『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

❝米インフレ予想再燃?❞物価指標の上振れで金利上昇

2022-12-10 03:19:14 | 日記
 
前日のダウ平均は軟調にスタート後、63ドル高まで上昇する場面もあったが、305.02ドル安(-0.90%)と一日の安値で終了。S&P500とナスダック総合も0.3-0.5%高まで上昇後、それぞれ0.73%安、0.70%安で終了した。週間では、ダウ平均が953.42ドル安(-2.77%)、S&P500が3.37%安、ナスダック総合が3.99%安とそろって3週ぶりの反落となった。
寄り前に発表された米11月PPIは前年比+7.4%、前月比+0.3%となり、それぞれ市場予想の+7.2%、+0.2%を上回った。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPPIも前年比、前月比で予想を上回る伸びとなった。来週13-14日のFOMCでは0.50%の利上げが見込まれ、4会合連続での0.75%の利上げからスローダウンが予想されているが、インフレ抑制のための利上げ長期化が景気後退を招くとの警戒感が強まった。

11月の米生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回る上昇となり、インフレが米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続を促すとの見方が強まった。米長期金利の上昇も株式相場の重荷になっている。
 11月のPPIは前月比0.3%上昇と市場予想(0.2%上昇)を上回った。これを受け、長期金利は一時3.54%と前日終値(3.48%)から上昇した。ただ、13日には11月の消費者物価指数(CPI)の発表を控える。金融政策への影響が大きいCPIを見極めたい投資家が多く、PPIを受けて一方的に売られる展開にはなっていない。

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