エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・レイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。6回5奪三振2安打1失点と好投したものの、今季4勝目はならなかった。 打線が8回に同点に追いつき黒星は消滅。チームは延長10回で2-4で敗れ、連勝は3でストップした。 打撃では4回1死から一塁内野安打で出塁。2死後、二盗を決めて今季5個目の盗塁をマークした。通算60盗塁としたが、得点にはつながらなかった。初回2死は一ゴロ、6回2死は遊ゴロと160キロ前後の剛速球を武器とする左腕マクラナハンを打てなかった。8回2死一塁は空振り三振に倒れた。4打数1安打1盗塁で打率.258、通算100号本塁打はお預けとなった。
❷8年ぶりの地区優勝へ向けてロケットスタートを切ったエンジェルス。彼らの好調な滑り出しを支えるのが、ふたりの“偉才”。大谷翔平とマイク・トラウトである。 言わずと知れた二刀流スターの大谷は、ここまで投げては3勝(2敗)、防御率2.78、奪三振率12.80をマーク。打っても打率こそ.258ながら、6本塁打、21打点、長打率.445と上々の成績だ。一方、過去3度のMVP受賞者であるトラウトも今季は絶好調。打率.337、9本塁打、19打点、OPS1.183、長打率.457と軒並みハイアベレージを記録しているのだ。 球界屈指の才能を持つ両雄が健在だからこそ、エンジェルスが地区優勝争いを繰り広げられている。