日本に今必要なシュンペーター理論

2050年の世界の概要　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2050年の世界

概ね2050年の世界とくにアフリカに対して楽観的にみています。但し日本に対しては厳しいです。世界に対するGDP比率が１/３になるとか散々です。何もしなければでしょうが、著者は核保有三国（ロシア中国北朝鮮）に囲まれている世界一危険地帯にいる日本が今後何もアクションを起こさないのは考えられません。


著者が考える日本復活の鍵
我々が並外れた乱気流の時代（カオス）に生きていることは言うまでもない。しかし、シュンペーターは、この乱気流の中にもそれなりの理屈が隠されていると解く。起業家（日本人）は一時的に競合相手（中国、韓国）の優位に立てるようなイノベーションを繰り返し創造している。そういうイノベーションが経済に打撃の波を送り込むと、起業家（日本人）は新たなビジネスの環境に順応すべく努め、制度や組織は新たな現実に順応すべく懸命になる。改善された生産性の価値は限りなく変動する。

シュンペーターとは
オーストラリアの経済学者（１８８３-１９５０）イノベーション理論を確立した。
人間は豊かで幸せな人生を送るために勉強もし、仕事もし、社会貢献するのだと思いますが、それを実現させる担い手が企業である。企業の発展なくしては人類の発展はないといっても過言ではない。企業の発展に欠かせないのがイノベーションである。