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戒壇と会見とワタシ

2024-10-22 06:00:00 | 映画
3で終わりとばかり思っていたら
ファイナルがあった ジャン=ポール・ベルモンド傑作選
その3 オーラス
 
 
 
 
レ・ミゼラブル
映像化作品中最高傑作と言われております
Arm Joe(違
舞台を現在に移して WW2のドイツによるフランス占領とユダヤ人迫害を背景に
学のない男の人生を描いております
ベルモンドは3役 親子と劇中に登場するジャン・バルジャン
主人公のアンリは字が読めないので
おまえはジャン・バルジャンの様だといわれて
「ああ無情」の本を買い、人に読んでもらう
ユダヤ人弁護士一家をノルマンディ付近から引っ越す際に
検問を逃れるためにトラックに同乗させる
娘をかくまうためにカソリックの寄宿学校に入れる
修道長はすべてを察して何も言わずに受け入れてくれる
戦争中 ゲシュタポと組んではいるもののヴィシー政府の給料を狙う
まあ空襲警報をネタに押し込みをやるというあまり褒められたものではない行動
お話は原作を劇中劇と、30年ごろの映画として描き
メインのストーリーは原作をなぞりつつ40年代に置き換えていて
この置き換え部分がうまい
またユダヤ人迫害も描いているてナチスは悪く書かれてはいるけど
それだけではなく、フランス人の悪辣ぶりも描いていて
これが結構意外
ユダヤ人のジーマン一家の受難も描かれる
これ12番かな
主人公アンリが頼まれてノルマンディの寄宿舎に匿うサロメ
彼女がすごくかわいい
戦後の再会 慰安婦になることを拒否し収容所に送られたサロメの母
ラストの大団円
この手のドラマというかは苦手なのですが
これは良い映画でした
レ・ミゼラブルの映像化作品中最高傑作と言われるもの納得
 
エンディングにふさわしい映画です
でもね、まだやってない傑作ありますよ

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