FORTY THREE-SEVEN

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意欲と発表とワタシ

2023-07-25 06:00:00 | 映画
見てない映画のレビューをする人たち


以前お話しましたけど このレビュー公開前に投稿されておりまして
明らかに悪意があります
YAHOO映画 検索と統合されてしまうとはいえ
公開前の映画について投稿できてしまうというのは
まずくないか

見てないといえばこれ
復讐するは我にあり
監督    
今村昌平

出演者
緒形拳
三國連太郎

倍賞美津子

キネマ旬報ベストテン1位
第22回ブルーリボン賞
第3回日本アカデミー賞作品賞受賞
配給収入は6億円
これほどの映画なのに!!!!
日本映画でこれほど誤解されているシーンもないと思う
敬虔なクリスチャンの父親(榎津鎮雄:三国連太郎)が旅館を経営し、榎津の妻子とともに暮らしている
奥さん(加津子 )役が倍賞美津子さん
奥さんは義父の鎮雄に崇拝に近い気持ちを持っている
実際のストーリーは
鎮雄が入浴しているところに加津子 が入ってきて
背中を流させて、自分で迫るというシーン
だいたいなんで義父と一緒に風呂入るんだよ
加津子が後から忍んで入ってくるんだよ
書いてて気が付かんのか

なのだが
なぜか公開当時から鎮雄に襲われるという解説が付くことが多い

鎮雄は振り切って肉体関係はむすばないんだけど
ぎりぎりのところで自分の欲望を制して振り払う
という絶妙の演技
その後息子と離縁して、今ある縁談を受けろ
という
加津子 が自分を好いているのでそうしないことはわかっている
三国さんはこの小狡さを見事に演じているのだけれど
そういう細かい演出を全然見ていない
みんなバイショーの乳に気を取られて
本質を見抜けていない
これがラスト榎津の遺骨を2人で引き取りに行っての
会話に繋がってくる
マジでこのあたりが三國連太郎さんの名演技なんだけど
嘆!


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