるけど
あとぜんぜん分からない(笑)
で、次元大介といえば、ルパン三世 2ndシリーズの99話ですな


この話、フランスから話が始まって、ルパンはADO15のミニを使います。
ルパンといえばなぜかフィアット500。フィアットを使うのは1stの後半とカリオストロ
ミニに関しては、この話とVSクローンで不二子の車をかっぱらって使うんですが
ヘクサゴンの大いなる遺産ではトラックに変形するというタツノコプロのメカ並の変形で大活躍します
1stでは最終回でやっぱり不二子が使うので、不二子のイメージが強いのかな。

荒野に散ったコンバット・マグナム 
脚本は大和屋竺氏で
この脚本と吉田しげつぐ氏の演出がうまいのよ
原作はウエスタン次元

銭形警部の包囲網と突破してパリの下水道を逃げるんですが
下水道がアニメに出てくればお約束は、生き延びている鰐です。
次元が何かに気づいて身構えるんですが
それより早く撃つのがこの人
この次のシーンで次元は銃を抜いていて、ルパンはホルスターの銃に手をかけている状態
これが3人の抜き撃ちのの早さ
ストーンマン>次元>ルパンの順
5年前の果し合いに次元が遅れて、決着が付かなかった。
次元は5年前はストーンマンが命拾いをした、腕が俺のほうが上だったから
という
今はと聞かれて、5分かなと答える。
五右衛門がストーンマンを追うのは、友情からというより
次元がかなわないと思っている
五右衛門は、若くて未熟で、ものの見通しが甘いというかなんと言うか
次元はストーンマンにかなわないと思ってる。
その割りに、根拠の無い自信で自分はストーンマンに勝てると思っている。

ルパンはのんきにかばんを縫っている。
それはなぜか(後述)
早撃ち0.3秒というと記録的にはそんなでも無い
たとえばBobMundenという人は0.1秒の間に抜いて2発撃って、ホルスターに収める。
でもこれは専用のホルスターと早撃ちスタイルでのはなし
競技射撃の世界でハンズアップから銃を抜いてセフティを切って、狙って、撃って
命中圏内に当てる、これを1.5秒でできればまずまず一流どころ
これも使うのは競技用のホルスターだから
ジャケットの下のホルスターあるいはベルトに挟んだ銃を抜いて撃つのに0.3秒というのはかなり速い

五年前 ストーンマンが岩に撃ち込んで書いた次元の似顔絵
ストーンマンは絵の才能はあるな

五右衛門は、若くて未熟で、次元はストーンマンにかなわないと思ってるんだけど
根拠の無い自信で自分なら勝てるとうぬぼれている。
だから自分が変わって果し合いの相手になろうとする。
次元はその若さと友情をうれしく思いつつ
彼を押しとどめる。もうひとつは次元には五右衛門が勝てないことが分かっているんですね
いざ抜き撃ちの果し合い
次元が銃を抜くと

愛用のコンバットマグナムをばらして エンゼルとグレーテルよろしく
道しるべにしてゆきます。
で、この話では次元の愛銃はコンバットマグナムなんですが
原作の「ウエスタン次元」では
「オレのワルサーを・・・」といっております。
でも描かれた銃はワルサーとは似ても似つかないんですが

ルパンが抜く寸前にメッセージを記した石とすりかえる。
これがうまいのよ
下水道のシーンでは
ストーンマン>次元>ルパンの順
だったんですが、ルパンは次元より一枚上手の部分があるという描写ですな
この場面ではさっきの比較をすると
ストーンマン≒ルパン>次元の順
次元かなわないジャン

五右衛門も不二子も次元の心配をする
ルパンを冷たいと非難する。それはルパンが次元に加勢しないから
でもルパンはこう答える
”はじきの組み立てくらい目を瞑ってもできる男だ”
不二子と五右衛門はストーンマンと次元では次元の分が悪いと思っているんですが
ルパンは次元の勝ちを疑いもしない
だから、のんきのかばんを縫っているし
不二子にも銃を組み立てる話で回答する。
おそらくはルパンには2人が何でそんな心配をするのかが分からない。
で、クライマックス
次元が、”そろそろ弾がなくなるころだ”
というとストーンマンが上着を脱ぎ捨てて

弾が尽きないことを描写するんですね
撃てない次元と撃ち放題のストーンマン
事情を気づかれて、最後パーツのシリンダーを撃ち飛ばされるんですが
ルパンが次元のほうに撃ち飛ばして、パーツは次元の手に
銃を組み手ててほぼ同時に撃つ2人

この話で次元は撃つのはこの一発だけ
まあ、「ルパン」だから次元が負けるわけはないんですが
この手の題材のセオリー 乱射するやつはへたくそで、うまいやつは数を撃たない
ルパンも撃つのはこのときの一発だけ
しかも国境で待ってる状態だから銃は抜いていなくて
異変を察知してから抜いているので
ルパンはストーンマンより速いんですね
そういう意味ではルパン=次元>>>ストーンマンという
銃のうまさの序列が最後で完結するわけです。(速さはまた別でね)
銃の腕前、3+1人の友情や信頼
30分とは思えない詰め込み具合でよく消化されています。
香港映画や韓国映画のいいのが入っていると
日本の映画の体たらくを嘆く人は多いんですが
いい脚本が少ないってのが日本の映画界の問題なんじゃないですかね
スタートレックの製作の話とかの本読んでも
脚本何回も書き換えてますもん
今脚本が重視されるのって三谷幸喜さんのような有名な脚本家の作だけで
スターではない脚本家のリライト何万回とかいう話聞かないものなぁ
脚本を練るということをもっとよくしたら
映画も変わるんじゃないかと
それとジャニーズは持ち込まれた企画を了承するときに
脚本をちゃんと呼んでからにしたほうがいいと思います
ジャニーズのタレントさんは才能も実力もある人たちが多いとは思うのですが
ときどき、惨憺たる作品が送り出されるのはここら辺が原因ではないかと
あ、この作品はトムスエンタテイメントの55周年記念として
Youtubeでフルであがっています
https://www.youtube.com/watch?v=ObJMFS4zkp8
当初の予定ですと2020/01までということでしたが
まだ見られますので
未見の方はぜひ!

おまけ
最初のランキング サイボーグ009の
004ことアルベルト・ハインリッヒが入っていないのは納得できんな
地下帝国ヨミ編の 004”そのやろうとの勝負は、おれにやらせてくれっ”
のくだり、アニメでもあるよね
”お前さんとは長い付き合いだからな”の台詞が無茶無茶かっこいいんだけど
原作は読んでいない人がおおいしアニメも2001ねんだからなぁ

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