『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

日本「一億総下流社会」へ…4割が「努力しても親より経済的に豊かになれない」と考え・・

2024-04-15 05:30:41 | 日記
2022年9月に労働政策研究・研修機構が発表したNHKとの共同調査では、「中流の暮らし」を送るのに必要な年収についての回答で600万円以上とする割合が最も高く、過半数が「中流より下の暮らしをしている」と答えていたことが分かった。 
20〜69歳の男女を対象とした調査で有効回答数5370人のうち4割が「親より経済的に豊かになれない」と考え、「日本では、努力さえすれば誰でも豊かになれる」という考えに否定的な傾向だった。
イメージする「中流の暮らし」とは、「世帯主が正社員として働いている」「持ち家に住んでいる」「自家用車を持っている」の割合が高い。学歴が高いほど「結婚して、子どもを育てている」「子どもに高等教育を受けさせることができる」とイメージしている。
こうした「中流の暮らし」を実現するには、いくら必要なのか。配偶者がいる場合の夫婦を合計した年収は「600万円以上」と「800万円以上」、配偶者がいない場合は「400万円以上」と「600万円以上」に回答が集中した。
20代では「持ち家に住んでいる」「自家用車を持っている」ことが中流の条件と思っている割合が、他の年齢層より明らかに低い。
そして、「よい人生を送るための条件としてもっとも重要なこと」の問いに対して、「真面目に努力すること」と全体の46.1%が答えているものの、年齢層で違いが出た。
60代の57.0%が最高で、年齢が低くなるのに比例して回答の率も低くなり、20代が最も低い38.9%だった。
若い層で、格差を当然のことだと受け入れてしまっていることが、調査結果に表れている。まずこういった社会を作った、国会の無能・高齢な議員を排除すべきでしょう。
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