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藤井聡太叡王初防衛も、出口若武六段102手目の疑問手『42銀✕42角〇』で逸金星

2022-05-25 07:52:00 | 日記
千葉県柏市で24日に行われた将棋の第7期叡王戦五番勝負第3局で勝ち、今年度最初の防衛戦を制した藤井聡太五冠(19)藤井はタイトル戦での連勝記録を13に伸ばし、歴代2位の羽生善治九段(51)に並んだ。 。挑戦者の出口若武六段(27)を相手にストレート勝ちししましたが、終盤戦、AIの評価では形勢は揺れ動いていました。102手目42銀ではなく、42角なら出口が勝っていたかもしれません。只、 AIの読み筋は人間(実戦)では選べない手も多く、評価値を見ながらの第三者目線と対局者の心理は全く違うことでしょう。双方秒読みでの攻防は迫力満点でした。 最終盤、藤井聡太叡王に攻め急ぎの疑問手が出て、出口若武六段に本局最大のチャンスが訪れます。ただ、その正解手は秒読みでは発見が困難。次の指し手で形勢が傾き、最後は藤井叡王が勝利を収めました。 挑戦者の永瀬拓矢王座(29)と対戦する6月3日開幕の「第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)が、全8冠制覇の実現を占う試金石となる。
藤井五冠が手にしていない残り3タイトルのうち、王座戦は今月6日の決勝トーナメント初戦で大橋貴洸(たかひろ)六段(29)に敗れ、今年度の獲得が消えた。藤井五冠の大橋六段との対戦成績は2勝4敗。通算勝率8割超の藤井五冠に勝ち越す数少ない棋士の一人だ。
大橋六段は創造的な棋風で知られ、新手や妙手を指した棋士に贈られる「升田幸三賞」を受賞している。「週刊将棋」元編集長で大阪商業大学公共学部の古作登助教(59)は「藤井五冠は棋風が個性的な棋士に苦戦する印象がある」と指摘する。
棋聖戦挑戦者の永瀬王座も個性的な棋風で、相手の有効な攻めがなくなるまで受け続ける「根絶やし流」と呼ばれている。藤井五冠の永瀬王座との対戦成績は7勝3敗だが、好調だった昨年11月と今年1月に連敗。永瀬王座は今年度負けがなく、勢いもある。
古作さんは「藤井五冠が色んなタイプの棋士を相手に防衛できるかどうか、真価が問われる。成功すれば、8冠ロードも視野に入る」と話した。

❷ 将棋界最高位のタイトル戦、第35期竜王戦7番勝負の第4局が11月8、9の両日、福知山市内記の福知山城で開催されることが決まった。福知山城での対局は2018年の竜王戦以来4年ぶり2度目。史上最年少で五冠を達成した藤井聡太竜王(19)が、天守閣の特設対局室で新たな挑戦者を迎え撃つ。
 竜王戦(読売新聞社・日本将棋連盟主催)は、毎年10~12月に竜王位をかけて7番勝負で行われる。昨年の第34期竜王戦では、挑戦者の藤井王位・叡王・棋聖が当時の豊島将之竜王を破り、初の竜王位を獲得した。

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