アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は歴史的な物価高を抑制するため0.5%の利上げを決めました。 FRBは4日、金融政策を決める会合で政策金利の誘導目標を0.5%引き上げ、年0.75%から1%の範囲にすることを決めました。0.5%の利上げ幅は通常の2倍にあたり、2000年5月以来、22年ぶりの大幅利上げです。 FRB パウエル議長 「物価はあまりにも高過ぎる。0.5%の利上げを今後、複数回の会合で行う選択肢もある」 さらに、景気を下支えするため購入したアメリカ国債などの保有資産についても、6月から段階的に減らし始めることを決めました。しかし、上げ幅が市場予想を下回ったため、ニューヨークダウは大幅続伸、過剰な利上げへの脅威が後退(4日)結局、 米国株式市場は大幅続伸。ダウ平均は932.27ドル高の34061.06ドル、ナスダックは40 1.10ポイント高の12964.86で取引を終了した。
この強気の流れを引き継げば、6日の東京市場にも好影響を与えそうです。